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1000レスになったのでその5を立てました。
その4:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/343558/
[スレ作成日時]2013-09-19 14:15:00
1000レスになったのでその5を立てました。
その4:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/343558/
[スレ作成日時]2013-09-19 14:15:00
なんだか熱い議論が交わされていますね。
二重床が弱いのは重量音だけなんだよね。それも63~125Hzあたりが鬼門。
軽量音は直床より優れている。
重量音も各社工夫しているので、近い将来は直床より良くなってくると思うけど。
ΔLH-3は結構難しいみたいよ。63Hzを0以上にするのがなかなか困難。
125Hz以上が全て正でも63Hzが-0.1dbだったらΔLH-2だからね。
>261
わからんなあ。
高級マンションはスペック公表してないところが多いからね。
一般的なクラスでは見つからないね。
ΔLH3どころかΔLH4の床材も販売しているからね。
どっかのマンションには採用されているはず。
千鳥ヶ淵の物件なんかは使われているような気がする。
まあ265さんの言う感じで対応だろうね。
例えばグランドヒルズ三軒茶屋はスラブ300〜350mm.
パーマンやグランもそんな感じだろう。
ΔLH-3とか4の歩行感てどんな感じ何だろうな?
直床みたくふにゃふにゃだったらイヤだな。
> 二重床が弱いのは重量音だけなんだよね。それも63~125Hzあたりが鬼門。
> 軽量音は直床より優れている。
そうかもしれないが、騒音で問題になるのは、ほとんど重量音で、軽量音は、生活の中でそこまで継続的に発生しないからね。
> 高級マンションはスペック公表してないところが多いからね。
> 一般的なクラスでは見つからないね。
> ΔLH3どころかΔLH4の床材も販売しているからね。
> どっかのマンションには採用されているはず。
まぁ本当の高級マンションは、二重床か、直床かも公開していないからね。
ただΔLH3どころかΔLH4を実現するためには、床材だけ対応しても駄目なんだけどね。
>>268
そう、その通り。だからこそ各社工夫してるんだよね。
最近のΔLH-2でも63Hzが-0.1db、125Hzが5dbぐらいある製品だったら直床より優れてると思いますよ。
> ただΔLH3どころかΔLH4を実現するためには、床材だけ対応しても駄目なんだけどね。
ΔLHは床材の性能指標なので。。
スラブを含めた騒音なら昔ながらのLL、LHですね。これは理論値でしか測れませんが。
失礼、床材ではなく脚も含めた建材という意味ですかね。そうであれば合ってます。
軽量床衝撃音のレベル低減は重量床衝撃音のそれに比べて比較的容易です。
どれもマイナス側には振れず、レベル低減量がプラスの遮音側になっています。
実生活の騒音で問題になるのは重量床衝撃音の方が多いようですね。
直床においては旧LL-45規格のフローリングが、そのまま⊿LL(Ⅰ)-4を取得ができている現状があります。
http://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/anexnt/index.html
http://www.daiken.jp/b/yuka/10_033.html
そのため現在直床の殆どが⊿LL(Ⅰ)-4であり、別体シート式では⊿LL(Ⅰ)-5級を測定する製品が出てきています。
一方、空気層を持ち、下地剛性が直床に比べて弱い二重床は、現在でも⊿LL(Ⅱ)-2〜⊿LL(Ⅱ)-3が主流。
直床とは違い、旧LL-45規格の二重床でそのまま⊿LL(Ⅱ)-4を取得することができないという現状があります。
(旧LL-40規格製品ですら、その多くは⊿LL(Ⅱ)-3に留まります。ここが二重床の苦しいところです。)
http://bankyo.co.jp/product/index.html
各メーカー最上級の遮音シートを併用するなどした二重床でやっと⊿LL(Ⅱ)-4に達しているというのが現状です。
(実際のマンションで⊿LL(Ⅱ)-4が採用された事例があれば教えてください。)
旧試験のLL-45等の規格では軽量床衝撃音は二重床に利があるように見えていましたが、⊿LLにかわったことで二重床は残響室試験が禁止され、実際のマンションに近い環境での試験となったため、多くの二重床製品が⊿LL、⊿LH共に成績を落とす結果となってしまいました。
直床では選べる⊿LL(Ⅱ)-5クラスの高遮音製品は、まだ実用化すらされていません。
直床は柔らかいシートだからね。同じシートなら二重床の方がLLは性能高いですよ。
↑
意味不明。
>>271
直床のLLが高いのはクッション材を敷けるからで、
クッション材を厚くすれば厚くするほど防音性は高まります。
しかもクッション材は原価が安いので、LL4やLL5は難なく実現できます。
ただ直床のLL5はかなりふにゃふにゃでデベは通常採用しないと思いますよ。
二重床ではクッション材が使えないので、
クッション材に相当するのがゴム足や床板の合板部分になりますが、
ここの性能を高くするのに各社工夫を凝らしているところですね。
>クッション材は原価が安いので、LL4やLL5は難なく実現できます。
原価の問題ではなく、構造の問題です。
直床構造が二重床に比べて総じて安いことは事実ですが、安い原価で同等以上の性能を引き出せるという構造であるということは、製品としても消費者としても良いことですね。
しかし仰るように「原価が安いから遮音面にコストを潤沢に使える直床」と「原価が元々高いため遮音性にまでコストをかけられない二重床」という側面は実際問題大いにあります。事実、制振シートを敷きこんでいる二重床マンションは極々少数です。
>ただ直床のLL5はかなりふにゃふにゃでデベは通常採用しないと思いますよ。
⊿LL(Ⅰ)-5級は流石に直床でも厚いクッションを付けたフローリングを普通に敷くだけでは実現できません。
通常の倍以上ある厚手でコシのあるクッションシートをフローリング施工前に敷き込むため、⊿LL(Ⅰ)-4の一般的な製品に比べて歩行感は逆にしっかりしています。昔のLL-40直床フローリングとはまた別物なんですね。
>二重床ではクッション材が使えないのでクッション材に相当するのがゴム足や床板の合板部分になりますが、ここの性能を高くするのに各社工夫を凝らしているところですね。
二重床でも直床クッションを使うことができますよ。事実、大成建設が開発した高遮音性の二重床は直床用クッションフローリングを使用しています。そこまでやれば一般的な直床の性能を凌駕することができます。また、大成建設は現行の金属脚式二重床の部材を工夫をするだけでは根本的な遮音性向上は見込めないと考え、これまでの構造を脱却し、一見旧式にも見える根太式を徹底的に改良した形状にしている点が興味深いですね。
大成建設技術センター報 第 41 号(2008)
http://www.taisei.co.jp/giken/report/2008_41/paper/A041_043.pdf
>それは認識間違ってますよ。クッション材の厚みを変えるだけでΔLL5にしている製品はたくさんありますよ。
本当ですか!それは凄いですね。
私も不勉強だったようです。
大成建設の高遮音二重床(特認:⊿LH(Ⅱ)-3相当)実験でもう一つ注目すべきところは、直床用フローリング単体の重量床衝撃音レベル低減量を抜き出して計測していることです。
図の黄色のライン(△プロット)がそれです。
全域でマイナス(騒音増幅)側に入らず、二重床の特認(⊿LH-3)基準を大きく上回り、直床フローリング単体で優れた性能を示していることがわかりますね。しかし唯一63Hz帯で基準の+5dBに達していないので⊿LH(Ⅰ)-4級にはわずかに届いてないようです。
いや、いや、なんと有益な!
勉強させていただいております。
このようなレスは大歓迎です。
ありがとうございます。
http://bankyo.co.jp/product/mansions/ype.html
二重床の標準型でもこのくらいの性能を出せているのだから、
もはや直床とほとんど変わらない気もしますね。
数年後のマンションならもっと静かになっているかと思います。