No.35さんのコメントは、あまりに反応が早いですが、すこぶる常識的で
真っ当な指摘だと思います。警察署の窓口で言われることともよく似ています。
住民の感じ方・考え方も常識的で真っ当だから、臨時総会(会計質問者を告訴)
の結果も 賛成182/反対9 になったのでしょう。
会計質問者が問題提起し、強く社会に注意喚起しているのは、
このような「常識的で真っ当」な感じ方・考え方が、不正経理の隠れ蓑(みの)
として利用されている可能性があるという点です。
約200名のコミュニティーが善悪を取り違え、加害と被害の関係を誤った判
断をするはずがない、とか、一流企業の野村不動産がマンションでそんな悪事
をはたらくはずがない、とか、人は様々な偏見・先入観を持つので、マンショ
ンの住民であるかないか、内外を問わず、そこを上手に使われてしまいます。
住民の中には、その巧妙な手口に全幅の信頼を寄せ、常勝軍団(管理会社+建
築コンサルタント+新旧管理人+弁護士+マンション管理士+旧専門委員会+
歴代理事長)への《仲間入り》をする者が多くいます。
No.33のような行為は5年を超えて続いているので、報告してみました。
画像は、返却された封筒です。
組織的な不正の疑いを指摘する個人は「勇気」を発揮しなければなりませんが、
マンション管理で特に達者な部類の人は、その「勇気」を「攻撃性」に読み換え、
「暴力」として発表し、濡れ衣(ぎぬ)を着せる技法を身につけています。
画像は、当マンションの構内26ヶ所に貼り出される『管理組合ニュース』で、
4年前の2012年11月のもの。
上から2番目に「広報紙の破損」という項目があります。
「12時から14時半の間に広報紙8枚が抜かれ、破かれ、捨てられていた。」
と書いてあります。
破られてクシャクシャになった広報紙のかたまりが撮影され、その写真つきです。
そこには管理人と一緒になって策動していた老人会の名前が写っています。
同会の活動予定表も「やられた」というわけです。演出だと思います。
構内の各掲示板は、A3のビッグサイズで8枚のポスターを貼ることが可能。
だが、白昼堂々8枚全部をビリビリ破り捨てるほど、管理組合に関心を持ち、
その活動に怒りを催す熱心な人はいません。
この「器物損壊」があったとされる場所は、住民のボス(旧専門委員会の幹部)
の家の至近です。そして、当時、私はまさに12時から14時の間にその付近
を通って帰宅や外出をしていました。
真の被害者が加害者扱いされている、ということでしょうか。
この掲示の後、約4ヶ月、ほぼ毎月のペースで「立入禁止の看板が抜かれた!」
「バイク通行禁止の看板が壊された!」「管理事務所そばの門扉のヒンジが抜か
れた!」等、やはり写真つきの『管理組合ニュース』で次々と発表されました。
当マンションの集合ポスト上部には「ビラ投函禁止/交番に連絡します」
との警告文が表示されています。官民の違いはありますが、マンションの
治安を守るという名目では、警察と管理会社と管理組合はほぼ同業です。
画像は、2013年1月中旬に構内の全掲示板に貼り出されたポスターで、
「警察に届けました」とはっきり書かれています。
疑問点は、
1.南京錠を壊して取り去ることなどできるだろうか?
2.「店舗棟シャッター破壊」とあるが、当時、店舗は診療所化の改造で、
一部取り壊しの時期だった(No.38の画像最上部の項目を参照)。
「破壊されたシャッター」はそれを撮影しただけのものではないか?
これらの真相・真偽を確かめることは、住民にはまず不可能です。
マンション管理の達人は、そこを突き、警察が動き出さない絶妙なレベル
で発信し、《イメージ操作》をしているように私には見えます。
他には、会計監査の必要を主張した元理事長宅の自転車1台が、定期総会
の議案書配布日の未明に盗難される、ということがありました。「1台」
なら警察は動きません。言論弾圧的メッセージだけがきれいに残りました。
2012年4月4日
管理組合員(住民)に、過去の大規模修繕工事に際しての専門委員(住民6名)
の報酬に関する調査報告を文書にして配布しました。
いったい幾ら支給されたのか、算定基準や関連の領収書も示すよう求めました。
同年4月18日
朝、報告者宅の集合ポストに、裏表両面にマジックで乱暴に書かれた小さな紙片
1枚(下の画像)が入っていました。
「おまえ」を「オマヲ」、「管理人」を「営理人」と記し、よく見ると、この世
に存在しない「漢字風文字」も創作され使われています。
同年5月
6名の専門委員のうち5名が、4月14日に「今期限りで退任の意向」を示して
いたことが議事録で判明。
退任の理由を尋ね続けていますが、4年半が経つ現在もまだ全員無回答です。
No.48の一番下の段落に書かれている「パトカー3台」の入場は
2011年11月17日午後のことですが、その翌月、12月8日の
朝、当宅の集合ポストに警官2名の署名が入った紙片「パトロールカ
ード」(画像)が1枚投函されていました。
「PC2」のPCとは、パトロール・カーの略。
「午前4時30分」というのも、通常ならありえない時刻で、これは
私が当時、マンションの管理組合員のほぼ全戸に報告文書を投函して
いた時間帯です。
こういう警察の行為も、違法ではありません。
警官2名と当時の管理人が連携したことを示す証拠もありません。
「これには『文書配布ヤメロ』というメッセージ性がある」といえば、
「気にし過ぎ」とか言われるのがオチです。
以後、現在に至るまで5年、この種の紙片の投函はありません。
分譲マンションの管理においては、管理組合員(区分所有者)と業界人とで見方・感じ方がほぼ正反対になりますからね。異常を「正常」と呼んで実は異常に戻しているといった運営がしばしば強行されます。
下の画像は7年半前、当マンションの構内掲示板26ヶ所に貼り出された「理事会広報紙」です。組合の役員(住民)が執筆・編集していることになっていますが、管理人が書いたものでしょう。
管理人は、項目「5.理事会の運営について」で「正常に」と書いています(赤枠)。>173 の投稿者と同じ意味、同じ言葉の使い方です。社員教育か何かのせいで、感性そのものが業者寄りになるよう刷り込まれているのでしょう。
私は理事長でしたが、あくまで組合員としての立場で当時の事態を眺めれば、「総会で就任が認められた理事長の欠席を逆手にとって、管理人と専門委員たちの入り込んだ理事会が、自分たちの言いなりになる副理事長を「理事長代行」に据えて”正常”になったと主張している」ということになります。これを業者の立場から見れば「乱を平定したぞ」と言わんばかりの勝利宣言として書けるという話です。
今まで通り、スレッドの趣旨に沿う本の紹介です。
万人向けに、分譲マンション(の管理)についての岩波新書が出ています。
https://www.iwanami.co.jp/book/b470995.html
特に第二章がかなり参考になりそうです。