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外国人向けや高級賃貸を得意にしている
ケン・コーポレーション。
住んでいる方、住んでいた方のお話をぜひお聞かせください。
[スレ作成日時]2007-01-22 23:21:00
外国人向けや高級賃貸を得意にしている
ケン・コーポレーション。
住んでいる方、住んでいた方のお話をぜひお聞かせください。
[スレ作成日時]2007-01-22 23:21:00
ケン・コーポレーション(以下KEN)が管理している物件に約10年住み、昨年退去しました。住んでいた間も、共有部分の照明の修理を依頼しても3ヶ月ほったらかし、ベランダの枠の外の排水溝に生えてきた雑草の除去にいたっては何度もお願いしているにも関わらず、結局退去時まで対応されませんでした。対応の悪さは際立っていたと思います。
驚いたのは退去時の対応です。確認のために妻が立ち会ったのですが、担当者は一方的にここが汚れている、ここが剥がれていると指摘し、ハウスクリーニングとクロス交換で費用がかかることを私に伝えるように言ったそうです。妻が契約書を持ってきて確認しようとするとその必要はないと断った上で。
後日、その担当者から10万円近い金額をハウスクリーニング代とクロス交換代として差し引いて敷金を返金する旨の私に電話がありました。その説明に釈然としなかったため、持ち合わせていた契約書を見せて弁護士の友人に確認すると、それは払う必要は全くないとの説明でした。
ネットで詳しく調べてみると、賃貸借契約書でハウスクリーニング特約として貸借人が退去後のハウスクリーニング費用を支払うこと、またその金額の計算方法が明記されていない限り、ハウスクリーニング費用は払う義務がないことがわかりました。またクロスについても通常磨耗の範囲ないであり、10年経過していたため残存価値もなく支払いが不要であることがわかりました。
その旨をKENの担当者に説明したところ「契約書が手元にないので確認できない。他の契約でもみんな払っている。理解しないのはあなただけだ。」との回答でした。契約終了の話をしているのに契約書が手元にないといういいわけも信じられませんでしたが、早急に確認してもらうためにPDFを送り確認を求めたところ、法務部の確認が必要だから時間がかかると。仮にも自社の雛形通りの契約書を、しかも一担当者とはいえ不動産のプロが確認できないとは笑止千万、とはいえ折角なのでハウスクリーニング特約の3要件を記載の上、もし根拠の説明がないまま、敷金が全額返金されないようであれば、KENと話してもラチがあかないので、大家さんに内容証明を送ると伝ました。また回答も証拠になるため必ずメールでするよう依頼しました。
後日また電話があり、大家の担当者と相談したが全額負担は難しいので半額ではどうかと。メールで回答しろと言っているにも関わらず、電話で丸め込もうとする姿勢に閉口しましたが、なぜ私に負担義務がないかを改めてご説明し電話を切りました。
その後、また担当者から電話があり、こんどは当初提示額の1/4ではどうかという打診がありました。そこで、契約書のどこに私の支払い義務が規定されているのかを明記した上で請求し、それをこちらの弁護士が納得すれば私も同意するので、それを書面でくれるように要求し、それ以外の場合で同月末までに敷金の全額返金がされないようであれば、先に連絡したとおり大家宛てに内容証明を送るとメールで回答しました。
数日後、今回は敷金を全額返金することになったというメールがあり、その翌日着金を確認しました。これが退去から KENとの2ヶ月間のやり取りです。
自社雛形の契約書や法令を担当者が理解していないとしたら、管理会社としての存在価値はありません(むしろマイナスです)。ですが、逆にもし契約書の内容を理解した上で、それでもあの手この手で支払い義務のない金をむしり取ろうとしてたのであれば、これはもはや犯罪です。
KENの詐欺的行為の被害を減らすため、私の経験を共有することにしました。今後、退去される方は再度契約書の内容をご確認することをお勧めします。