マンション引渡し時検査の件、つづきです。これも前回同様善意ある建築家からの情報です。私も知らなかったことがほとんどで当日はプリントアウトしてチェックするつもりです。又、287さんがおっしゃるように新築なので水張りは無理かもしれません。 洗面化粧台は傷、汚れ、を見ます。扉や引出しはすべて開け閉めして見ます。洗濯機置き場は水道のがたつきが無いか、コンセントや水洗の位置、高さ、 洗濯機パン(置き皿)の傷や周辺の隙間などを見ます。キッチンは傷、汚れ、壁との取り合い隙間 また、扉や引出しはすべて開け閉めして、中のラックや棚も可動させて見ます。IHヒーターは点火して見ます。レンジフードも操作してみます。(業者から使用説明があると思います) シンクの下の扉を開けると配管が見えますのできっちりとつながっているか、配管とキャビネットに隙間が無いか見ます。 各水栓で水(湯)を目いっぱい出して急に止めると音がします(ウォーターハンマー)配管がゆれるような音がしたら配管の取り付けヶ所が不適当だと言えます。音が気になるようだと対策が必要なのでチェックしてください。WCは扉のロックして外から開かないか、緊急時はドライバーかコインで開ける事が出来るか確認します。便器は傷が無いか、ウォッシュレットのふたや便座部分は工事中に傷つきやすいので特に確認します。水を流してスムーズに流れるか、音が大きすぎないか、確認します。エアコンや照明器具はすべて起動してみます。リモコンやスイッチやコンセントの位置、高さ、がたつき、傷を見ます。換気扇やエアコンは音に注意してください。換気扇は空気が流れるかを見ます。(空気の流れを肌の感触で見る)外壁面に換気用の吸気口があると思いますが、室内側の開閉部分が取り外せると思いますのでパイプの中も確認します。よく似た物でエアコン用のスリーブがありますので、こちらも蓋をはずして中を見ます。
サッシは網戸を左右にいっぱい動かしてどちらでも隙間が無いか、障子にがたつきが無いか、傷や凹みも見ます。サッシの廻りに額縁が付いていますが傷や凹み出隅の尖がりが引っかからないか見ます。サッシの外部に手摺などがあれば、汚れやがたつき等を見ます。バルコニーはひび割れや汚れ凹み隙間を見ます。排水溝がさびていないか、水が流れるように勾配(斜め)が取ってあるか。手摺のがたつき、物干し金物のがたつき等を見ます。玄関ポーチもひび割れや汚れ凹み隙間を見ます。建物の外壁や隣、上下の壁、床(コンクリートの部分と建具)は共用部分になります。バルコニーや専用のポーチは共用部分ですが専用使用部分になります。駐輪場やアプローチ、エントランスホール、エレベーター、廊下などは共用部分ですが毎日使う場所になりますので気になるヶ所は指摘しておくのがよいと思います。(共用で持つ部分なのに誰も検査をしない事になりがちです)以上です。