先日の議事は、結局、「AEDは導入します」となりましたが、購入かレンタルか、メーカー、導入価格、設置場所および管理方法については、全て役員の意向次第、という結論ですよね?
次回の役員からの報告は、導入後の事後報告ということなんですよね?
会合では出席者から本当に様々な意見が出ましたが、役員の方々が出席者に求めていたのは、皆さんのご意見ではなく、導入に対してYES or NOだけでしたよね?
また、今回、40万円ものお金が、あのような議論だけで動いたことにも、違和感を感じています。
このお金は、会合の出席者だけではなく、欠席者も含めた各戸の管理費負担になるわけですよね?
設置位置から遠い部屋の方は、倒れた家族の様子を確認して、救急車の手配をして、それからAEDを取りに行って、そんな時間的な制約から、もしかしたら先に救急車が来て使用できないかもしれないのに、その家庭にとっては無用の長物になるかもしれないのに、それでもお金を払うわけですよね?皆さん個人の事情とは関係なく、管理費の名目で、強制的に。
もちろん、一方では、マンションの方にもしものことがあった時に、ウチもお金を払って導入したAEDで助けられるなら、という方もおられるでしょうが、それなら個人で購入するという方もおられるかと思います。
40万円を戸数で割れば1,200円だし、まぁいいか、という感覚なのでしたら、新たに400万円かけて高度なセキュリティシステムを導入するという議題が仮に挙がって、各戸に12,000円を負担してもらいます、ということになっても、今回のようなプロセスで、大半の住民が不参加のまま、勝手に決められてもいいのでしょうか?
今回は、管理組合の規約のため、賛成多数、ということになったので仕方ありませんが、今後は、議題を挙げてから採決までの透明性の確保と、何より住民の参加に期待したいと思います。
そうでないと、そのうち管理費が膨れ上がりそうです。