敷地内には明治大学の野球部OBのモニュメント設置を予定しているようですが、すごく悪趣味に感じます。今の時代、都市部において、近隣からの反対も無く建設された大規模マンションがありますか?
この物件の周囲は第1種低層住居専用地域のようですから、マンションの「足元」で暮らすことになる人たちは、反対運動はしていなくても、歓迎はしていないですよね。今後、この人たちが、デベロッパーに対して、明治大学に対して良い感情を持つことはないはずです。
企業も大学も、この地域において社会的な支持(自分達が社会的な存在として継続していく基盤)を失ったわけです。この事実に対して、後ろめたさを感じるべきです。特に、明治大学は。
事業の遂行において必要であれば、土地の売却は当然の行為です。ただ、周囲の住環境に大きなダメージを与えたという結果は残ります。土地の売却にあたって、明治大学から周辺の住民に対して説明、挨拶はあったのでしょうか?見た感じでは、この大学にそのような常識は無さそうですね。これほど情報通信が発達した時代に、狭い一地域のことと軽く考えて黙殺しているのではないでしょうか?市民社会の一員たる自覚があれば、野球部OBのモニュメント設置という計画はありえないでしょう。周辺に住む人たちの感情を逆なでしているとしか思えません。