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総研といえば
(1) 素人の作業員でも出来る型枠 A工法
(2) 従来コストを1/3にする型枠 P工法
(3) 11階建ての躯体を2ヶ月で打ち上げる P工法
(4) RCのテラスハウスを僅か26日で完成する O工法
など様々の独自の工法を持っています。※(総研セミナー等が載ってるHP)参考
この中でAAB工法という特殊型枠を使用する工法がありこの工法も多数の総研信者企業が取り入れています。
ご安心下さい。この工法は現在の耐震偽装で騒がれているホテルやマンション建設では使われていません。
ただ私も少しだけこの工法の施工に関わったことがありますので少しだけ書いてみます。
なんのことはないAAB型枠工法というのは簡単に言えば発泡スチロール(ポリスチレン)を使って出来ている型枠ユニットを積み上げてその中に鉄筋を組み上げ生コンを流し込み生コンが固まっても型枠をばらさずそのまま発泡スチロールの部分を断熱材として利用し、さらに外壁タイルを発泡スチロールに張ると鉄筋コンクリート外内断熱住宅の出来上がり。と言う訳です。施工方法はいたって簡単で大工さんが居なくても型枠の施工が出来しかも解体する必要がなくとっても安上がりなので総研曰く大幅コストダウンに成功。坪単価も低価格に出来ちゃうという代物。
なんでもカナダの大工さんが半地下付の住宅を作るのにAAB型枠を考えたらしい。そこに総研が目をつけて持ち込んだ工法だそうです。当然型枠や組み立てに必要な仮設材及び外壁タイルなどはすべて総研関連企業より購入。後は施工業者が上手に良い品質の住宅を施工すればいいだけなのです。あとはなんの問題もないんですが
もともとこの工法はせいぜい2階建ての戸建て住宅建設用であるので今話題の耐震強度計算などさほど気にしなくて良いんですが、最近この工法で3F,4Fのマンションを建設しているような話を聞きます。大変余計な事なんですがそれって大丈夫な構造で施工できるのでしょうか?実際AAB工法で何階建のマンションが造れるのでしょうか?