前スレが1000件を越えていたので、パート3を作りました。
引き続き情報交換しましょう。
前スレ :https://www.e-kodate.com/bbs/thread/308653/
[スレ作成日時]2013-08-27 19:46:36
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[スレ作成日時]2013-08-27 19:46:36
日本の夏は暑く冬は寒い。
高性能住宅とは省エネで快適に出来ることだと思う。
そして現在はそれを表す指標は無い。
UA値はある省エネ区分の断熱性能を表すだけである。
温熱の第一人者は日射取得よりも日射遮蔽を重要視している。
そして冬の暖房負荷に対する影響は
日射取得5割>断熱4割>気密1割と言っている。
暖房負荷とは快適にするためのエネルギーであり、これを抑えることが高性能住宅に必要なことである。
そして快適な環境を作り出すのは冬場であれば日射取得と暖房設備である。投じる暖房設備のエネルギーが多ければ当然快適になるのだが、
その快適性をより省エネで実現するのが高性能住宅であると思う。
よく耳にすると思うが、温度ムラが少ない、年間を通じて快適な、温度が一定な、などと言う営業トークは全てはここに集約されてしまう話である。
そして繰り返すが、この高性能住宅の性能は数値化できない。
断熱気密のみが全てであるかのようにをPRには気を付けた方が良い。
上記に従えば断熱性能は大事だが気密性能と合わせても高性能住宅の条件のたった半分にしかならない。
残りの半分は日射取得と言う訳である。
高性能住宅は土地選びから始まっている。
日当たりが良く隣家などで程よく日射遮蔽出来る立地などは高性能住宅を作りやすい。
ある動画のシミュレーションでは日射取得の出来ないUA値0.44の住宅よりもそれなりに日射取得が出来るUA値0.77の方が高性能と言える結果になっていた。
一歩間違うと日当たりの悪い立地に軒も無い中途半端な掃き出し窓をつけて、冬の日射取得も見込めないのに夏の直射日光がバンバン入る悲しい低性能な状況に陥ることになってしまう。
また、空調設備の性能やフローリング等の床材の材質や間取りやシャッターも性能には影響するからますます数値化は出来ないだろう。
ただ、出来ないからと目を背け、無いものにしてはいけない。