環境が良い、エレベータ設備のある高級公団です。
整備レベルは良いようで、「管理費水準は高い」と言えます。
開発時の秦野市の住民への要請から始まった経緯から、自治会を一部住民が牛耳っています。
自主防災会も同様です。自治会と一体で自治会に入るしかありません。
管理組合も同じ派閥の住民と思われる集団が牛耳っています。
どこにでも良くある状態です。
現在の管理会社、「長谷工コミュニティ―」の管理の仕方は、いわゆる「上から目線」の一方的なもので閉鎖的ですが、これも良くある水準です。
住民同士は「挨拶もしない」ので最初はびっくりです。特段の理由はないようです。
地元になじめれば、受け入れるようです。
「意見」は正論でも言わないことです。とんでもないことが起きることがあります。
全般に「閉鎖的」と言った住民感情なのでしょうか?
其々の感じ方ですので、「月並みな水準」と考えて、お試しあれ!
完成時期:1994年01月とありますので、ちょうど25年ですが、建物メンテナンスについての住民の関心は薄いようです。工法が「プレハブ」と言ってしまうと嫌がられますが、コンクリートが、「現場打ち」でなく、工場生産ですので、品質は高いようです。一部で壁のつなぎ目から、湿気が入ってくるので、そこだけカビが生えてきます。壁と壁をつなぎ合わせる工法ですので、大規模修繕でメンテナンスが必要な個所です。
「結露だ」と不動産屋や管理会社は言いますが、「欠陥」とまではいかない「弱点」です。
コンクリートの寿命を決める「酸化」具合を調べていないようですので、一般的なコンクリートの寿命である50~60年と見ておくとよいでしょう。私は生きてはいませんので気にしませんが、これからお金がかかり出す年月です。
でも修繕積立金は10億程度あり、大規模修繕の備えはあります。ただし利権をむさぼる業者と一部の所有者がいるのも事実です。
「建て替え」までは無理でしょう。
注意すべき点は同じ建物でも、一部の部屋で排水が十分でないところがあることです。契約する前に、「風呂おけ」をいっぱいにして、一気に抜いて見ると、洗い場にどの程度あふれてくるかを確かめられます。原因は部屋の中にはなく、建物の排水管システムの問題のようで、はっきりしません。洗い場からあふれることはないと思いますが、多少であれば実生活に支障はないでしょう。私は、この問題で契約した部屋をいったんキャンセルして、別の部屋にしました。