築1年強、未入居の部屋を新婚夫婦の新居として義父に買ってもらい、9年間住んでいました。したがって、退去したときには築10年になっていたはずです。バブル末期の頃でした。バブル当時の新築マンションは比較的安かったのですが、すごい倍率の抽選でなかなか当選せず、逆に都心の中古物件は異常な値上がり。フジタ関口マンションは場所柄もあって、買値の3倍に跳ね上がっていました。
あまり詳しいことを書くと、まだ住んでいる方もおられるでしょうから、個人が特定されてしまいますね。だからほどほどにしておきます。
それほど時間をかけずに、たしか8千数百万程度で売却したと思います。今から考えると信じられない金額です。当方は、これを元手に郊外の2倍広い新築マンションに移りました。ちょうど2人の子供たちが小学校へ上がる直前だったんです。
その郊外のマンションも20数年住んで、売却しました。子供も大人になって独立したので…。売却額は4300万程度です。
ということは、維持費とかを度外視すると、結果的に少し儲けたのか…?などと考えてしまいます。で、フジタ関口マンションの現況を見ると、リノベーションをしているとはいえ、未だに売値が4000万台なのは、この築年でご立派としか言いようがありません。 おそらく立地が都心であるのと、フジタの販売・管理、鹿島の施工といったところが評価されているのでしょうか? 当初から怖い管理人もいて、入居者も管理意識があり、管理そのものはよいマンションでした。はじめにこういう物件を手に入れておくと、あとあと損はしないのかな、などとしみじみ思い出しています。長々と失礼いたしました。