近所に住んでいる者です。新聞の折り込み広告で森があって緑ゆたかな所みたいにありましたけど現実とは違うので投稿させていただきます。
この森というのは県内でも有数の交通量の国道357号線と東関東自動車道の大気汚染や騒音の被害から住宅地をへだてる緩衝緑地のことで、谷津干潟公園から幅150メートル、長さ3キロの帯状に続く人工のものです。
植樹されているのは当然大気汚染に強い種類で、もうすぐたくさんのドングリを実らすマテバシイなどがその代表です。
ふつうドングリの木というとクヌギなどの落葉樹ですが、マテバシイは常緑樹なので雨風でも完全に落ちない煤や粉塵が長年のあいだに葉に付着しているのがわかります。地表ちかくのアイビーなどは常に落葉して新葉と入れ替わっているのでこうした大気汚染の痕跡を見つけることはできませんけど・・・。
このあたりの住宅はこの緩衝緑地のおかげで網戸などもそんなに汚れず快適です。
でもこのマンションは緩衝緑地の切れ目に道路にせり出すように建てられているのでかなり影響があると思います。
事実、余り考えずに植えられたと思われる緑地の赤松は大気汚染に強くないので枯れる寸前です。この状態でもう10年以上頑張ってはいますけど。