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23区内で地震に強いタワーマンションを比較するスレです。
構造や設備など細かく比較していきましょう。
※比較項目
[耐震][制震][免震]
[コンクリート品質][エレベータ][非常用水][食料備蓄]
[価格][セキュリティ]など
[スレ作成日時]2009-08-11 11:04:00
23区内で地震に強いタワーマンションを比較するスレです。
構造や設備など細かく比較していきましょう。
※比較項目
[耐震][制震][免震]
[コンクリート品質][エレベータ][非常用水][食料備蓄]
[価格][セキュリティ]など
[スレ作成日時]2009-08-11 11:04:00
東海地震は今回の200倍のエネルギーらしいですね
似非専門家の皆様、ご苦労様です。
結論から、震度7クラスの地震が起こってみないと何にもわからない、ということでよろしいですか?
耐震性を完全保証しているマンションなんてあるんですか?
>>71
> トイレ、水、食料については個人で対処可能。(というか、準備しておくべき)
その通り。
> 躯体に関して言えば、室内の損傷(家具の転倒等)が、どの程度押さえられる構造になっているか。
> 湾岸マンションに優劣がつくとすれば、地域性よりもこちらの方が重要。
しかし、なぜこちらが重要になるのかが分からない。
家具の転倒防止も個人で十分に事前対処できる。
免震は横揺れ地震には強いが、縦揺れ地震には弱い。
家具の転倒等による負傷の危険性は違う、と決め付けはできない。
>>78
家具の転倒の危険性が大きいのは縦揺れではなくて横揺れです。従って、免震装置は横方向の揺れを減衰させるので家具の転倒を防止する効果はありますよ。しかし、免震とはいえ横揺れを完全におさえるわけではないですし、縦揺れによる家具の転倒の可能性はありますので、通常の建物と同様に家具の転倒を防ぐ金具等は取り付けた方が良いとは思いますけどね。
> NHKスペシャルの中では,石油タンクのスロッシングとともに超高層建物にも
> 大きな影響を及ぼすと紹介されていましたが,実は,免震建物も該当します.
> 免震建物の中にはもちろんいろんなものがありますが,主として「周期を伸ば
> す」ことと「減衰を付加した」ものが多いです.「免震」という名前からは,
> 地震の揺れから「免れている」という印象を受けますが,空中に浮かない限り
> そんなことは不可能です.実際には,「普通の」地震動は5秒以上の長周期に
> はパワーがないので,周期を伸ばすことで揺れを低減する効果を狙っているわ
> けです.ですから,5秒以上の長周期地震動のようなものが来れば,逆に応答
> が大きくなってしまうことも考えられるわけです.
超高層建築は構造上、地震動を長周期化するし、
免震装置は、同じく建築物の振動周期を長くする仕組み。
二つを組み合わせると、長周期地震波により共振しやすい方向に向かってしまう。
一方で、現実にはコスト削減のために躯体の鉄筋やコンクリは
免震装置での減衰を前提とした入力値を信じ、極限まで減らしている。
特定のモデルケースやありがちなケースでOKとしているだけで、
免震建物の説明も実は丁寧に「阪神云々」と前提とした地震を明示し、
それ以外のタイプの地震への対応は未知数であると暗示している。
これが、現時点での超高層免震最大の弱点。
長周期地震の研究は、京大入倉孝次郎教授が有名だが、
教授は制震材(ダンパー)の働きで押え込むことが有効であると主張している。
そのため、長周期地震の影響を受けやすい超高層建築では、
制震ダンパーを用いた制震構造が適しているとされている。
この長周期対応の観点を抜きにすれば、
あらゆる時点で免震構造のメリットは大きい。
>そのため、長周期地震の影響を受けやすい超高層建築では、
>制震ダンパーを用いた制震構造が適しているとされている。
それで最近の都心のタワーはみんな制震なの?
ヒント:コスト
以下、湾岸以外のタワー物件はどれも制震構造(スミフ除く)。
・パークコート赤坂ザタワー
・パークタワーグランスカイ
・中目黒アトラスタワー
・パークコート虎ノ門愛宕タワー
・虎ノ門タワーズレジデンス
・赤坂タワーレジデンス
・パークタワー目黒
保守的な層(古くからの富裕層)には、
ギャンブル要素の残る免震タワーは好まれないゆえの企画だろうが、
一方で「未来」を標榜する湾岸地区では、
未来的設備である免震タワーの企画が好まれるのだろう。
湾岸では深い杭打ちのコストもかさんでいるはずなので、
躯体でコスト削減をしないと採算が合わない→免震採用かもしれない。
長周期対応の免震装置が実用化され、
意匠屋やデベだけでなく構造の専門家も免震タワーを推すようになれば
都心タワーでも免震が一気に広まるかもしれないが、
現時点ではイメージ重視の地域(湾岸)向けがほとんど。
>>83
ちなみにブリリアマーレ有明は耐震構造だな。
パークシティ豊洲が27mになっているのは笑える。
RCタワー構造のまとめ(大きい、高い順)
・揺れ(通常周期)
耐震>制震>免震
※言うまでもなく免震有利
・揺れ(長周期)
免震>耐震>制震
※長周期対応の制震有利
・建築コスト
制震>耐震>免震
※免震は躯体でコスト大幅削減できる
・修繕維持コスト(通常)
免震>制震>耐震
※免震は積層ゴム交換費積立が発生
・修繕維持コスト(被災時)
耐震>免震>制震
※とにかく耐震が不利
制震構造も色々。
中目黒アトラスタワーは制震ではなく制振。
「主に風による横揺れを制御し」と、構造説明(住宅情報ナビ)に書かれている。
地震という言葉は無し。
制震マンション
・THE TOKYO TOWERS
・パークタワー品川ベイワード
・フェイバリッチタワー品川
・ワールドシティタワーズ
・パークシティ豊洲
・パークコート赤坂ザタワー
・パークタワーグランスカイ
・中目黒アトラスタワー
・パークコート虎ノ門愛宕タワー
・虎ノ門タワーズレジデンス
・赤坂タワーレジデンス
・パークタワー目黒
制震マンション
・THE TOKYO TOWERS
・パークタワー品川ベイワード
・フェイバリッチタワー品川
・ワールドシティタワーズ
・パークシティ豊洲
・パークコート赤坂ザタワー
・パークタワーグランスカイ
・パークコート虎ノ門愛宕タワー
・虎ノ門タワーズレジデンス
・赤坂タワーレジデンス
・パークタワー目黒
中目のかわりに、アトラスタワーは六本木と西新宿がたしか制震でしたよ。
そういえば、免震ゴムは交換が必要になるけど、制震装置は交換の必要が無い。 とかの意見はどうですか?
免震ゴムは、50年でも劣化しないから、実質的にタワーが存続する間に1回交換するかどうか、という意見や
制震装置に種類があるから、種類ごとに分けないと一概に言えないだろうけど
ダンパーを使っていれば、せめて点検くらいはするんじゃないかと思います。
制震ダンパーが、バネだったら錆びるかもしれないし、オイルだったら交換必要?
面倒だから、耐震にしたほうが良いですか?
>面倒だから、
自分でメンテする気?
免震ゴムは、大地震が起きたら使い捨てで交換では?
問題は、短期間に大地震が何度か起きたらどうなるか?
ゴム交換・メンテで毎回億単位の工賃。
誰が払ってくれるの???
免震物件は、免震装置のメーカーや装置の種類、施工会社、保守会社によって性能が大きく異なります。
免震物件は安全だと単純に考えず吟味しましょう。また噂に踊らされないようにしましょう。
長周期地震動については、立地によってそのリスクは大きく異なるので長周期地震動の地図を参考にするとよいでしょう。
免震物件のコストについては、装置自体は高くつきますが、トータルコストでは考え方次第でしょう。
保守は毎年必要になりますが、1年毎の保守と5年毎の保守は内容が異なり、保守会社を組み合わせることで、実際は一般的な計画より低く抑えることが可能になるでしょう。
阪神大震災での実績では免震ゴムを交換する必要に至ってないことを憶えておきましょう。
よい買い物ができますように参考になれば幸いです。
参考:免震装置大手ブリジストン
http://www2.bridgestone-dp.jp/construction/antiseismic_rubber/index.ht...
過信慢心がマンション界のモットーでございますm(_ _)m
短期間で何度も震度7がきたら免震はきついでしょうね。そもそも数百年に一度の大地震に何度も耐えることを想定してる訳じゃないでしょうから。でも制振や耐震も無事じゃないと思いますよ。
>>96
免震装置+RCタワー+長周期地震動についての見解はいかがでしょう?
昨年末から今年にかけて実施された、免震装置に関する最新の実験は、
長周期+免震構造の組み合わせが危険な可能性があることを実証している。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090206/530187/
「実験の結果、最大加速度217ガルの入力に対して、建物内では242ガルの揺れを観測した。
免震構造は、地震動の入力が大幅に軽減されるので建物の揺れが入力値を上回るのは珍しい。
建物が揺れに共振した結果と考えられる。」
煽る気持ちはないので、気になる方は各々が本文を正しく読んで判断してほしいが、
長周期では免震装置があると「ない場合よりも躯体への入力が増幅される」可能性がある事実は、
まあ受け止めるべきかと思う。
逆に、長周期で免震構造では共振で揺れが増幅され被害が出たが、
耐震構造では目立った被害が出ないことも最後に書かれている。
また、この実験は低層建物なので、RCタワーにあてはめるとどうなるか?は、
未知数だろうが、超高層建築は入力をさらに長周期化するわけだから、、、
免震で躯体のコストダウンをしていたらちょっと想像したくない事態になる?
念のため補足すると、免震構造はタワーに適用しても直下型地震には有効で、
「阪神大震災」パターンの地震に対応できるというデベの説明等は間違っていないし、
長周期の場合も、一定の役割は果たしている。私なら、絶対に買わないが。
制震の欠点は、建築コストが高い事以外にないのでしょうか?
" 理想は倒壊しないこと + 各階均等に揺れること "
>免震装置+RCタワー+長周期地震動についての見解はいかがでしょう?
>>長周期地震動については、立地によってそのリスクは大きく異なるので長周期地震動の地図を参考にするとよいでしょう。
・長周期地震動=都内の何処ででも起きるなのか?
・長周期地震動によって入力値より大きな揺れになる=倒壊するなのか?
・現時点の現実解=耐震なのか?制振なのか?免震なのか?
参考1:長周期地震動予測地図(地下構造に起因)
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021101000296.html
参考2:六本木ヒルズ森タワー仕様(鹿島・制振)
http://www.kajima.co.jp/tech/seishin_menshin/jisseki/140-moritower.htm...
参考3:長周期地震動(森タワーエレベータ損傷、短周期は到達が速く小さな建物の方が大きく揺れる、長周期は到達が遅く大きな建物の方が大きく揺れる)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%91%A8%E6%9C%9F%E5%9C%B0%E9%9...
参考4:森タワーエレベータ損傷理由(短周期はセンサーが働き停止、長周期はセンサーが働かず損傷)
http://www.security-joho.com/topics/2005/tyousyuukijisindou.htm
参考5:対策事例(入力以上の揺れであっても耐える造りであれば問題はない、費用と合意形成の課題はあるが能力向上は可能、制振の事例でこれからの話)
http://www.shopbiz.jp/ss/news/37671.html
参考6:耐震超高層マンション事例(倒壊しない ≠ 揺れに耐える造り)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/soci_news30.html?now=2009081217...
参考7:論文-震源近傍の強震動(まとめ参照、立地に応じて仕様を判断する、活断層近傍を避ければ免震)
http://kouzou.cc.kogakuin.ac.jp/Member/Boss/Paper/2001/jiban2001.htm
>>102
> ●長周期地震動により考えられる被害
> 3.免震建物では、積層ゴムの大変形により基礎周辺に被害が発生する。
積層ゴムに留まらず基礎周辺まで被害が発生したら免震の修繕費は高額になりそうですね。
長周期の場合は震源が遠方になりがちですが、災害援助等の対象にできるかも課題でしょう。
> 参考2:六本木ヒルズ森タワー仕様(鹿島・制振)
森タワーはRC造ではないから固有周期も異なるし、参考程度でしょうね。
RCタワーではこんな結論が想定されそうですね。
1) 長周期地震動が増幅しにくい地盤では免震構造
2) それ以外の地盤では制震構造(間柱式ダンパー)
将来、長周期対応の免震装置が登場したら免震構造で決まり。
長周期地震動は立地ではなく、建物の共振によるもの
地震によって建物が揺れ、損傷や倒壊といった被害が起きるのは「地震そのものの揺れ」と「建物の揺れ」が共振するためです。
地震が起きると様々な周期を持つ揺れが発生します。1秒以下の短い周期を持つ揺れはエネルギーが大きいものの、その揺れは持続する事無く、比較的早く減衰していきます。長い周期の揺れ(長周期地震動)は減衰せずに遠方まで伝わる特性を持っています。
関東平野をはじめとした大都市がある平野はすり鉢状になっており、揺れに対しておよそ6~8秒の周期(卓越周期)を持っています。長周期地震動による揺れは、その周期の揺れが地盤と共振し伝わり、それと共振する建物、つまり長い固有周期の建物が選択的に揺れることによって生じます。
http://www.taisin-net.com/solution/taiseis_eye/87lvn70000007vb8.html
皆さん凄い知識ですね。
建物の地震対処でいえば、何かの番組でやってたけど、
震度3以上の揺れで0.5秒後に建物全部をエアーにより浮かせる装置。
確か2分間浮き続ける。あれが最強だと感じました。
まぁ戸建用だったけど。
そのうち磁力での免震とか出てくるかもね。
かなり必死だったよねw
>>107
震度3で免震が機能していないのに揺れが少なく、これ以上大きな地震が来た場合、免震装置のおかげで1/2~1/3へと揺れを抑えるため、今回感じた揺れと比べ、想像がつく範囲内であろうということすら理解できないなんて失笑します。
>>107
確かに失笑もののプラシーボ効果ではありますが、デベの売り方の問題でしょう。
超高層用の免震装置は弱い地震での低減効果はほとんどありませんし、
そのため、その程度ではロックされ動作しない製品もありますね。
「直下型の地震、特に大地震には有効」と伝えるべきなんですが。
それと、いくつか書いた内容を免震の権威である高山教授がまとめて書かれていました。
「免震構造の現状と課題」日刊建設通信新聞 2007年5月28日
http://4menshin.net/news/topic070528.pdf
長周期地震動への未対応と、基準ギリギリで設計している現状への懸念を示しています。
「免震タワー」が居住者無視のマーケティングタームであることへの警鐘でしょう。
>105
都心部は大差がないだけであって立地によって結果は異なる理解ですが違うのでしょうか?
参考:http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021101000296.html
マクロ視点とミクロ視点を分けて資料を読むようにしたほうがいいと思っています。
現在応用段階にある技術と経済環境では短周期と長周期の両方に対応する理想的な(万能な)ものは期待できません。
ですから立地に応じて仕様の妥当性を判断する以外にないのではないでしょうか?
・経済条件を度外視した短周期と長周期の地震動に対応する(余力のある)物件を手に入れる選択
・長周期地震動の際にはリスクをかぶる(流通する超高層マンションを購入する)という選択
・超高層を選択しない(低層マンション、一戸建てなどを購入する)という選択
・未来の万能技術を待つ(今は購入しない)という選択
他
長周期地震動によって、入力よりも大きく揺れたとしても、想定の範囲内の揺れであれば倒壊・損壊しません。
問題は揺れが想定の範囲内で収まるかどうかであり、建物の仕様(余力)と入力される大きさによるのだと理解しています。
仕様を判断するにあたり立地が重要である理由です。
>>109
>震度3で免震が機能していないのに揺れが少なく、
体感的なものだから、個人的感覚の差が大きいのだと思う。
部屋の中に揺れ動くものがなければ、三半規管の「感覚」だけで揺れを判断するのだから。
建物の構造的な特性は「失笑」してても変わるわけじゃないので、免震物件のメリットとデメリットはよく理解しておいたほうがいいだろう。