「本物」のマンション住民の皆様へ
隣接地の長谷工マンションの件で皆様にお伝えしたいことがあり、初めて記入しました。
もし隣接地のマンションに抵抗を覚えない記入をされる方がいらっしゃるとすれば、失礼な言い方ですが、ローンが多額に残っていないか、よく事態を理解されていないか、長谷工の人間なのでしょう。計画のまま施工されれば、部屋によっては売値(資産価値)は激減する可能性があります。何らかの突発的な事情で今後売却に出す際に、ローンの残額の方が高くなるけど皆さんいいですよね?って長谷工に言われているのですよ!大概のことには興味無い・争い事は面倒だという方は、この掲示板に記載さえしないと思います。自分がそうでしたから。
激安施工のどこかの業者と違い、大京のライオンズですから、皆さん(全戸)の資産価値を守るためにも誠意を求める努力をする価値はあるかと思います。
ここからは掲示板で様々な見解が出ていますが、一部が長谷工側の人間の可能性があり、長谷工の人間が少なくとも見ているという前提で行政経験者の立場から意見を言わせていただきます。
「話し合いをするといっても条例を守られてしまっていては」というご意見があるようですが、諦めムードのご意見は真っ向から否定させていただきます。
条例や規則等の中身をよくご理解されている方にはくどい話かもしれませんが、ご参考になれば幸いです。
まず、町田市の住みよい街づくり条例の「手引き」をご覧になりましたでしょうか?一部抜粋しながら引用します。
『事業者の皆様は、街づくりを担う地域社会の一員として、建築物や土地利用の計画が関係住民等の生活環境及び居住環境に与える影響に十分配慮することが必要となります。そのためには、建築基準法等関係法令に適合していればどんな建物を建てても良いということではなく、また、土地の有効利用や建築物の機能面を追求するだけでなく、地区に暮らす住民の意見や要望に耳を傾けて協働の姿勢により街づくりを進めてください。
この条例で規定する「説明会」や「協議」においては、事業者の皆様が「地区の特性に配慮した計画(構想)や取り組み」について、誠意を持って伝えて下さい。
この条例では、街づくりを協働で進めていくための仕組みとして、法律に定めのない説明会や協議を事業者にお願いしております。』
大事なところなので長くなってすみません。つまりは、今般の複数の説明会で「条例や法律に適合した計画である」という説明は、行政側としては当たり前の話で何の意味も無く、そんなことは百も承知ではあるが、地域住民や地区の特性に配慮した計画であるという誠意を地域に説明する説明会なのです。
条例に適合した建物だから協議して変更を求めることが出来ないということは全くありません。
また、町田市の都市計画マスタープラン(通称:都市マス)の相原・小山の「地域別のまちづくり構想」の2(3)「地域まちづくりの方針」の1)「良好な環境を有する住宅地づくり」の中で、基本は緑との共生を趣旨としている部分とはいえ、「地域住民の意向等に応じて、良好な生活環境を確保した居住の場を用意する」と行政側の取り組みまで明記されていますので、日照が激減し日中にカーテン無しでは生活できない安全安心・プライバシーが確保されない居住の環境を作ってしまう計画について、事業者側の誠意なし(対策・対応なし)でまかり通るとは思えません。これは町田市に訴えていく根拠にはなります。
いずれにしても、月末の説明会までに緊急で集会をして論点を定める(少なくとも理事会内で打ち合わせ)必要があると思います。条例で認められた範囲内の計画であるという時点で半ば諦めている方が多数いらっしゃると、協議は盛り上がらず、皆さんの資産価値が下がる分、それが長谷工の目論見以上の収益に振り替わることでしょう。
説明会への質問たくさん記入し、理事会の方々に期待して協力し共に頑張りましょう。
長文なうえに理想論に終始し、一部お気に障る部分がありますことをお許しください。