妻の実家が近くにあり気になり掲示板をみていました。
私はむかし保険会社にいたことがあるので経験上で書き込みます。
長文になりますがこれはあくまでも私見です。
前にも誰かが近いことを書いていたけど大京系の管理会社が保険代理店の場合は施設賠償は1~2億程かけていたと思います。
保険会社にいたときマンション管理士かなんかの依頼で大京のマンションを複数見積したけどどれも相当がっつり補償をつけていました。
しかも再調達価格に対する主契約の保険金額設定がどれも6割以上あり保険契約としてはめちゃくちゃ優良かつ適切な金額設定の契約ばかりでした。
今回の事故は鑑定は当然入るだろうけど全国ネットで報道された大きな事故でもあるため審査部門単体でこの件の最終決定は出来ない若しくはしないと思います。
違法行為や明らかな不法行為もなく、圧倒的かつ誰がみても明確に支払う根拠がない状態ではないのに支払い否決とした場合に被害者や保険契約者などと揉めてそれが原因でマスコミやネットで叩かれたらこれ以上ないマイナスイメージとなる上に不当な不払いとして保険業法上の問題にもなり兼ねないので最終的には特別稟議起案の上で経営判断となると思います。
私がいた会社では全国ニュースとなって高額の支払いで判断が微妙な案件は週時役員会に個別議題として上程され稟議起案や過去事例等に基づき判断されていました。
それと併せて大手代理店の頼みもあると思うのでこの案件は保険会社は特にごねることなく支払いをすることになると思います。
個人で保険会社を相手にしたら問答無用で否決される案件が大手代理店が頼めば何も問題もないかのように通ることなんて保険業界ではよくあることです。
大手代理店経由の案件は営業部門がかなり言ってくるので審査部門も多少は甘く査定するためです。
それに審査部門の担当も大手代理店であればそこの会社の専門の事故、審査担当がいるので融通が利きやすい。
今回の事故も一億程(多分7,000万~9,500万程度と思われる。進学先(医学部など)や親が会社経営者で跡取りであるならば増額)を出し渋って向こう10年の数十億を捨てる若しくは減らす選択は審査部門単体ではとてもじゃないが出来ない。
そうした状況を含んで経営判断することになれば必然的に支払いする方向に話が向きます。
管理責任を問うためや事故に対する怒りもあるだろうから保険会社が支払いを渋り住民が困ったり苦しんだりするのを見たい人もいるだろうけど保険会社としては事故原因の追求などより少しでも早く支払いをして何事もなく案件処理したいっていうのが本音だと思う。
20 匿名さん のおっしゃるとおり、「石垣までは公道の整備で築造された公有地、 石垣より上部の草木が生えていた部分がマンションの敷地」ということならば、石垣が崩れたことに関してはマンション住民の責任問題にはならないでしょうかね?
ここはマンションだったからまだマシ(人が亡くなっているので不謹慎ですが)。
同じような崖上に戸建てが建ってる所が逗子横須賀横浜あたりには山ほどある。
個人の住宅だったら管理責任も個人。組合も管理会社も保険会社もない。
今回の不幸な事故を機に崖の安全性を見直すことが犠牲になられた方に対する義務だと思う。
日経アーキテクチュアの記事によると、崩れた石垣部分もマンション住民の所有地みたいですね。
とりあえず、擁壁の修復工事が必要ですが、住民負担で迅速に着工できるのでしょうか。
このまま放置するのは危険なので、とりあえず自治体が工事した方がよいのではないですか。住民も異存ないでしょう。
・マンション管理会社を業務上過失致死容疑で告訴
・マンション区分所有者を過失致死容疑で告訴
マンション所有者の方たちは崖が自分たちの管理範囲だと認識してたのでしょうか。
うちのマンションも崖上に建っているので、いま管理組合は大わらわです。
マンションを買われる方は部屋ばかり見るようですが、土地にももっと目を向けるべき、という警鐘でしょうね。登記上、土地の登記簿には「敷地権」とあるだけで名前が載るわけではありませんから意識が希薄になるかと思いますが、土地は区分所有者の共有ですから、持ち分とはいえ自分の土地です。なのに、崖や地盤、また境界のことなどを知らないまま…。マンションの敷地の図面(地積測量図)を法務局でとると、まともな図面がなかったりします(建築時に測量はしているでしょうが、登記されていないので、正しい面積が公示されていない)。
逗子崩落・女子高生死亡 事故前日に亀裂発見 マンション管理会社、行政に伝えず https://news.yahoo.co.jp/articles/ed6e04433360b37b8fa36a1a42d8dc83ab7f...
刑事告訴の他に民事訴訟が起こされましたね。
何の過失もない1人の方が亡くなっていますので、だれも悪くなかったということにはならないでしょう。
崖上や崖下のマンションにはこういうリスクもあるのですね。