先日発表の公示地価では東急のあざみ野、たまプラあたりが反転(値上がり)していました。
新百合ヶ丘が小田急線のターミナル駅で行政も力を入れている点を考えても、そろそろ地価は
下げ止まるのではないかと思っています。値上がりするかどうかは解りませんが。
サンクタスやヴィークコートは万福寺の整理事業が始まる前に土地の入手をしたはずなので
結構割安だったのかも知れません。また、共に商業地域に囲まれ、隣地に同規模の建物が建つ
リスクを抱えています。サンクタスの南西向き住戸はランドール裏のマンションが建てばかなり
圧迫感があるでしょうし。
周辺が低層住宅地のガーデンアリーナにはこの点でアドバンテージがあります。あとは車の入出庫
が多物件に比べて遙かにし易く安全ですし、大規模ゆえの諸施設の充実もレガートプレースぐらい
しか対抗馬がいないでしょう。
不安要素は皆さんご指摘の通り微妙な徒歩時間と時間以上の疲労感を覚えるアップダウン、それと
兎に角万福寺の街の「雰囲気」が未知数ということです。
今回の値付けの適性度は、ひとえに今後の万福寺開発の成否にかかっているのかな?と思います。
どなたかが紹介されていた日経の広告記事で販売担当者が「販売を2年先送りすれば坪200万でも
売る自身がある。」と言っていたのは、街作りが進捗すればそのぐらいの価値を作り出す自信がある
のでしょう。
ある意味「街の青田買い」をすることになる今回の物件。迷われるのは当然だと思いますよ。