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ゴールドマン・サックスなどの上位の証券会社と比較して事業規模や信用面で劣るため、
収益を確保するためには、常に新規事業を探して高いリスクを取る必要がありました。
この結果、元々強みであった、債権引き受けや自己売買ではあまり儲からないため、
不動産投資や証券化ビジネスにシフトしたわけです。
この流れが日本においても、不動産会社への融資になり、
個人投資家に対する擬似ノンリコースローンのようなスタイルでの融資になって、
100億円ほどまとめて証券化するビジネスになっていたのです。
ほとんど機能しなかった住宅ローンの子会社設立も、この流れの中にあったわけです。
このような状況ですから、融資先の不動産会社や個人投資家、
特に不動産会社にとっては、リーマン破綻と言うようなことが起きると、
資金計画に狂いが出る会社もあると思われ、
リーマン破綻⇒日本の不動産会社破綻といった流れも懸念されますし、
そこまでいかなくても、予定していた物件取得ができなくなることは確実で、
どことは言いませんが、マンションデベの中にも、依存している会社はあるので、
日本の不動産に少なからず影響は出るものと予想されます。
http://ameblo.jp/bhycom/entry-10137950134.html