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タワーマンションの購入を検討しています。工法についてはおなじみの外壁ALC、戸境乾式壁、ボイドスラブです。
昔は色々とトラブルもあったようですが、最近は材質もかなり進んで、音の問題もかなり良くなってきたと聞いて
います。実際にこの工法のマンションに住んでいる方、音はどうですか?
[スレ作成日時]2005-06-23 14:10:00
タワーマンションの購入を検討しています。工法についてはおなじみの外壁ALC、戸境乾式壁、ボイドスラブです。
昔は色々とトラブルもあったようですが、最近は材質もかなり進んで、音の問題もかなり良くなってきたと聞いて
います。実際にこの工法のマンションに住んでいる方、音はどうですか?
[スレ作成日時]2005-06-23 14:10:00
>>43
まず基本的な話が抜けているので、ちと補足を。
鉄骨造(S造)は「じん性」という構造特性に富んでいます。
簡単に言うと、外力に対して柳のようにしなる性質があるということ。
つまり地震や強風などには「揺れる事によって耐える」という特徴があります。
※あくまでイメージでの話なので、専門家の方のツッコミはご容赦を。(^^;)
一方、鉄筋コンクリート造(RC造)は、外力に対しては「カタさ」で耐えます。
S造と比較して揺れる度合いが少ないので、居住性はいいのですが
硬い物というのはいざ壊れる時には一気にイッてしまう特性があるので
安全性を確保するためには、より硬い素材、より太い柱や梁を要求されるので
居住空間を有効に確保するのが難しいのです。
最近はこの辺が技術的に改善されつつあるので、超高層でもRCが盛んに
使われている、という訳っす。
地震や風に揺れにくく、それでいて無理なく外力を吸収できて、居住空間も十分。
そんな超高層マンションが普及してきているのです。
で、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)。 ※「てっきんてっこつ」ではなく「てっこつてっきん」です。
これは両者の特徴を兼ね備えている構造、と考えればほぼ間違いないです。
※単純に「いいとこどり」という訳では無いので誤解なさらないように。
SRCの特徴として、もうちょっと難しい話をすると・・・・・
・S造の主要部材である鋼鉄は熱や錆に弱いので、周囲をコンクリートで覆う事で
鋼材を火災時の炎熱や、空気による酸化から守ることができる。
・鋼材は強い力を加えると、ぐにゃっと折れてしまう。(座屈という現象)
しかし、周囲を鉄筋の帯とコンクリートで巻くと、この座屈破壊を防ぐ効果がある。
・・・・複雑な話に入る前に、まずはこのへんまで頭に入れて下さい。