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商業地マンションの大きなリスクをもうひとつ。
1,000ピースで1,000円のジグソーパズルは、買った時は1,000円の市場価値があるが、1/1000に分割された1ピースに、1円の市場価値があるのか?という問題です。
デベが駅近の大規模な商業地を高額で取得した時には、様々な用途の建物が建築できる有用な土地として入札価格に見合う高い価値があったが、マンション分譲で多数による共有となれば、権利関係の複雑化から一体の土地としての有用性、可能性、市場性は現実的には消滅します。
駅近で何でも建てられる価値ある土地を、未来永劫、現実的にはマンションの建替えしかできない土地にわざわざ変えてしまうわけだから、このマンションの敷地の担保価値消滅の問題は、建物老朽化の際には必ず社会問題化します。
さらに、将来どんな社会になるか不透明ななか、あらゆる可能性を持つはずの駅近の大規模な土地をマンションにしか使えなくしてしまったのだから、街が時代の変化に適応できなくなった際には、膨大に増えた地権者で組合を組織する再開発事業や建替え事業が必要になってしまいます。500戸を超える大規模マンションの建替え事業は現実的には困難です。
商業地マンションの行く末は、長期に渡る壮絶なババ抜きということになり、適切な時期に売り抜ける必要があります。