こんばんは、サーパス南郷通の花壇で日向ぼっこしている吾輩です。
今週末でウエスト棟の工期が終了しますにゃあ。
そうなると、資材置き場などに使われていた「来客者用駐車場」が再開される
のも近そうですね。
さて、「積立修繕金を見直すじぇ委員会」という様な名の委員会は、イースト
とウエスト棟で温度差があるそうで、委員会立ち上げはウエスト棟が先行して
しているそうですよ。
2006年12月11日付けで穴吹工務店札幌と穴吹コミュニティさんが分譲時に
作成した『長期修繕計画書(案)』(以下、当初版)を拝見しますと、当初版は
2037年までの30年間の収支計算が行われています。
当初版は、残り15年間の修繕計画を見通していますが、現状維持のままだと
築30年目前後に行われる第2回目の大規模修繕工事後の収支が未定なんです。
多少ランボーな扱い方をしますが、今回施工された第1回目の大規模修繕工事
の実際に掛かった工事費と当初案の工事予算額※を比較すると、
実工事費(税込み)9000万円くらい-工事予算額(税抜き)6300万円
=▲1700万円の工事費不足也 となるんだにゃあ。
※工事予算額の計算根拠は、2021年と22年の①建物関係(壁・床・梁などの
外回り部分)の支出額を合計したものです。
おやおや、▲1700万円とは、修繕積立金不足で○棟が今後4年間の返済計画
で借入れする予定金額(最終工事金額に変動あり)と一致しますにゃあ。
つまり、「不足工事金額=修繕積立金の不足額」ですから、第2回目以降は
修繕積立金を黒字化するか、不足額を極力減らす修繕積立金額を設定し直す
必要があります。
だけど、15年後、更にその先の工事費なんて予測できませんよね。
おそらく、マンション住民の皆さんの修繕積立金の値上がり許容範囲、懐の
具合を探り合うことが、「積立修繕金を見直すじぇ委員会」のお仕事になる
んじゃないかにゃあ。
最後にお二方へ
委員会へ立候補された皆さんへ
協議・調整など大変かも知れませんが、建物維持のためにもがんばってね。
マンション住民の皆さんへ
ローン残高や返済計画、現状及び将来の家計収支、マンション住まいをあと
何年続けるのか等々、今一度ご確認頂き、修繕積立金の値上げの許容範囲を
定めてくださいな。