南大沢駅徒歩4分、100㎡を超す間取り、スポーツクラブ併設と好条件です。
私は魅力を感じてますが、いかがでしょうか?
http://www.mitsui-hanbai.co.jp/shinchiku/A5014001/
□旧スレ
南大沢レジデンス(旧関東版)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/38418/
[スレ作成日時]2006-09-16 17:43:00
南大沢駅徒歩4分、100㎡を超す間取り、スポーツクラブ併設と好条件です。
私は魅力を感じてますが、いかがでしょうか?
http://www.mitsui-hanbai.co.jp/shinchiku/A5014001/
□旧スレ
南大沢レジデンス(旧関東版)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/38418/
[スレ作成日時]2006-09-16 17:43:00
適正なコンクリートの施工方法について
(悪いけど長いですから、あらかじめご了承ください&カッコ内
一部は詳しい方用に専門用語使いますがお気になさらないでく
ださい)
さて、次は組み立てた型枠の中にコンクリートを流し込むわけで
すが、前回も書いたように出来るだけ水分の少ないコンクリート
を使う必要がありますが、ポンプ車登場以後の大量生産のせいで
色々と悪弊が広まってしまいました。
そこで、コンクリートの打設にあたっては以下のことに気をつけ
なければなりません。
①コンクリートは「できるだけ」水分の少ない硬いので流し込む。
②コンクリートを流し込む際、きちんと振動を与える。
③コンクリートを流し込んだ後、かならず表面を叩いて押し固め
る。
④型枠をたたいて空気や水分を追い出す。
⑤1回で打設が終わらない場合、硬化する前にすぐ2回目の打設
を行う(日がたつ場合はレイタンスの除去を適切に行う)。
⑥水分の蒸発を抑えるためにきちんと養生を行う。
まず①ですが、水分の少ないコンクリートを使う場合、ポンプを
使って流し込む速度も必然的にゆっくりになります。
で、レジデンスの打設速度ですが、専門家の方がやる場合と比べ
て3倍以上の速度とのことです(柱、壁は16〜25m3/H、
スラブは50〜60m3/H程度)。早く流れるということは、
要は水分の多い、やわらかいコンクリートを使っているというこ
とです(単位水量180%以上も多く、スランプ値23cm)。
つまり水分含有量が多いコンクリートということですね。
必然的にセメントと反応しない水分が増えますので、水分蒸発に
よるひび割れが多くなることになります。
この時点で専門家の方も「ああ、こりゃ割れるね」と申しており
ました。
補足として、コンストラクションレポートの写真を見ればわかる
ように、型枠を組み立てた後、上からコンクリートを流し込む関
係上、急いで流し込むと空気を巻き込むので、その部分のコンク
リートがスカスカになり、これがジャンカになります。
http://www.office-takei.com/gardendesign&exterior-dictionary-janka...
↑こんなのです。
だいたいコンクリートの下端にできますので、下のほうに補修し
た後があれば、たいていこれです。
レジデンスにもいっぱいありました。
ただ、売主もこれは直してるとのことです。
(ただし、0.3mm未満のクラックは未補修といっていました
が、こんなのはあっという間に大きくなります。これも悪弊で
すひびは瑕疵ですから、補修しないといけません)
さてさて、とりあえずこの時点で、水分の多いコンクリートであ
ることがわかりました。
次に②ですが、コンクリートを流し込む際、きちんと振動を与え
ることが必要です。バイブレーターという機械を型枠内のコンク
リートに差し込んで使いますが、これをしっかり行うと、コンク
リート内の不要な水分を押し出すことができます(締め固めとい
います)。
なので、水分量の多いコンクリートを使うときはこれをきっちり
行わないと、あとでひび割れたり、密度の薄いコンクリートにな
ってしまうのです。また、振動を与えれば密度も均一になり、巻
き込んでしまった空気も押し出すことが可能ですので、ジャンカ
も防げます。逆に言うとジャンカが多いということは締め固めが
不足していたことを証明しています。
また、バイブレーターの直径は大きいほど効果範囲が広くなるの
で直径が大きいく数も多いほうがいいのですが、レジデンスの場
合、直径は40mmで、ポンプ車1台あたりのバイブレーター使
用数は2台とのことでした。専門家の方は50mmで5台使うそ
うですので、締め固め不足だったことがわかります(つまり水分
の締め出しが不足している)。そもそも、打設時の人員が圧倒的
に足りないとの専門家の言でした。
次に③ですが、コンクリートを流し込んだ後、かならず表面を叩
いて押し固めなければなりません。これが大事な失われた知識な
のですが、コンクリートはただ「流し込む」だけでは駄目で、そ
のあと叩いて押し込めないといけないのです(故に「打設」とい
うわけです)。叩くことで、コンクリートの密度が高まると
同時に、余分な水分を押し出すことになります(つまりひび割れ
しにくい強いコンクリートになります)。
で、この作業はやってないとのことでした。ただ、流し込んでい
るだけ。要は「打っていない」わけです。これは打設とはいいま
せん。
次は④です。コンクリートの打設後、型枠を外から叩いて空気や
水分を追い出します。一応タタキ職人4〜6名でやっているとの
ことでしたが、いかんせん、打設速度が速すぎるため空隙や気泡
が多く見受けられました。
(ただ、型枠自体は角材を使っており、スペーサーも縦にさして
いるとのことでしたので、これは良評価です。丸材だと締め付け
が弱くなり、スペーサーを横につけると下面に空隙ができやすく
なったりブリーディング水がたまりやすくなります)
(つづく)