趣旨と逸れますが理解できない方がいらっしゃるので。
第一に、「公平性」とは「公平」という自立語と「性」という接尾語の組み合わせです。
平易にするのであれば「公平らしさ」「公平さ」というところでしょうか。
ここで私は「公平」というものに様々なアプローチをしました。(そもそも絶対的な基準や誰にとっての公平なのかという点)
公平という言葉に特定の意味を持たせて使っています。
「THE 公平」というところでしょうか。
是非行間を読み取って頂けると助かります。
ちなみに私は文法にそれほど詳しくなく、また誤りの点も具体的根拠が示されていませんので不明ですが、著名な先生も「裁判の公正を担保」というように使っていますのでそれほど問題ないとも思っています。
第二に、確証バイアスは売主や競合が誘引するものではなく、買主自らが陥るものです。この点を正しく理解しないと誤った解釈になります。ですからここは並列の記述で良いのです。
確証バイアスとは、人は無意識に自分の持論に合う情報を選別して選んでしまうということです。
購入者で言えば、無意識に自分が購入した物件はポジティブな情報ばかりを選んでしまい、他の物件はネガティヴな情報を集めて自己の決定を正当化しようとするものです。
従って確証バイアスは誰かが仕向けるというものではありません。
長文失礼しました。