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購入予定の物件が第三者の再計算で一・〇六とのこと これって安心できる数値なのですか 一以上はいいらしいのですが〇・〇六の差ってそれほどちがうのですか?
[スレ作成日時]2006-05-30 06:40:00
購入予定の物件が第三者の再計算で一・〇六とのこと これって安心できる数値なのですか 一以上はいいらしいのですが〇・〇六の差ってそれほどちがうのですか?
[スレ作成日時]2006-05-30 06:40:00
耐震性の等級は1(数百年に一度発生する地震の力の1.0倍の力に対し
て倒壊しない)で十分だと思います。
ちなみに等級2(上記等級1の1.25倍の力に対して倒壊しない)や
等級3(同1.5倍)は、コストだけかかって、生産性は良くありません。
01さんのマンションの1.06という数値は、等級1としては、
ちょうど良い数値だと思われます。
それ以上に、中途半端に数値を高くすると、価格が跳ね上がってしまいます。
建築基準法 第一条
『この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、
健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。』
保有水平耐力指数"一.〇六"という事は、『最低の基準』に近いと考えられますが、
経済設計という思想のもとに、そのような建物が多いかもしれません。
『最低の基準』に近いと言われて、法律の範囲内と安心できますか?
↑返答ありがとうございました。 安心しました。
>02
>等級2(上記等級1の1.25倍の力に対して倒壊しない)や
>等級3(同1.5倍)は、コストだけかかって、生産性は良くありません。
等級3は、そんなMS無いですが、等級2は結構有ります。
等級2は、生産性が良くありませんか?
2×4や在来木造、壁式RC造の戸建住宅だと等級3もゴロゴロあるんだけどね。
ちなみに等級1とは阪神大震災クラスの地震(450ガル)が来ても圧死しない程度の耐震性が
確保されています。残念ながら阪神大震災クラスの地震が来たらペチャンコにはならないものの
大きな損傷を受けるため、住み続けるのは不可能でしょう。建替えか大規模修繕です。
阪神大震災後に起きた宮城地震では住宅地では震度6が最高だったものの東北新幹線の橋脚が
損傷した地点では980ガルもの揺れが観測されています。これは阪神大震災の2倍近い揺れです。
中越地震では600ガル以上の揺れが広範囲に渡って観測されています。したがって等級1では
不安が残るのも事実です。逆に旧耐震基準で現行の耐震強度0.6〜0.8程度しか無い物件でも損傷
が少なかった例もあり、バランスの良い設計であれば等級1でも問題無いのかもしれませんね。
木造は実大試験ができるので、その結果を反映し、なるべくスリムな等級3を作り出すことが可能です。構造体が軽いのも、良い結果が得られやすい要因です。RC・SRC造は現在実大試験をできる環境がないし、コストも木造の比では無いので、できません。よって計算で構造の安全性を確保するわけですが、どうしても安全側に解析が行われます。北海道は積雪加重でただでさえ柱の本数が多いのに、等級2を採用しようとしたら柱の中が鉄筋だらけになります。コンクリートと鉄筋の比率を好ましいバランスにすると構造的には要求されなくても柱は大きくなります。柱の本数が増えて・大きくなって、不動産として魅力あるマンションが成り立つでしょうか?札幌では等級1で充分です。地震が心配なら戸建てか免震装置付きのマンションにしましょう。
当たり前なだけです。基準法以上の過剰な構造を要求していないだけです。震度8で、普通になんの変化も無く生活したいなら、消防官になって毎日夜勤しましょう。