マンションなんでも質問「構造・施工系質問箱〜GBその2」についてご紹介しています。
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ゼネコンボーイ [更新日時] 2009-05-13 22:47:00

 これは下記のGBスレッドを継承するものです。
「ゼネコンボーイさんマンションなんでも質問スレ」
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/
GB自身がこの2つ目のスレッドを立てましたが、これまで以上の頻度でお答えする状況ではありません。以下の条件を継承させていただきます。
・諸般の事情により返事がいつになるか分からないので、急ぎの質問はご遠慮ください。
・返答されていない質問が3つ以上ある場合は、新たな質問はご遠慮ください。

 このHPの住宅質問板で例えば、
「子供の走る音について その2」
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/16198/
を拝見すると、本当に悩んでいる方が多いと思いますが、実際のゼネコン側からすると、マンション施工後に構造的に遮音性能が悪いという苦情が来ることは稀です。「隣接して生活すると衝撃音の伝達は防ぎ切れないので、下階を意識して生活しましょう」は、マンション生活上の注意事項として、説明書の筆頭に記載しているからでしょうか。でも、GBはマンション購入者が、上階購入者についてあれこれ悩むことがないように、現状以上に遮音性を高めることが必要だとは常々感じています。
>スラブが、直床やボイドスラブでお悩みの方へ
「今時直床でスラブ20センチ」(GBは163.以降に)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/3700/
「ボイドスラブと普通のスラブについて」(GBは56.以降に)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/3322/
>スラブの遮音性を質問される方へ
 床衝撃音の予測は非常に難しい分野で、今も統計的に実測結果と合うように調整されている予測式がほとんどであり、しかも精度はいまいちです。GBは一般的な傾向としてのコメントになるので、それが実際の性能を保証するものではありません。

[スレ作成日時]2006-06-17 23:21:00

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構造・施工系質問箱〜GBその2

  1. 61 ゼネコンボーイ

    >>52の方へ
    まず、他スレッドでの引用ですが、「今時直床」のNo.258で述べていますね。
     ここのスカイウイングもまずまず売れているようですね。
    >(1)南棟と東棟の位置関係について
    GB:実際にはかなり離れているようで、問題なしですね。
    (デベの方々は、全体配置図・標準階平面図をHPに掲載するようにして欲しいですね)
    >(2)西松建設の施工
    GB:ノーコメント
    >(3)実際には砂岩層までの深さは位置によってマチマチだそうです。大丈夫でしょうか?
    GB:そんなものです。
    >(4)戸境壁・・・地震や経年劣化などに対する耐久性などは大丈夫なのでしょうか?
    GB:タワーマンションでは乾式が通常であり、他に選択肢はありません。
    大きな地震が来て、乾式二重壁の上下シール部分が傷むと、遮音性が悪くなることもありうるでしょう。そうなったとしても、補修すれば済む話です。
    >(5)間仕切壁について・・・・耐久性に不安があります。
    GB:どうなっていれば、満足ですか?
    また、PS周囲は、外側にPBを二重張にして、排水管自体も、遮音性を考慮したものになっているハズです。
    >(6)耐震構造について。
    >   19階建てで、今時「免震」でも「制震」でもなく、「耐震」設計ということについて、
    >   どう思われますか?
    GB:まず、このような板状マンションでは、免震にすると、免震部分に引き抜きも生じるので、
    対策が大変となり、無理に免震にしない。「制震」が「免震」の次によいと思っている人が多いが、
    制震にして、地震動エネルギーを吸収させて建物の応答を軽減している分、建物の骨組みもスリム化しているので、同じ耐震余裕度というか、品確法の対策等級が1であれば、同じような耐震性能でしょう。今は、構造スリム化による経済性を考慮して、制震部材を組むことが多い模様。
    よって、耐震で設計できているのであれば、特に気にしなくてよいのでは。
    >(7)ほか、設備・仕様など、問題点らしきものがあれば教えてください。
    GB:仙台駅に近くてよいマンションと思いますよ。

  2. 62 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、私のつたない質問に丁寧にお答えいただきまして、
    本当にありがとうございました。

    何しろ建築物に関してはまったくの素人、
    一戸建てと違って、気軽に修理できない(管理組合云々で)というイメージがあるので、
    どうしても慎重にしたほうがいいのかな、と思ってしまうのです。

    >(4)戸境壁・・・地震や経年劣化などに対する耐久性などは大丈夫なのでしょうか?
    >(5)間仕切壁について・・・・耐久性に不安があります。
    GB:どうなっていれば、満足ですか?

    についてですが、
    「戸境壁」が「タワーマンションでは乾式が通常であり、他に選択肢はありません。」
    については知らなかったのです。(勉強不足...)
    やっぱり自重の関係でしょうか?

    頭の中のイメージを簡単な図にすると(ズレてないといいなあ)

    ■━■━■━■━■━■━■━■
    ┃ │ │ │ │ │ │ ┃
    ┃A│B│C│D│E│F│G┃
    ┃ │ │ │ │ │ │ ┃
    ■━■━■━■━■━■━■━■

    よりも

    ■━■━■━■━■━■━■━■
    ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
    ┃A┃B┃C┃D┃E┃F┃G┃
    ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
    ■━■━■━■━■━■━■━■


    のほうが気分的に安心なんだけど...という気持ちでした。

    まだ30年ごとに100%来る!といわれている
    宮城県沖地震もきていませんし。

    同物件のHPでもわかる通り、
    肝心なところが明記されておらず、
    (耐震・免震・制震のどれかが明記されていない、など)
    営業さんから説明を受けても「売りたいだろうし、そういう答えだろうな」と思ってしまう。

    構造説明会でも、質問に対してズレた答えが返ってきているのを見て、
    「大丈夫なの?施工業者さん?」となっていたので、
    ゼネコンボーイ様からのご回答で
    かなり安心することができました。

    お忙しい中本当にありがとうございました。

  3. 63 匿名さん

    あ!62=52です。
    名乗るのが抜けてしまいました。
    ごめんなさい。

  4. 64 ゼネコンボーイ

    >>53の方へ 
    質問が高度なので、会社にある
     「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針(案)・同解説」2004.3
    を見て、ご返事します。
    >>56の方へ
     情報ありがとうございます。その3までの記載がそろった段階で、糾弾させていただきます。
    >>62. 52さん
     平面図の労作ありがとうございます。今回新規分譲される方の棟(14F)が、
    通常のRC戸境壁なのにと思われたわけですね。
     スカイウイングぐらい高層(19F)になり、しかも板状のマンションとなると、
    戸境壁をRC造にすると、そこに地震時の水平力が大きく作用して、
    今使用しているコンクリート強度だと、逆に容易に壊れるものになります。
    (最下層の耐力壁端部の応力度の値がすさまじいものになる)
     そこで、純ラーメン構造といって、耐震壁のない構造にすることで、
    一定の変形を許しながらも、壊れない建物とします。
    (妻側住戸の妻側壁も耐震壁とし作用しないように、開口部を大きくしたり、
    軸をずらしたりしていますね)
     当然、純ラーメンの挙動を阻害しないように、四周にスリットを設置して、RC戸境壁と
    することも原理的には可能ですが、工程がかかること、建物全体の重量が増加することで、
    その仕様が選択されることはまずありません。
    (板状マンション以外の、ロの字プラン、コの字プランのタワーマンションでは、
    中央部にRCの耐震壁が構築されるケースがあります。しかし、その場合も戸境壁は、
    乾式で設計が原則です)

  5. 65 匿名さん

    53です。
    私は素人です。そんな専門的なものとは思いませんでした。
    しかし、ゼネコンボーイさんがそこまでおっしゃるのなら、待ちます。
    お手数おかけします。
    よろしくお願いします。

  6. 66 匿名さん

    はじめまして。
    下記マンションを検討しているのですが・・・
    http://www.homewith.net/mh/bkdetail/anyfile.jsp?nbk_id=ESTdv40vsb&...
    構造、遮音性についてご意見をいただけますでしょうか?
    直床、スラブ:200mm-240mm、階高:2900mm、天井高:2500mm、スパン:8100mm、
    バルコニーから北側梁まで:13650mm、戸境壁:220mm-240mmです。
    希望はタイプGで、上階も下階も同じ間取りです。
    よろしくお願い致します。

  7. 67 匿名さん

    >>56の方へ
    > 情報ありがとうございます。その3までの記載がそろった段階で、糾弾させていただきます。


    その3までの記載がそろったので、糾弾してください。
    https://www.****/member/wmbbs/wmbbs.php?b=50

  8. 68 匿名さん

    https://  www.****  / member /wmbbs/wmbbs.php?b=50

  9. 69 匿名さん

    https://www. s u mai- surf i n. com/member/wmbbs/wmbbs.php?b=50

  10. 70 56

    56ですが、67-69は自分じゃないです。
    あおるのは本意ではないので。
    ゼネコンボーイさん、コメントは気が向いたらで結構です。

  11. 71 匿名さん

    56じゃないが、ゼネコンボーイさん、薄○氏の二重床論議に回答しろよ。

  12. 72 匿名さん

    >71
    エラソーな態度だな・
    低レベル臭プンプンだぞwww

    >1をよく嫁

  13. 73 匿名さん

    72の方が2chばかまるだしだが、ゼネコンボーイさん応答おまちしております。

  14. 74 匿名さん

    ゼネコンボーイさま。いつもありがとうございます。大変参考になります。

  15. 75 ゼネコンボーイ

    >>53の方へ その1  遅くなりました。
     まず、はじめに断っておきますと、現状の仕様では、塩害対策は意識されていません。つまり、地区ごとに海岸線からの距離で、壁の仕様や鉄筋のかぶり厚さを規定することは、建築学会の鉄筋コンクリート工事標準仕様書であるJASS5においても、公共建築標準仕様書でも行っていません。先に紹介した、
     「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針(案)・同解説」2004.3
    で、その大きな方向性が、打ち出されているところで、これもスクラップ&ビルドから、より長く建築物の寿命を延ばしていく、サステナブル・ビルディングへの流れが大きく影響しています。ただ、この指針案をむやみに適用すると、その分高価なマンションになるので、普及が進んでいないと思われます。
     コンクリート中の塩化物濃度が一定値以上になると、不働態皮膜状態がくずされ、中性化の進行に関わらず、鉄筋の腐食が始まります。潮風で飛来する塩化物イオンは、コンクリート中に浸透し、鉄筋の方へ浸透すると言われ、実際に海岸縁の古いRC構造物では、庇等に鉄筋が腐食膨張し、かぶり部分の剥落している事例がみられます。
     この「耐久指針案」では、その塩化物イオンの鉄筋までの浸透を遅らせるためのかぶり厚さの規定を海岸線の距離からで規定し、さらに「塩化物イオンの進入を防止するための有効な仕上げ」を必須としています。防止する仕上げであれば、そこでカットできそうですが、それがあってもかぶり厚さをふかします。さらに、この仕上げがどのようなものが推奨されるか、一切記載がありません。この辺の研究は建築の場合特に進展していないようです。
     ここで、タイル仕上げvs吹き付けタイルですが、GBの勝手な推測としては、完璧施工の吹き付けタイルは塩化物イオンを通さないように思います。むしろタイルの目地部分が塩化物が滞留しやすく、コンクリートへの浸透に無防備のような気がします。しかし、一般に塩化物は樹脂も痛めることが多いので、より頻繁な吹き替えが必要なことも確かでしょう。 

  16. 76 ゼネコンボーイ

    >>53の方へ その2
     折角なので、「耐久指針案」の要求するかぶり厚さがどんな感じかご紹介しましょう。
       基準法では、柱・梁・構造壁の構造体最小かぶり厚さ=30mm以上。
              床スラブ・非構造壁の最小かぶり厚さ=20mm以上。
    これが、公共建築に適用される「公共建築工事標準仕様書」では、さらに仕上げがあるときに、基準法の厚さを最小厚さとして許し、仕上げがないときは、
         構造体で屋外面は基準法+10mm、
         床スラブ・非構造壁は屋内外共、基準法+10mmとします。
     さらに、JASS5では、あらかじめ10mmまでの施工誤差を考慮して、設計かぶり厚さとして、基準法+10mmの厚さを設計厚さとして、屋外仕上げなしの場合のみ、両者とも+20mmとします。これが、通常環境における設計耐用年数65年仕様でもあります。
    (よって、53さんの営業マンは、JASS5でやっていますという意味でしょう)
     因みに、品確法における「劣化対等級」では、
      等級3:先の公共建築仕様の最小かぶり かつ水セメント比50%以下
      等級3:先の公共建築仕様+10mmの最小かぶり かつ水セメント比55%以下
      等級2:等級3の条件で、水セメント比がそれぞれ55%以下、60%以下の場合。
    となっています。これは中性化速度に水セメント比も勘案したものです。
     これに対して、先の「耐久指針案」では、屋外面は仕上げありが当然とされ、
    その際の設計かぶり厚さ及びコンクリートの水セメント比は、構造部、スラブ・非耐力壁部分共に、設計耐用年数65年時に、
     ・準塩害環境地域  60mm、55%以下
     ・一般塩害環境地域 70mm、50%以下
     ・重塩害環境地域  80mm、45%以下
    と規定されています。これは、構造体部分の仕上げ有り時の標準設計かぶり厚さの40mmと比較して、かなり増やした形になります。
     ・準塩害=海岸線より250〜1000m
           (日本海側、沖縄では1000〜1500m、瀬戸内地方50〜250m)
     ・一般塩害=海岸線より50〜250m
           (日本海側、沖縄では250〜1000m、瀬戸内地方50m以内)
     ・重塩害=海岸線より50m以内   (日本海側、沖縄では50〜250m)
    となっています。日本海側でその距離が広いのは、海岸で波が砕けることが多いからです。
     こうなると、ほとんどの臨海部マンションにおいて対策が必要となります。逆に対策がないと、通常地域に比較して、やや不正確ですが、順に65年×40/60、40/70、40/80に耐用年数が縮まるという推測が可能です。これが本当かどうかは、今後、実際の建物が証明してくれるでしょうが、東京湾は穏やかな海であるので、ここまでのこともないような気がします。一方で建築業界も、各種仕上げの塩害防止能力の検証を進めることも必要でしょう。(一般に構造体や外壁部分がプレキャスト製品であると、高強度で水セメント比も小さい場合が多いので、耐久性は高いものになります)

  17. 77 ゼネコンボーイ

    二重床は必要最低条件? その1
     皆様お待たせしました。
     まず、碓井のコメントその1は、都内の某デベが直床の標準仕様を二重床に切り替える方向にあるとう話ですが、これは「リクルートコスモス」のことでしょう。まあ、碓井・長嶋の間違った本が、よく売れているようなので、完全に購入者が洗脳されてしまっているので、このデベさんもその被害者ということでしょうか。それでは、糾弾していきましょう。
     直床は、設計選択支の一つであり、斜線制限や高さ制限がある中で、販売専有面積を極大化できれば、その分、購入者はより安くマンションを購入できます。遮音性は、同じ厚さだと、直床の方が軽量・重量ともに優れている場合が多いです。配管は廊下側の配管ダクトや給湯器から、廊下側居室部分にその鞘管がコンクリートスラブに打ち込まれ、水周り段差部につながります。よって、本管の差し替え等、全く問題ありません。
    >碓井のコメントその2より。
    「直床」ですと「二重床」に比べてこの「重量衝撃音遮音性能」と「軽量衝撃音遮音性能」が劣るのです。
    これに関しては逆の事を言っている先生もいらっしゃいますが,私は実体験を致しましたのでお話致します。
    今から10数年前にある会社(二重床メーカーでは無い)が川口で分譲マンションの同じ縦列の2住戸を購入して,我々建築家に上下階の音の伝わり方の実験をして「二重床」の方が「直床」より上階の音があまり聞えない事を実証してくれました。
    上階の3LDKの住戸の仕様は標準が「直床」でしたが1部屋だけ「二重床」に改築して
    「直床」の部屋と「二重床」の部屋でスプーンを落としたり,椅子をひきずったり,また車のタイヤを落としたりころがして下階の同じタイプの住戸への音の伝わり方を実証したのです。
    その結果,「二重床」の方が「直床」に比べて「軽量衝撃音」も「重量衝撃音」も私の耳では伝わってくる音がかなり小さく聞え「遮音性能」に優れている事を体験致しました。
    この様な実験が実験室で行なわれる事が良くありますが,私は実験室での体験や計測値はあまり信用していません。
    その時の実験は実際に建って入居しているマンションの上下2住戸で行い自分の耳で体験したものですから私自身は納得しています。計測値より耳で実際に聞いて比較したのですから確かです。
    「二重床」の方が「直床」よりも「遮音性能」が高い事を実際のマンションで実験できた事は貴重な体験だと思っています。
    ですので私は自信を持って「直床」より「二重床」の方が「遮音性能」が良いと申し上げられるのです。
    >引用終わり
     GB:
    ・二重床にも直床に様々な工法があり、遮音性能にも大きく幅がある。どれとどれを比較しかのか不明。こんな個人的な単一体験で、すべてを判断してもらっては困る。
    ・同じ床仕様でも、階が違うと3dB程度の違いが生じることはよくある。これは、コンクリートの材令が違っていたり、スラブ工法の施工具合にややバラツキがあることが原因です。
     以上の2点で、碓井のコメントは全くナンセンスです。「試験値は信じない、自分の耳の方が正しい。」→間違った本でも売れて印税が入ると、自分がえらくなった錯覚をするのでしょう。

  18. 78 ゼネコンボーイ

    二重床は必要最低条件? その2
     碓井のコメントその3では、直床の場合、鳥居配管で、天井を通すのでウォーターハンマーのリスクがあり、よくないとしています。また、配管のヘッダーも天井にあるそうです。GBのこれまでの直床マンションの経験では、わざわざ天井配管することありません。その1で書いたように、鞘管をスラブ内に打ち込みます。ヘッダーは、廊下側のPSに作るか、水回り段差部に作り、わざわざ施工しづらい天井内とうことはしません。これも、碓井が目撃した貴重な直床の体験なのでしょうが、どの時期のものでしょうか。すでに、現役の設計者を引退して長いようですし、最近のマンション現場の施工段階を見る機会もないと推測されます。まして、直床マンションだったら、それだけで紹介を拒否するはずなので、クライアントに依頼されて、施工中の直床マンションをチェックする機会もないでしょう。
     ウォーターハンマーとは、給水栓がシングルレバー化されて、水流が一気に遮断されることで、その運動エネルギーにより配管が衝撃力を受け、その接合部で音を発生することを言います。鳥居配管にすると、その迂回部分がより揺れやすくなるのは、イメージできます。
     この鳥居配管は、二重床仕様でも配管経路が不足する場合は、一部の配管を二重天井内に通すことがあります。その場合も、専用の防止器具を付ければ問題ないことです。通常のデベであれば、クレームが来る前にそのようにするのが常識になっています。

  19. 79 ゼネコンボーイ

    二重床は必要最低条件? その3
     ここで、他の方のコメントの紹介します。
    http://allabout.co.jp/house/mansionbeginner/closeup/CU20040917I/index....
    >引用
    二重構造にすることで、給排水管やガス管、換気扇のダクトなどの配管類を収めやすくなる。管のつなぎ目部分に点検口を設ければ、水漏れなどのチェックや修理にも都合がいい。スラブを傷めずに配管を移動させることができるので、間取りを変更する大がかりなリもしやすくなるだろう。
    逆にスラブに配管類を埋め込んでしまうと、メンテナンスやリフォームがしにくくなる。埋め込んだ部分のコンクリート強度が落ちるので、耐久性の面でも望ましくない。
    >引用終わり
     GB:
    ・直床における設備機器のメンテ性が、二重床より劣ることはない。配管差し込む口は、廊下側か、二重床となっている水回り部(主に洗面所)に設置されており、直床内部には鞘管が打ち込まれているだけ。
    ・水周り部のスラブ段差は、SI仕様でもない限り、二重床仕様の場合も存在し、また配水管のその近傍に固定されているので、リフォームで、設備機器の位置変更や規模変更ができないのは、どちらでも一緒の状況。
    ・つまり、SI仕様二重床(スラブ段差が一切なく、PSが廊下側に集約されたマンション)と直床を比較するのであれば、それは前者の方が可変性が高い。しかし、SI仕様はまれ。
    ・むしろ、水周り以外の間取り変更では、スラブ上に配管がある二重床の方が気を使う。
     コンクリート強度が落ちるというのは、許容範囲なので特に指摘することでもない。二重床でも配線用のCD管は、スラブ内打ち込みが生じる。

  20. 80 ゼネコンボーイ

    二重床は必要最低条件? その4
     これまでの記載は、別に二重床を非難している訳ではなく、
    間違った評論家により、直床工法の選択支がなくなることは、結果として購入者のために
    ならないからです。
     ある敷地で、マンションが計画された際に、同じ価格で直床仕様にすると
    各戸の専有面積が3平米増やせるとします。特に問題がなければ、より広い方を
    選択する方も多いでしょう。
     前にも述べましたが、二重床がスラブ200mm+二重床仕上げ150mmの構成であったとすると、
    同じ空間を使って、ボイドスラブ300mm+直床仕上げ50mmとすることが可能です。
    ボイドスラブの遮音上の性能は、その9割厚さの無垢スラブに匹敵するので、
    こちらの仕様の方が、床衝撃音対策としては、勝るものになります。
     まちがった評論家がのさばることで、このような設計選択支までなくなってくることだけは、
    くい止めたいものです。

  21. 81 匿名さん

    ゼネコンボーイさんへ
    53です。ありがとうございました。吹き付け部分が多いので少し安心しました(確か12年程度で再塗料するはずです。しかし、住んでみないとわからないのも少し不安になりましたが、30年程度たっているマンションでも外見はあまり変化なく見えるのは大丈夫かなあとも思ったりします。
    じか床構造、参考になりました。

  22. 82 匿名さん

    やはり現役の技術者って説得力あるよね。

  23. 83 匿名さん

    二重床の説明はなんとなく理解できるのですが、ボイドスラブ300mm+直床仕上げ50mmの仕様というのは、あまり見た事がありません。コストがかかるとか、設計が難しいとか、そういう問題なのでしょうか?個人的には、遮音性に優れるのであれば、普及して欲しいのですが。

  24. 84 匿名さん

    おそらくは薄いの標的である長谷工マンション(直床、二重天井、二重壁)だと、
    ヘッダーはユニットバス天井部においてあり、鳥居配管かどうかは分かりませんが
    (共用管から住戸への引き込み位置が不明)
    給水系は天井から壁を通して下ろしていますね。(片鳥居!?)
    鞘管の打ち込みはないと思いますが。
    排水系も、段差スラブ+水周りに必ずPS隣接、なので、
    スラブと管の関係は、SI以外の二重床マンションと同じといえるのではないでしょうか。

  25. 85 匿名さん

    一般的に見る直床はスラブ200ミリが多いですよね。アンボンドで250くらい。
    対する二重床の場合はスラブ200〜220ミリ、ボイドの場合で260〜280ミリ。
    施工の仕方や部屋の広さによっても違ってくるのでしょうが、こうした条件での騒音実感の違いってどうなのでしょう。

  26. 86 匿名さん

    GBさん、参考までに教えて欲しいのですが結論として「ちゃんと設計施工された直床」と
    「ちゃんと設計施工された二重床」では遮音特性は全く一緒ってことでしょうか?
    それとも二重床のほうがポテンシャルとしてはあるのでしょうか?
    (ここでいうちゃんとというのは考えられる遮音に関する施しを最大限行うということで
     手抜き無しという意味です。ちなみにそれ以外の要素(スラブ厚とか階とかの要素は無し))

  27. 87 匿名さん

    GBさん
    いつも書き込み見せてもらっていますが、今回の回答は矛盾が生じていませんか?
    改めて確認したいですが、直床で鞘管やCD管を躯体に打ち込んだら、
    それこそ遮音性能に問題出ませんか?GBさんの回答を見ると躯体打込みしていない
    二重床の方が良いと感じます。また
    >二重床でも配線用のCD管は、スラブ内打ち込みが生じる。
    と書かれていますが、直天や戸境直壁にボックスがある場合を除いて
    見たことがありません。RC打ち放しなら分かりますけど、いまだに
    打込み配管をしているのが不思議です。

    84さん
    長谷工の施工はその通りです。
    共用部(MB)から住戸内への引込みは、住戸内の壁で立上げしてUB上部の
    ヘッダーに接続されています。

  28. 88 匿名さん

    ゼネコンボーイさんにはホント、マンション選びの本を出版していただきたいですね。
    匿名掲示板に埋もれさせておくのは勿体無いです。

  29. 89 匿名さん

    GBさん。
    >>77
    >遮音性は、同じ厚さだと、直床の方が軽量・重量ともに優れている場合が多いです。

    これはどういった理由によるものなのでしょうか?
    同じ厚さというのは>>80で書いているような、二重床では空洞の部分に
    スラブが埋まっている直床との比較では無いですよね?

    過去ログを読みきれていないのですが、もし過去に回答があるのでしたら
    レス番号を指定していただける方法でも結構ですので教えて頂けないでしょうか?

  30. 90 匿名さん

    ゼネコンボーイさま、初めてレスします。
    よろしくお願いします。
    半年前に新築マンションを購入して初めての夏に、
    お隣のエアコン室外機のモーター音が、
    窓を開けているとベランダだけでなく室内まで響き、とても気になります。
    でもお隣のモーター音は決して異常な大きさではなく普通だと思います。
    (お隣のベランダで聞かせて頂きました)
    音がどのように伝わり響くのか分かりませんが、
    これはベランダの構造上の問題でしょうか?
    (逆梁工法のマンションです)


  31. 91 ゼネコンボーイ

    >>66の方へ
     今、HPを開くと残り4戸とかになっているので、すでに手付けを打たれているかと。
    逆梁マンションになっていると、GBも繰り返すようになるのですが、居間部分の大梁が
    バルコニー外に離れるでの、やや響き安いものになります。
    これも、小梁があることで、若干の緩和はありますが、小梁があることで、逆に居間スラブ
    の1次固有周期が、63Hz帯域に入り低音可聴域として響きやすくなることもあるようです。
    とは言え、逆梁マンションとしては、ごく通常のパターンを踏襲しており、直床であることより、
    通常の二重床よりは、重量衝撃音の性能がよいと判断されます。
     Gタイプのプランは、玄関ポーチを大胆に取り込んであるのが特徴であり、そこで
    思い切って窓付き浴槽も実現させたものですね。

  32. 92 ゼネコンボーイ

     質問の数が一気に増加していますので、今日はまず、同じスラブ厚さの場合の
    直床vs二重床(重量衝撃音)の話をします。
    (これが、86さん89さん他に対する答えとなるものです。)
     まず、「低減量」×「床衝撃音」でぐぐります。
    低減量とは、コンクリートスラブの素面状態から、床衝撃音がどの程度改善されるかの値を
    示し、プラスの場合に「改善効果」があり、マイナスの場合は、「劣化」することになります。
     下記の某ゼネコンのHPに、乾式二重床の重量衝撃音の低減量を求めたグラフがあります。
       http://www.maeda.co.jp/tech_info/kankyo/07/38soundproof.html
     このページ右下の図表より、空気抜きを大胆に設定したり、増し貼りをした特別な仕様にしないと1ランク(5dB)程度劣化しているのが伺えます。
     また、某メーカーのHPに低減量Δ=0の大臣特認を取得した話が出てきます。
       http://www.nichieiintec.co.jp/system_floor/daizin/index.html
    この断面構成図をみると、10mmの制振シート(アスファルトを基材とした重く堅いシート)を二重床に組み込んでいます。このような対策をして初めて、遮音上悪さをしない二重床が可能になりますが、皆さんの購入しているマンションで、制振シートはまず使用していません。
     つまり、二重床下部の空気層で太鼓現状による63Hz帯域の増幅を生じるのが、今普及している
    二重床です。(たまに4mmのものを使用している事例がありますが、少数派です)
     一方、直床の例としては、Δ=0をうたった商品がヒットしません。
    これは、すでに品確法で、一般の直床製品をΔ=0と見なしてよいことが認めれているからです。
    やや面倒ですが、下記の品確法評価基準のpp.86-88をごらんください。
      http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/060601hyouk...
     直床では、カーペットなどの他、d.(i)(a)(b)の条件を満たせば、フローリング系ではΔ=0.と評価してよいとなっています。
     二重床では、d.(ii)(b)にあるように、30kg/㎡以上の面密度のアスファルト系制振材同等品が必要になります。それがない場合は、e.に記載されるように、一律Δ=−5dBと評価するようになっており、これが皆さんの購入している二重床の現状です。

  33. 93 89

    GBさん。
    返答ありがとうございます。
    まだ読みきれてませんが、じっくり読んでみます。

  34. 94 ゼネコンボーイ

    >>83の方へ
     関東以外の地方都市では、300mm前後のボイドスラブによる直床の計画はふつうにみられます。
    小梁なしで設計すると、スパンが8.5m前後で、この厚さが必要になるので。
    また、間口の大きいタワーマンションでは、280〜320前後のボイドスラブが合成床板方式で
    多用され、これは都内でも多くありますが、大半はさらに二重床にしています。タワーマンションでは、外周の梁せい(梁の高さ)が大きくなり、所定高さのサッシュを組み込むと、階高が3200mm前後になって余裕があるからですね。
     都内で300mm直床が通常物件で普及しないのは、
      ・その分天井高を増やした方がアピールしやすい。
      ・直床に悪いイメージを持つ人がいる。(誰かの影響というか、まちがった評価の本が2004年に
       続々と出版され、今は多くの住宅サイトが、その受け売りを流している現状があるようです)
      ・また、誰かが勝手に2割引きとか評価したので、大したことないと感じる。
       (実際は、1割引きとほぼ同等なので、270mm相当のスラブに対応します)
     重量はほぼ同様で、設計上の問題ではありません。コストは実際には、直床ではコンクリート
    打設後のセレフレベリング材による水平出し、ボイド工事が付加される分、「200mm+普及版二重床」よりも、「300mmボイドスラブ+直床」の方がやや高いものになります。

  35. 95 ゼネコンボーイ

    >>85の方へ
     質問はたったの4行ですが、これをまともに答えるとなると、・・・・。
    だいたい過去レスで述べているのですが、まとめは次の機会ということで。
    >>84さん。
     長谷工物件では、ヘッダーを浴室上部に設置ですか。住戸の壁を通してとは、知りませんでした。
    大変勉強になりました。
    >>87さん。
     GBは、長谷工物件を見たことがないので不勉強でしたが、そうでない場合はというか、GBの見てきた現場は打ち込んでいます。これは、遮音性を損なうような大それた行為ではありません。
     長谷工物件では、全くCD管の打ち込みはないのでしょうか?
     通常のマンションでは、二重床・通常スラブの場合も、だまっていると、電気屋さんは、どんどんCD管をスラブ内に配管していきます。(二重天井内が狭いことが多いでの、後で苦労するのを嫌って) 特に、電気系統のシャフトから住戸内の配電盤に引き込む際は、梁にスリーブを設置して、そこの耐火区画処理をするよりは、梁上のスラブ部分にCD管を打ち込んで梁を超えて、スラブ下で引き出した方が、工事も容易であり、この事情から、ほぼすべてのマンションでは、CD管のスラブ内打ち込みが発生していると推測されます。
     いずれにせよ、過剰でない限りは、スラブ内配管は構造上も遮音上も問題ありません。

  36. 96 ゼネコンボーイ

    >>90の方へ
     まず、窓を開ければ音は聞こえるのは仕方ないように思いますが、
    その程度の問題ですね。
     窓を閉じても感じるようであれば、それは逆梁工法で、室外機が住戸内スラブと
    同じスラブに設置され、それが隣戸のスラブも振動させてくるという推測はできるかもしれません。
    特に、戸境上部の梁型を省略するような設計だと、その可能性も高くなるでしょう。
    そのような場合は、ホームセンターで売っている、室外機専用の防振ゴムが有効でしょう。
     しかし、隣戸の室外機騒音の空気音が、気流の具合で、自分の部屋の方へ流れているような
    状況だと、それは窓が開いていれば聞こえるものかと推測します。また、バルコニー間にある
    非難用界壁の周囲の隙間をガムテープ等で閉鎖しても、改善されるかもしれません。
    (こう書くと、共用部をいいですかと注意されそうですが、逆梁では1m角程度の開口部を下部に
    設置して、外から目立たないので、許容範囲でしょう。)

  37. 97 83

    83です。「関東以外の地方都市では、300mm前後のボイドスラブによる直床の計画はふつうにみられます。」勉強不足でした。私は横浜市に在住しており、確かにあまり300mm前後のボイドスラブは見かけませんでした。関東の都市部はあまり無いのですね。私もなんとなく二重床の方が良いイメージを持っておりました。遮音性に優れるこのような仕様が、関東でも、正しい理解によって選択肢の一つとできれば良いのですが。ゼネコンボーイさんと所属ゼネコン(?)の益々のご発展をお祈りしております。ありがとうございました。

  38. 98 90

    ゼネコンボーイさま
    ご返答、ありがとうございました。

  39. 99 匿名さん

    程度の低い質問で申し訳ありませんが、どうしたらいいか思案に暮れておりますので、よろしくお願いします。

    築1年半、直床スラブ200mm、2重天井の分譲マンション最上階に住んでいます。
    和室の畳に布団で寝ているのですが、下の人のテレビの音が体に響くように聞こえてきます。
    また、夜や早朝などの静かな時には椅子に座っていてもテレビの音がわかります。

    今までも賃貸で集合住宅に住んできましたが、下の人のテレビの音が聞こえるという経験はなく、分譲マンションで信じられない思いです。
    売主に言ったところ、隣と接していない壁の内側と外側に隙間があるので、そこから聞こえるのかもしれないということで、隙間に充填剤を入れる工事をしてくれましたが、それでもやはり聞こえます。外から音が聞こえるというより、振動が伝わっているような感じです。

    布団ではなくベッドにする、耳栓をするということも考えていますが、階下のテレビの音が聞こえるというのはどうにも納得できません。
    また、サッシの開け閉めやカーテンを閉める音もよく響きます。
    そんなものなのでしょうか。それとも下の人のテレビの音が大きいのでしょうか。でも音が大きいのなら他の部屋からも苦情が出そうな気がしますが、出ていないようです。

    敏感過ぎると言われたこともありますが、敏感な私でもこういう経験は初めてです。
    何かよい解決法または対処法はないでしょうか。


  40. 100 ゼネコンボーイ

    >>99の方へ
     最上階の妻側の住戸ですか?
    その妻側にバルコニーはありますか?(特に、和室部分に)
    外壁部サッシュの防音仕様は? 複層ガラスですか?
    隙間に充填材とは、外壁のGL工法部分に、グラスウールを入れたということですか?
    和室と、下の方のテレビの位置関係は?
    座っている椅子は、和室ですか、居間ですか?
    下の方と同じ間取りですか?
    そのテレビは、その部屋のどの位置にどのように設置されていますか?(もし知っているようでしたら)

  41. 101 匿名さん

    84です。
    当方、長谷工物件で、内装前に室内に入ったことがあるのですが、
    すでにその段階で、給水管や電気配線の束は取り回してありました。

    >電気屋さんは、どんどんCD管をスラブ内に配管していきます。
    素人質問かもしれませんが、それって後から電気屋さんが
    ドリルか何かでガリガリとコンクリに穴あける、ってことでしょうか?
    そんな権限が電気屋さんにあるんでしょうか!?

    スラブに管類を打ち込むのって、私はてっきり、
    コンクリを流し込むときに、前もって管を入れておくものと思ってました。
    つまり、電気屋さんの判断で施工時に方法が決まるものではなく、
    設計工程から計画された行為だと・・・違うんでしょうか?

    壁に穴あけるならともかく、スラブに水平に管通すって・・・どうやって掘るのか想像が・・・??

  42. 102 ゼネコンボーイ

    >>101 84さんへ
     済みません、文章が不明確だったようで。「てっきり」の意味です。
    「スラブ内に配管していく」→「コンクリート打設前のスラブ内に配管していく」です。
    確かに、スラブとは板のことですから、打設後にはじめてスラブになる訳ですが、
    スラブになる前も部位として「スラブ」を使用するので、(スラブ型枠、スラブ配筋など)
    あのような表現となりました。

  43. 103 電気屋

    はじめまして、ゼネコンボーイ様

    現在、場所など気に入っているマンションがあるのですが、
    戸建ての経験しかなくマンションの音についてわからない
    ので良かったらご意見を下さい。

    考えている物件は、下のCタイプの中層階です。

    http://www3.daiwahouse.co.jp/mansion/chubu/45000/drg/plan.html

    日照権の関係で田の字ではなく、レイアウトが変わって
    いますが、上下の音についてはGBさんから見て不安な
    点はございますか?

    スラブ:中空ボイドスラブ 270mm+2重床
    (説明がありますが防振際根太か私には判りません)
    戸境壁:RC180mm
    階高:2910mm(うろ覚えですがこの位でした)
    リビング部分のスパン:8950mm
    キッチン部のスパン:10050mm
    縦の長さ:11100mm

    バルコニーの張り出し:2000mm
    うち逆梁の部分は850mm
    バルコニーの大梁850mm×850mm

    設計・監理:野呂一級建設設計事務所
    施工:安藤建設名古屋支店

    宜しくお願いします。

  44. 104 99

    最上階角部屋で、他の字、南側にリビングと和室があり、北側に洋室が2室あります。
    和室が隣と接しています。
    上下の間取りは同じです。
    リビングと和室の外側にベランダがあります。
    外壁は、ビニールクロス、プラス他ボード、GLボード、断熱材、コンクリート壁、外壁タイルとなっていて、厚さ約25mmの発砲ウレタンが入っているようです。
    充填剤を入れて改善されたかどうかは、何ともいえないという感じです。

    リビングのベランダ側両端にテレビ端子があり、下の方は和室側にテレビを置いていると思います(確信はありません)。
    リビングにいる時に寝ていない状態でテレビの音がわかります。

    寝ている部屋と下の方のテレビの位置関係が悪いのかと思い、北側の洋室でも寝てみましたが、フローリングに直に寝たせいなのか、どちらの部屋でも話し声やテレビの音がやはり聞こえました。
    下の方の家族構成から、下の洋室2室には人がいないことが多いと思うので(これも確信はありません)、下の下の部屋から聞こえてくるのか、下のリビングの音が聞こえてくるのではないかと思います。
    下のリビングのカーテンを閉める音は洋室にいてわかりました(寝ている時)。
    床に直に寝ているということはありますが、どの部屋で寝てもテレビ等の音が聞こえてくるので、どうなっているんだろうという思いです。

  45. 105 ゼネコンボーイ

    >>104 99の方へ
     追加の質問です。
    ・住戸は逆梁形式ですか?(バルコニーの手摺りが梁になっている)
    ・間口×奥行きのだいたいのサイズは?
    ・妻側にはバルコニーはないのですね? LDの妻側部分の窓はどの程度の大きさですか?
    ・二重天井の仕上げ厚さは分かりますか?
    ・和室にもTV端子があるのですね?
    あまり、本題とは関連しませんが、
    >下のリビングのカーテンを閉める音は洋室にいてわかりました(寝ている時)。
    これが、下階の洋間のカーテンではないと判断された理由は?
     以上、ご面倒ですが、ご回答よろしくお願いします。

  46. 106 匿名さん

    ゼネコンボーイ様 お仕事忙しいなか、
    ボランティアで専門的な解説して頂き、頭が下がる思いです。
    ありがとうございます。大変参考になります。

    私、まりもさんのマンションが100m2なのに安いので考えています。
    http://www.marimo-ai.co.jp/bukken/kitanagano2/index.html
    ここなのですが、ここだけでなく、まりもさんの物件のほぼ全ての間取り図には
    HP図では見難いですが、リビングの窓から60−80cmほど
    内側に天井断熱部分という線があります。つまりここから窓側は天井断熱なし
    ということだと思うのですが、他のデベさんの間取り図にはそのようなものは
    ありません。まりもさんが親切に書いてるだけなのか、まりもさん独特なのか
    わからないのですが、なぜ天井全面断熱しないのか、素人にはわかりません。
    窓側は分厚いコンクリートということでしょうか?
    最上階も同じなら、最上階はバルコニーとリビング窓側天井部が断熱でなく、
    夏暑め、冬寒めなのかなと思い、中住戸にしようかなと考えています。
    中住戸ならバルコニーとリビング窓側天井部が断熱でなくても、そこに日射が
    ないから天井コンクリートがそれほど温まらずいいと思うのですが、どうでしょうか?
    やはりマンションの構造は最上階、角部屋より、中住戸の方が、夏涼しく
    冬暖かい(光熱費が少なくてすむ)のでしょうか?
    教えていただければ幸いです。

  47. 107 ゼネコンボーイ

    >>103の方へ
     なるほど、独特のプランですね。
    スパン8.95mで270mm厚さのボイドスラブは、中に小梁がないとすると、
    これはやや薄い方の設計ですね。(梁の内々でも、8.3m程度あるでしょうから)
    実際のボイドスラブの商品名は何ですか?
     この辺を、スラブ構造設計でぎりぎりの厚さにすると、振動しやすいスラブになる危険があります。
     さらに、前スレッド405.でも述べて、この99の方の悩みにもつながるものですが、
    一般に角部屋の場合は、中住戸に比較して、外壁面積の大きい住戸となり、その外壁部分をウレタン吹き付け+GL工法のボード張りとなるため、GLボンドで点付けされたボードがよく響くものとなります。これは中の空気層が悪さをする以上に、ボード自体の共振状態が、点付けされたRC壁への振動となって伝達されるので、遮音性が悪くなるものです。つまり、GWなどの詰め物はあまり効果ない訳です。しかも、TV音や話し声の音域である500Hz〜1000Hzの音域をよく通すので、妻側の住戸は上下階からの音が伝搬しやすい状態になっているので注意が必要です。
     GBは、このマンションの外壁部分が、トウキョータワーズなどで採用されているように、完全独立支柱のふかし壁仕様が普及していくこと期待しています。これで、床衝撃音もかなり改善されます。特に妻側住戸では、そのように設計しないと、バルコニーで遮られない場合特に、上下の開口部を経由しての、空気伝搬音も想定されるので、注意が必要と思われます。
     この103さんのマンションの場合に少し救われるのが、妻側大梁のスパンはさほど飛んでいない。
    というか、斜辺部分の中央にも柱があり、スラブの変形を抑制している。マスターBRの外部には、
    サービスバルコニーがある。などでしょう。
     以下、遮音性とは関係ないですが・・・。
    ・窓付き浴槽の窓外が、完全に外廊下部分?
    ・主寝室上部の寝室にエアコンを設置する際は、たぶん主寝室側のバルコニーに室外機を
     置くので、配管が壁を横断する。
    ・食べながらのTV鑑賞がしづらい。(←冗談です)

    概して、魅力あるプランだと思いますが、スラブの厚さが気になります。

  48. 108 ゼネコンボーイ

    >>103さん
    >リビング部分のスパン:8950mm
    これは、外壁芯と戸境壁芯との距離ですか?
    今、図を見直すと、柱間や大梁間はもっと短いようですね。
    この寸法を教えてください。(バルコニー側の柱の芯芯距離、できれば大梁間の距離の値)

  49. 109 ゼネコンボーイ

    >>106さん
     これは、外壁部断熱層の折り返し補強部分であり、断熱補強と呼ばれるものです。
    どのマンションも600mm程度の補強幅であり、天井仕上げの少ない場合は、薄く吹き付けます。
    (その意味で、余りに天井仕上げしろの少ない納まりは、よくない訳です。
    ちなみに、二重床仕様の高級グレードマンションでは、スラブ上にも補強吹き付けをします。
      ↑二重床=高級の意味ではありません。 念のため)
     また、最上階の屋根スラブでも折り返し、屋上部分は外断熱するので、最上階居室の断熱性に
    特に問題ありません。夏や冬の空調費を節約する意味では、中階の中住戸がよいですが、角部屋や最上階には、分譲価格が高くなる、それなりの良さがあります。特に、角住戸は開口部を十分に取れば、各部屋の自然光による明るさがかなり違います。
     安いと言っているように、このマンションの角住戸の妻側デザインは、最低コストプランのような感じです。また、長谷工チックに、バルコニー側外壁面のあそびがなく、完全フラットです。
    まあ、その分安く購入できるのであれば、欲張ってはいけないのでしょう。

  50. 110 電気屋

    ゼネコンボーイ様

    103の電気屋です。
    お忙しいなかHPを確認してご意見いただきありがとうございます!
    非常に参考になります(^^)

    浴槽の窓は外廊下部分というのは気になったのですが、面格子が
    入っているのと(当たり前?)、角住戸で梁もあるため音は漏れる
    ものの通気性の良さで妥協した部分です。

    また確認したところ、おっしゃるとおり上の寝室にエアコンをつけ
    る場合は、主寝室に配管を通すことになるそうです。名古屋は暑い
    のでエアコンは付けたいところです。

    マルチメディアコンセントは、リビングダイニングと寝室2の間の
    バルコニー側の壁と、寝室2の戸境のところのバルコニー側の壁に
    なるので、テレビを置く位置は限られてしまいそうでね...
    寝室2との間は可動の間仕切りになっているので開けて使用する場
    合はテレビを置く壁が無いかも...

    >>リビング部分のスパン:8950mm
    > これは、外壁芯と戸境壁芯との距離ですか?

    その通りです。キッチンのガス台の下のPSの下の外壁芯から
    戸堺までの距離になります。

    バルコニー側の柱の距離は、
    外壁芯-1070mm-大梁芯-2720mm-小壁芯-2400mm-小壁芯-2760mm-戸境壁芯
    になります。

    また、大梁の間:6640mm、大梁の芯芯間:7880mmです。
    一番幅の広いキッチン部の外壁芯と戸境壁芯で10050mmです。

    遮音はの点では少し心配なんですね...
    他の質問や回答から少し心配ではあったのですが、採光面から
    角住戸が魅力なので悩んでいます。

  51. 111 ゼネコンボーイ

    >>110 電気屋さんへ
     大梁間=6.64で大梁の芯芯間=7.88m
    となると、大梁幅の平均値が7.88-6.64=1.24mになりますが、・・・
     いずれにせよ、スラブ厚さ=270mmは、構造計算で出てきた数字であることが推測されます。
    角住戸では、スラブが連続しない分、変形や振動もしやすいので、遮音重視設計では300mm程度
    の設計であった方がよかったであろうと思います。
     お互いに注意して生活するのがマンションであり、たまに生じる他住戸音もこれがマンションだ
    と割り切る気持ちの持ち方は大切ですね。そうすれば、立地や間取りがお気に入りならば、
    その気持ちを優先させてよいのではないでしょうか。

  52. 112 電気屋

    ゼネコンボーイ様

    110の電気屋です。
    早速のお返事ありがとうございました。

    > となると、大梁幅の平均値が7.88-6.64=1.24mになりますが、・・・

    大梁(バルコニーにあるアウトポールと理解しています)の南側の
    幅は1.24mありました。そしてその大梁を結ぶバルコニー手摺部分の
    逆梁の厚みが850mmでした。

    103で書きました、大梁850mm×850mmが間違いでした。すいません。
    これが太いのか細いのかは判断出来ませんが...

    ダイワの方によると、性能評価書を取っているため耐震等級は1に
    なるが、実際は1.1以上はありますとのことでした。
    他は、耐風等級2、劣化等級3になっていました。

    外壁はご想像通り硬質ウレタンフォーム25mm吹き付け+GL工法
    のようで99さんのお話を聞いていると少し不安な部分でもあります。

    ただ、立地の利便性と、収納が少ないものの洋室が自然採光が取れる
    間取りに魅力があることと、同プランは1階で3780万〜15階で4240万
    という価格のバランスを考えて前向きに進めようと思います。

  53. 113 106

    ゼネコンボーイ様。ご回答ありがとうございました。まりもさんだけじゃないんですね。
    安心しました。素人はちょっとした記述にも疑問に思い、デベに聞きたいんだけど、
    聞いても返事を疑ってかかったりするのでいけませんね。
    角住戸の窓はほんと小さかったので、プライベートポーチはあり、
    前を他の方が横切らないのでいいとは思ったのですが、価格を考え私は中階の中住戸に
    するつもりです。ありがとうございました。

  54. 114 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、力になっていただけませんか?
    実は中古マンションを買って10年になるのですが、
    異常音に時々悩まされています。現在築16年で24時間換気もないマンションで、
    10階建て、横並び住戸で8階までは10戸。9,10階は両端の戸がない8戸で、
    異常音がするのは10階の端2戸(角部屋)です。どんな異常音かといいますと、
    冬場特に気づくのですが、がららーん、ごろん、ごろん、ごろん、ごろんと10秒ほど続き、止みます。リビングにいても、北の部屋にいても、どの部屋からも聞こえすごい音(テレビつけてたらそれと同等かそれ以上)が天井ごしに聞こえます。いやらしいことに不定期に鳴るので、なかなか他者に確認してもらうことができません。一度風呂場の天井の穴から上部を見たのですが、素人でわかりませんでした。
    エレベータはまんなか(10階でいえば4号と5号の間を挟む位置にあり、中階段もそこにあります。
    鉄骨外階段は両端にあります。水はポンプで上部水槽に上げ、上部受水槽から各戸に供給されます。
    入居当時はだいぶ聞いて回り、ポンプの音や、屋上避雷針などの共鳴?を疑ったのですが、
    わからずじまいで、配管施工業者にポンプ音ではないかと聞いたのですが、
    ポンプは1階にあるから、、といわれました。
    最近は慣れてきたとはいえ、まだ、気になります。風が強い日にするような
    気もするのですが、はっきりしません。10階の反対端の方も最初文句を言っていたと管理人さん
    から聞きました。
    こんど、新しいマンションに引っ越すことになり、ここを賃貸にだそうと思い始めたので
    原因がわかれば対策したいと思うのですが、どのような原因が考えられますでしょうか?
    あるいはどこに頼めばわかりますでしょうか?これだけの情報では無理かもしれませんが。
    不定期の異常音なのでほとほと対策に困っています。
    よろしくお願いします。

  55. 115 ゼネコンボーイ

    >>114の方へ
     確実ではありませが、マンション屋上の外周パラペット部分に設置してある丸環が疑われます。
    ステンレスのフラットバーをパラペットに打ち込み、その先端の穴に直径120mm程度の
    丸環が通してあり、丸環を3〜4mピッチで屋上パラペットに設置することで、
    外壁メンテ用のゴンドラを吊すためのアンカーを取ることが可能です。
     たまにしか音がしないのは、風の強さと風向きの問題あり、運悪く屋上の風がこの丸環を
    激しく揺らすような案配になると、風が止むまで丸環が暴れて、屋上パラペットを叩く時に、
    その打撃音が下階に伝達されます。両側の妻住戸だけに聞こえるのは、風の暴れる
    箇所が構造的に屋根端部にくるからだと推測されます。
     対策としては、丸環が風で揺れないように固定するか、
    丸環の当たる部分にゴムシートなどを貼り付けます。
    >風が強い日にするような気もするのですが、・・
    は、たぶん正しいでしょう。

  56. 116 114

    ゼネコンボーイ様、示唆いただきありがとうございます。確認してみたいと思います。
    ただ、今度大規模外装改修を計画中で、ゴンドラを上から吊るすような構造のものはないので、
    地面からの完全な足場を組むか、壁に穴を開けてそこに支柱を打ち込み支える形の足場にし、駐車場をなるべく使えるようにすることになっています。
    屋上にも何回か上がったことがありますが、丸環も、そのほかの定期的ピッチでの構造物はありませんでした。コンクリートと水道管、避雷針、上部受水槽しかなかったように思います。
    すぐ横に結構流れの速い小規模の川が流れ、下水道の汲み上げポンプ音?と思ったこともありましたが全く検討がつきません。

  57. 117 ゼネコンボーイ

    >>116. 114さん。
     そうですか。
    >がららーん、ごろん、ごろん、ごろん、ごろんと10秒ほど続き、止みます。
    確かに、丸環がコンクリートに当たる音とは、ちょっと表現がちがっているようですね。
     何か、固いものが屋根で転がっているような感じですが、
    風が強い場合に、揺れぶつかったり、転がったりするものがないかどうか、ご確認ください。

  58. 118 114

    ゼネコンボーイ様、ありがとうございます。前は揺れぶつかったり、転がったりするものはなかったのですが,念のため屋上にまた上がらせてもらって,確認したいと思います。
    設計者が予測できれば,対策してたと思うので,思わぬ音の伝わりなんですかね。
    マンションというのは難しいですね。ありがとうございました。

  59. 119 99 104

    低レベルの私にお付き合いくださり、ありがとうございます。

    住居は逆梁ではありません。
    玄関を入って左側に洋室6.5畳(洋室1)、右に洋室5.1畳(洋室2)があり、洋室1の奥に浴室洗面所があり、その奥が和室5.5畳です。
    洋室2の続いて、トイレ、キッチン(3.1畳)、リビング(11畳)です。
    洋室2の北側に小さいベランダ(1.35m×2.77m)があります。
    間口は6.6m、奥行きは大小ベランダを除いて10.1m、リビングと和室にあるベランダは6.6m×1.8mです。
    妻側にベランダはなく、70cm×75cm位の小さい窓が、リビング、キッチン、洋室2にあります。
    二重天井の仕上げ厚さはわかりません。
    TV端子は、リビングのベランダ側両端と和室のベランダ側で隣との壁際があり、下の方は、リビングで和室との境当たりにテレビを置いていると思います。
    追加ですが、充填剤を入れる作業は和室とリビングについてやってもらい、洋室1と2はそのままになっています。

    入居してすぐに私の感覚ではあまりによく音が聞こえるので、私なりにどこの音がどのように聞こえてくるのか確かめようと思いました。テレビの音も聞こえるのですが、下の部屋のカーテンの音、サッシがどんと閉まる音が聞こえることにショックを受けました。また、どこからなのかわかりませんが、どーんという衝撃音も聞こえます。マンションの南側は倉庫でトラックが出入りしているので、衝撃音はそれかもしれませんが、マンション内外の音はやはり違うので、私にはマンション内の音のように思えます。

    入居して1年半位になるので、下の方の行動パターン(休みの日がいつかなど)も下から聞こえてくる音や自転車の有無でわかるようになりました。聞き耳を立てているようで異常と思われるかもしれませんが、下の方の在宅時と不在時では明らかに音の聞こえ方が違います。また、音が聞こえる時にどの部屋の電気がついているか外まで確かめに行った事があるのですが、隣、斜め下の電気は消えていて、下のリビングのみに電気がついていました。洋室2で音が聞こえた時も外に見に行ったのですが、外から見る限り下の洋室2は暗く、リビングに電気がついていました。洋室1は共用廊下に面してカーテンが閉まっているので、廊下からは電気がついているかどうかはわかりません。洋室1では寝た時も音は聞こえましたが、それに加えて、部屋の入口に立った時点で、子どもと大人が大騒ぎする声が聞こえたことがありました。隣に子どもが遊びに来ていたので隣ではないかと思うのですが、これにも驚きました。

    下の方は夜が遅く、夜はベランダでタバコを吸った後、サッシを閉め、カーテンを閉めて、テレビの音が聞こえなくなります。洋室2で寝た時にリビングのカーテンの音だと思ったのは、その音が聞こえた時間や下から直に聞こえたような感じではないこと等々から、リビングからではないかと思いました。

    実は、我が家以外から音の苦情がなく、管理組合でも取り合ってくれないので、下の方にお願いに行った事があります。50代位の夫婦で住んでいるが、普段はご主人1人で夜が遅い、テレビはリビング側などということは、推測はしていましたが、その時にわかりました。奥様は気をつけますからと言ってくださったのですが、ご主人はそんなに大きな音で聞いていない、聞いてもらってもいいと不満そうで、結局は何も変わっていません。

    音については我慢できないというところまで行きませんが、長く住むとなると憂鬱になり、引っ越したい気持ちはあります。言葉が足りず、状況がわからないことがあると思いますので、指摘してください。

  60. 120 ゼネコンボーイ

    >>119 99さん 遅くなりました。
     これだけ、記述していただけると、様子がよく分かります。
    >下の方は夜が遅く、夜はベランダでタバコを吸った後、サッシを閉め、カーテンを閉めて、テレビ>の音が聞こえなくなります。
    これは、下階がサッシを閉めている状態だと、テレビ音は問題なくなると意味にもとれますが、サッシュが閉まっていても、聞こえるという状況でよろしいですね。
     99さんの事例は、以下の2点が要因でしょう。
    1.妻側にバルコニーもないので、開口部が小さくて済み、その分LDのGL工法の施工面積が大きくなり、TV音の反響しやすい部屋となっていると思われます。
     カーテンやサッシュの開け閉めもこの時の衝撃音音が、外壁に直接振動が、またはGLボード介して上階の外壁に伝達され、99さんのGLボートの振動に変換され、部屋にいても聞こえるのだと思います。
     2.洋間でも下階TV音が聞こえるのは、99さんの推測のように、和室-LD間の間仕切り壁にTV音が伝達されているのでしょう。ここに入力されると、二重天井も関係なく上部スラブに音が伝搬されることになります。
     たぶん、下階の方のTVボードはLDの間仕切り壁か外壁側のGLボードに接しており、それが間仕切り壁と外壁部分より上階に伝達され、99さんの部屋では、外壁のGL面及び、間仕切りからの振動を受けているスラブ面からの拡散で、TV音が漏れている状況です。
     これは、音の出る機器、TVもインターフォンもスピーカー部分で音声として空気音を出すと同時に、その反作用で、機器自体も振動しており、その個体伝搬音が生じるからです。つまり、下階の方のTVボードが外壁側のボードや間仕切り壁に接していると、その音は振動としても上階に伝達しやすい状況になります。
     対策としては、下階の内装をいじる訳にいかないので、根本的なものは難しいと思いますが、寝る部屋だけでも、自分の方のGL壁をなくし、独立支柱のふかし壁仕様にする。さらに、伝搬してしまているスラブからのTV音を遮断するために、床の防音施工をする。(和室は現状、直床仕様では薄畳がスラブに直においてある状態なので、二重床に作り変える。建具の取り合いがあるので、きれいには納まらないですが)
     と書いても、実際の実施は困難ですよね。少しは、緩和されるかも知れない方法としては、下階の方のTVボード全体を防振してもらうことですが、ボード下に防振マットを置き、外壁・間仕切り壁に接しないようにしていただくことで、聞こえ方が違ってくる可能性があります。(下階の方に状況を説明し、実際にTV音の聞こえる状況を体験していただき、協力を求めましょう。)
     マンションのサッシュの性能がアップした分、外部騒音が聞こえなくなる静かな時間帯では、住戸間の音が漏れやすいというか、聞こえやすい状況になりますが、TV音が同じ時間帯に毎日聞こえる状態は、やはりマンション性能としては、不十分であると判断します。しかし、TVボードを壁から離すことは容易なので、これはエチケットにするとよいでしょう。

  61. 121 114

    >>120 ゼネコンボーイ様,120関連で横から質問です。

    >1.妻側にバルコニーもないので、開口部が小さくて済み、
    >その分LDのGL工法の施工面積が大きくなり、TV音の反響しやすい部屋となっていると思われ
    >ます。
    内の場合は角住戸で妻側に窓が1つもなく,壁が叩くとボードがはいっていますので,GL工法かどうかは不明ですが,そうすると響きやすい部屋ということでしょうか?

    今度リフォームする時にボードを外して,GL工法以外にしてもらえば異常音はへりますでしょうか?
    隣住戸との壁は硬くコンクリート直にクロス張りで,ごろんごろんいっている時にこのコンクリート
    壁に耳をあてたら,音がよく聞こえました,,,,。

    異常音は多いようですね
    http://www.noe.co.jp/consult/feature2.html
    こういうのを見つけました。お高いんでしょうが。

  62. 122 99 119

    詳しく教えていただいてありがとうございました。要は、作りがその程度ということですね。
    サッシを閉めてもテレビの音は聞こえます。言葉が足りず、申し訳ありませんでした。

    追加で教えていただきたいのですが、洋室1,2は外壁の中に空洞がある状態のままです。やはりこれも充填剤を入れる作業をした方がよいでしょうか。

    それから、リビングと和室の壁に充填剤を入れても音がするということで、売主には再度相談したのですが、和室に鉛の板を入れて防音効果を上げるというようなことを言われました。
    その場合、和室ではなくフローリングにしなくてはいけないようですが(入れる板の分だけ畳が上がるので)、効果はあるのでしょうか(和室がなくなることは特に問題ありません)。

    また、当方のマンションでは私の部屋以外からは音の苦情が出ていません。我が家と反対側の最上階角部屋の方は、下の部屋の音は聞こえるけれど、特に気にしていないようです。テレビの音が聞こえるかどうかはわかりませんが、ドンというような音は聞こえるそうです。
    我が家の下の方は不在のことが多いので助かっている面もあるのですが、在宅時間が長く、賑やかな家族が下にいたら、かなり悩まされそうな気がします。当方の部屋だけ作りがおかしいということはあるのでしょうか。

  63. 123 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    先日、内覧会に行った際に、共用廊下側の部屋のコンセントカバーを外すと、風を感じました。
    立ち会い同行業者の方は、給気口のダクトとコンクリートのダクトの接続がうまくできてない可能性があるとおっしゃっていました。
    このような場合、他にどのような可能性がありますでしょうか?
    もうすぐ再内覧会を控えているのですが、どのように進めていったらよろしいでしょうか?
    マンションの施工業者は、調査中とのことで、まだ原因については聞いておりません。
    どうぞご教授よろしくお願い致します。

  64. 124 ゼネコンボーイ

    >>121. 114さん
     壁の内側をすべて、独立支柱の二重壁(=ふかし壁)にすると、かなり改善すると
    思われますが、屋根スラブから二重天井を経由して放射される音もあるので、
    聞こえなくなるまでにはならないと想像します。
     ごくたまにする音であれば、仕方ないなと割り切るのも一手かと。
     紹介にあった検査会社は、日東紡の関連会社のようですが、ここは昔から音響関係の
    技術者が揃っているところですね。(しかし、たまにしか生じない不思議音は、なかなか
    実測できないのが難しいところですね。でも、屋上に上がってもらうだけでも、何か
    ヒントをつかむこともあるでしょう)

  65. 125 ゼネコンボーイ

    >>122. 99さん
    >追加で教えていただきたいのですが、洋室1,2は外壁の中に空洞がある状態のままです。やはり>これも充填剤を入れる作業をした方がよいでしょうか。
    GB:入れないよりは、入れた方がよいでしょうが、余り効果ありません。
    対策としては、下階のGL工法のボードを取り壊して、独立支柱のふかし壁にすることが、
    一番効果的です。その意味で、99さんの部屋も、GL工法のボードを取り壊しての改装が、
    より効果的ですが、サッシュ取り合いの額縁の大きさなど、やや大規模な改修になります。
    (この充填材とは具体的どのようなものですか?発泡ウレタンの注入ですか?)

    >和室に鉛の板を入れて防音効果を上げるというようなことを言われました。
    >・・・・・効果はあるのでしょうか
    GB:この鉛の板というのは、内壁に使用した場合の効果は、ボードの重さを変えることで、共振周波数をより低音域にずらす手法で、人間の耳にはあまりうるさく感じなくする手法です。もちろん、重くなったボードを振動させる時点でのエネルギーロスもあるので、音圧低減効果も少しはあります。
        http://www.toho-zinc.co.jp/products/softcalm/softcalm_product1.htm
    昔、鉛シートでの遮音対策も一時流行しましたが、根本的な対策にならないため、今では、主にダクト類の遮音材として使用されているようです。
     和室の床にどのように鉛シートを敷くのか、今一つよく見えてこないですが、単に薄畳みや直床用フローリングとスラブの間に、鉛シートを置くのでは効果が弱いでしょう。改造するのであれば、空気層のある二重床にして、周辺を防振際根太で支持するようにする必要があると思います。
     その場合も、居間や他の洋間では依然として、下階のTV音が聞こえる状態ですので、まずは、デベに仲介してもらって、下階の方のTV本体の下に、防振マットを置いてもらうなどの対策をしてもらうのが、一番の根本的な、騒音低減になるような気がします。
     デベ側が対策工事の費用を持つ意志があるのであれば、そのお金で、下階の方のTVの買い換えを行い、スピーカ部分の防振を行う方が、より効果的だろうと推測します。先に述べたように、TVの空気音がGLボードで外壁を伝達してくる分もあるので、それで全く聞こえなくなる保証もありませんが、かなり軽減されると思います。(TVの買い換えで効果あるかどうか、一度今のTVをTVボードから離し、部屋中央のクッション材の上に置いて、音量を上げて、上階での聞こえ具合を検証すれば、判断できます)
     追記:これまでの99さんのお話では、下階の方の会話までは聞こえないようなので、TV音が、間仕切り壁に入力され、それが上階のスラブ全体に伝わっているように解釈するのが、最も合理的です。

  66. 126 ゼネコンボーイ

    >>123.の方へ
    >共用廊下側の部屋のコンセントカバーを外すと、風を感じました。
    >立ち会い同行業者の方は、給気口のダクトとコンクリートのダクトの接続がうまくできてない
    >可能性があるとおっしゃっていました。
     これは、厨房のレンジフードの運転をしていてやっている検査ですか、少なくとも24時間換気の運転はオンにされての検証なのでしょう。一般に吸気口を閉鎖して、換気扇を回すと、室内の空気圧が下がり、外からの玄関扉の開閉が重くなったり、サッシュを少し開けただけで、すさまじい風が入るようになります。
     試験している部位が、外壁面であると、外壁に打ち込んだクーラースリーブや換気用スリーブがあり、ウレタン吹き付け後に、GLボードを施工して、その位置に、スリーブキャップやレジスターを設置しますが、そこの接合具合を検査している状況かと思います。しかし、そもそも室内側のキャップやレジスターは、スリーブにはまらないと納まらない形状のものを使用しているハズであり、このような検査をするものどうかなという感じです。(仮にハマっていないのであれば、室内側からすぐに取れる状態なので、その方向での確認が本来の確認方法でしょう)
     たぶん、レンジ強で運転を続けると、あらゆるコンセントカバーから、二重天井内の空気が室内側に流れる可能性があります。しかも、天井内は先にも述べましたが、共用廊下側の電力線の分岐を上階のスラブ内打ち込みで、配電盤に引き込むことが通常なので、その鞘管であるCD管内部を通じて外気が進入してくる構造になっているので、その空気の流れは止まらないでしょう。

  67. 127 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    ご回答ありがとうございます!!
    123です。
    検査は24時間換気をオンにした状態でしました。
    コンセントカバーを外した状態で風を感じることは、よくある現象で建物の造り自体には問題ないということでしょうか?
    この現象の為に、天井裏と室内の温度差ができ、結露やカビができる心配はないでしょうか?
    何度も申し訳ありませんが、ご教授頂きたく存じます。
    どうぞよろしくお願い致します。

  68. 128 114

    ゼネコンボーイ様ありがとうございました。
    気をつけてると、現在は夜9時くらいから12時くらいまで
    ごろんごろんと小さく、時には少し大きくいっていて、
    冬はもっと大きくなります。排水と連動してる気がします。
    間取り真ん中にパイプスペースがあり、塩ビ排水管が2本縦に通っているのですが、
    横にある風呂天井からのぞいたところ、2重天井のところでそのパイプに発砲
    スチロールの蓋がかぶせてありました。

  69. 129 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、空気圧の話ですが、通常換気口をあけた状態ではどれくらいの排気まで
    許容して作られるべきものなのでしょうか?
    (123さんとは全く関係ない話です)

    といいますのが、内覧のときに窓は全て閉めて換気口だけをあけた状態で換気扇を回したら
    弱でもリビングベランダ側の窓の右側から「ピー」って音が鳴ってたもので。。。
    施工曰く、最近は機密性が上がったから弱い所に集中してしまいもれて鳴ってしまうって
    言われたんですが。。
    調整するには窓の鍵のところできつくするしかないって言われました。
    そうすると鍵が閉めにくくなるとも言われました。
    現に1度目の内覧会では調整が狂ってて鍵がまったく閉まらない状態でそれを直した後がこんな
    状態です。

    窓閉めて換気扇回すことは冬場ありそうかと思いますが、普通ってどれくらいが許容なのか
    知ってたら教えてもらえませんか?
    (窓閉+換気口閉+換気扇強、窓閉+換気口閉+換気扇弱、窓閉+換気口開+換気扇強、
     窓閉+換気口開+換気扇弱 でどの辺までが音が鳴るのでしょう?)

    あと、不具合の場合、どういう対応を求めたらよいかアドバイスいただけませんでしょうか?

  70. 130 ゼネコンボーイ

    >>127. 123さん
    コンセントカバーは通常ふさがっており、しかも各部屋の吸気口を所定の解放状態にしておけば、24時間換気運転中も天井内の空気はほとんどうごかないので、問題ありません。また、以下の事例があるのでなおさら心配無用です。
     各部屋の外壁部分に吸気口を設置せずに、廊下側から機械吸気して、天井内チャンバー方式で、各室の天井に吹き出しグリルを設置する設計例もあり、その場合は多くは浴室の機械排気と連動することで、24時間の換気環境を確保します。
     この方式では、天井内が室温と外気温の間の気温となりますが、特にトラブルを聞いていません。
    実際に調べたことはないですが、たぶん取り込まれる外気の冷気や暖気をそばで感じる場合、最も普及している壁付き換気口よりは、天井グリル方式の方が、天井内で温度差が緩和される分、ソフトでしょう。 一見、天井チャンバー方式の方が、熱負荷が大きく感じますが、住戸のある躯体内部に導入される外気量は一緒なので、同じと見なしてよいでしょう。

  71. 131 ゼネコンボーイ

    >>129. 114.さん
     排水管から音が漏れているという可能性は追求してみる価値があるかも。
    下階(直下とは限らない)の浴槽のトラップ水が、なんかの要因で抜けてしまい、
    浴槽での洗面道具などを落とした音が、排水管を通して、上階に伝搬し、
    最上階でその音が漏れやすくなっているのかもしれません。
     確認するには、音がするときに、自分のバスルームや流し台のトラップ水を
    なくした状態にしておき、その配管から音が聞こえるようだと、そうだろうと判断できます。
    (以上は、単なる想像なので、実際とは違う可能性も多いにあります)

  72. 132 ゼネコンボーイ

    ↑上記は、>>128の間違いでした。
    >>129のへ
     基本的に、24時間強+換気口フル解放で、サッシュは通常の開閉ができるのが当たり前であり、閉鎖時は隙間風の音がしないのが通常です。
    納得いくまで、完全に調整してもらってください。
    (一般に、クレセントレバーの小さいタイプだと、力を要しますが、レバーが長いハンドルタイプでは、特に負荷を感じないものです。可能ならば、クレセントを全室大きなタイプに変更してもらいましょう。
     余談ですが、タワーマンション上階で、余りに大きなサッシュを作ると、高層階の耐風上、ガラス厚さも大きくなり、サッシュ自体も重くなり、24時間換気時の負圧だけでも、子供の力では開閉できない状況が生じることがあります)

  73. 133 129

    >>131
    すみません、私の聞き方が悪かったのですが、114さんとは違いリビング窓からの音について
    です。

    どっちかって言うとサッシからの漏れ音についてかと。

  74. 134 129

    >>132
    GB様すみません。
    同時に投稿したみたいで...

    ありがとうございました。
    納得いくまで要求してみます。
    通常の生活でありえることですし。

  75. 135 匿名さん

    >>ゼネコンボーイ様123です。
    ご教授頂き、ありがとうございました!

  76. 136 114

    GB様,ありがとうございました。
    試して見ます

  77. 137 106

    ゼネコンボーイ様。以前質問した106です。
    結局
    http://www.marimo-ai.co.jp/bukken/kitanagano2/index.html
    の中住戸を買うことにしたのですが,

    天井照明の追加で悩んでおります。
    直天井に付く標準照明の他に天井照明を追加する件を業者さんに聞いたところ,

    「天井ボード仕上げにすれば可能。ただし天井高が15cmほど低くなる。」
    といわれました。埋め込み高60cmの照明も,
    埋め込みあっても標準照明と同じで,天井高さかわらないと思っていた天井電源
    (シーリング)追加のみの場合もなぜか同じ答えでした。

    低くなるのはよいのですが,2重天井によるタイコ現象がおこるのかどうか心配です。
    防音上は直天井の方がいいのでしょうが,どの程度上階の音が大きくなるか
    予想はつくものでしょうか?私たちはそれほど音には敏感ではないのですが。

    お忙しいところ恐縮ですが,お教えいただければ幸いです。

  78. 138 ゼネコンボーイ

    >>137. 106さんへ (表示が50を過ぎたら、ageてくださると気づき安いです)
    もともと天井高が2.66mもあるのであれば、
    二重天井の方がおすすめです。
     二重天井にすると、どすんどすんの63Hz帯域の音はやや大きくなりますが、違いが分かるほどでもないとも言えます。その分、125Hz帯域以上の中高音域では、1ランク=5dB程度、二重天井の方が改善され、人の耳は、高音の方が耳障りなので、総合的にはやはり二重天井である方がよいと思います。

    >埋め込み高60cmの照明も,
    >埋め込みあっても標準照明と同じで,天井高さかわらないと思っていた天井電源
    >(シーリング)追加のみの場合もなぜか同じ答えでした。
    ↑済みませんが、意味がよく分かりません。

  79. 139 106

    ゼネコンボーイ様。早速の回答ありがとうございます。
    そうですか,それならリビング全面2重天井ということで,金額上昇がちょっと不安ですが
    (現在問い合わせ中です。)前向きに考えたいと思います。
    キッチンカウンターの延長線から廊下側が下がり天井です(点線で下がり天井と図面にあり)。
    どのような2重天井になるのか(この下がり天井部にもできれば照明を追加したいのです),
    下がり天井部の2重天井の高さに全面高さをあわせるのなら,天井が結構下がるのかなと思ったりしています。2重天井仕上げでも下がり天井部は下がるのかもしれませんが,,。
    ちなみに私の階の天井高は251cmだそうです。

    埋め込み高60cmの照明であればコンクリートに60cmも埋め込めないだろうから
    ダメかもしくは2重天井と思っていましたが,
    標準照明(おそらくよくあるシーリング,ローゼット)が直天井につくのだから,
    これと同じような天井電源 (シーリング?ローゼット?)なら直天井に取り付け
    られると素人なので思っておりました。その方が2重天井より工賃が安いかと
    思っておりましたので,,。しかしこの場合も天井ボード仕上げということでした。

  80. 140 106

    ちなみに間取りをメニュープランに変更するので和室をなくし,
    リビングを広くします。キッチン天井高が226cmとあり,
    下がり天井もそれと同じ高さと思っています。

  81. 141 106

    たびたびすいません,
    埋め込み高60mmの間違いです。

  82. 142 ゼネコンボーイ

    まず、直天にダウンライトを付けることはまずしません。
    これは、構造上不可能ではありませんが、仕舞いが大変なのと、万が一その上部に直接の衝撃があった場合に、音が漏れやすい可能性があるからです。
     ダウンライトがないのであれば、二重天井仕上げは、ぎりぎりですが80mmで対応可能です。
    ダウンライトを設置する場合は、確か120mmは必要だったように覚えていますが、最新の状況は、現場の電気屋さんが一番詳しいです。
    居間の天井高を、厨房部分に合わせる必要はありません。出来るだけ高くして、最低でも2350程度はとれるようにしたらよいと思います。

     一般に、標準仕様や標準オプションをはずれると、それだけのために各部位の納まりや図面を修正したり、業者を特別に段取りする必要が生じて、割高なものにはなります。(入居後に実施するよりは、はるかに安いですが)

  83. 143 106

    ありがとうございました。大変参考になりました。
    まりもさんは直天井で天井高を高くし,価格も安くするという戦略か,
    パンフレットにも天井照明は標準でつけてくれるものだけで,あとはスタンドでした。
    向こうから最初にきたオプション項目にもありませんでした。
    ダウンライトは考えてないですが,2重天井で照明を楽しむか値段と相談して
    考えたいと思います。ありがとうございました。

  84. 144 ゼネコンボーイ

    106さん
    >埋め込み高60mmの照明
    がどのような照明なのか、よく理解できていませんでした。
    (ダウンライトでないとすと、何なのでしょうか?それとも、照明器具に必ず付随するアウトレットボックスのことを指しているのでしょうか。)

     直天井スラブに、照明用のアウトレットボックスを追加で設定することは可能です。
    (これはスラブに数カ所増設して打ち込んでも、遮音上劣化するものではありません)
     106さんの文面より、その照明ボックスの追加もできないといっているそうですが、たぶん、スラブが在来の現場打設のものではなくて、プレキャスト化されているとかで、1部の住戸に、そのような特殊な仕様を認めると、プレキャスト板の製造時の対処も大変になるので、断っているように見受けられます。

  85. 145 106

    ゼネコンボーイさま、ありがとうございます。

    >ダウンライトでないとすると、何なのでしょうか?
    コイズミ照明
    http://www.koizumi.co.jp/
    の店舗版/照明webカタログ(neo shop lighting カタログ)
    シーリングのところの193ページにあります、
    LED埋め込みランプ をいくつかリビング天井につけることを考えています。
    埋込必要高60mm以上15mm以下の材厚で取り付けてくださいとあります

    >直天井スラブに、照明用のアウトレットボックスを追加で設定することは可能です。
    標準プランとメニュープランで標準の照明の位置が違うので、そう私も思っていたのですが、
    天井ボード仕上げになるという回答で、駄目でした。残念です。

    その後、たとえ15cmでもより天井高が高いほうがいいと、奥さんにいわれ、
    (251cmと236cmの違いがどうなのかイメージがわかないのですが
    LD22畳でL18畳D4畳です)、ほとんどをそのままにし、
    戸境壁沿いにだけ梁のように、天井ボードをつけ、照明と
    テレビ用のシアターパネル(たとえばナショナルので直天井取付は不可品)か
    壁面収納をつけようかとも思っています。
    実際どんな感じになるかイメージしにくいので困っています。

  86. 146 ゼネコンボーイ

    106さん
     ご紹介のものは、蛍光灯のシーリング照明ですね。照明ボックス(=アウトレットボックス)を職設スラブに打設して取り付けるものです。(LED埋め込みランプとの関連がよく分かりません)
     現場がボックスの増設を拒むのは、やはりスラブ工法によるものかと。よかったらどのような工法か教えてください。
     もともと、必要十分な天井照明になっていると予想しますが、直天で増設した場合は、
    意匠性の高い桟木(細い断面の棒状木材)を取り付けて、その内部に配線を隠蔽し、桟木にペンダントを付けたり、少し工夫すればシーリングライトも違和感なく付くかと。
     現場の設計担当者か、インテリアデザイナーのお友達にご相談ください。
    (二重天井でも直天のままでも、照明設置位置には、スラブよりアンカーを取ることが必要です)

  87. 147 106

    ウェブカタログのURLが直接示せないのですが、
    住宅版の193ページの蛍光灯シーリングでなく
    店舗版の方の193ページの奴です。
    ADE950 803というLEDランプです。

    工法は資料になにも書いてないので
    今度、ゼネコンさんとのオプション打ち合わせの際に
    聞いてみます。
    アドバイス頂いた桟木での直天への増設も聞いてみます。
    これが可能ならいろいろな場所に照明をつけて楽しめますね。
    引渡し後に個人でやると規約違反になるでしょうから
    (コンクリートなどの構造にアンカー取れないでしょうから)
    聞いてみます。
    ありがとうございました。

  88. 148 ゼネコンボーイ

    106さん
     大変失礼しました。よく読まずに先入観で、住宅版と思っていました。
    この照明は「器具外結線専用型」になっているので、二重天井用のものです。直天井の場合に、この照明のためのふところを実際のスラブ下端に設定するのは、大変なことです。また、照明器具がボードの孔に下から差し込んで、引っかけるタイプなので、天井ボードがないと、固定できないタイプの器具です。
     このカタログを、ゼネコン側に説明したとなると、どのようなスラブ工法でも、直天井に設置するには大きなくり抜きが必要で、まず対応しないタイプですね。(この照明専用の大きなボックスを特注してスラブ下面に打ち込めば不可能でありませんが、器具の電源コードがあるので、大きなボックスになります)

  89. 149 106

    ゼネコンボーイ様,ありがとうございました。
    直天井というのは照明,シアターパネル設置などで困りますね。
    梁状にした最小の2重天井と桟木での直天への増設できるよう
    聞いて見ます。ありがとうございました。

  90. 150 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    他スレ(中古・キャンセル住戸マンション)でSRCとRCマンションの質について
    白熱バトルがされています。
    住環境(音・熱伝導性)としては。RC>SRC>鉄骨造との意見が出ていますが、
    人が住んでみて実感する程違うものなのでしょうか??
    プロからのご意見をお聞きしたいと思います。
    宜しくお願いします。

  91. 151 考え中

    ゼネコンボーイ様、ここの掲示板を読むようになってからホント勉強になります。。
    今申し込みを考えている物件があるのですが、
    http://www.nishikujo.com/
    構造的にいかがなものでしょうか??
    ここの低層階のCタイプを考えているのですが、スラブはボイドで250mm、戸境壁が220mm、間口が6,600mm、階高が2,960mm、リビングの床から天井までが2,500mmとなっております。
    一応性能評価書をもらっていて、耐震等級(躯体の倒壊防止、損傷防止)とも等級1、耐風等級2、劣化対策等級2となっております。
    板状マンションということもあり、耐震はしょうがないところでしょうが、劣化対策が3ではないところに疑問を抱いていますがこんなものでしょうか??
    営業の方はパンフには載せていないが、100年コンクリ、かぶり40mmと言っていましたが素人的意見ではそれだと等級3になりそうなのですが・・。
    これくらいのスラブ厚であればの衝撃音の響き方などは少ない方でしょうか??
    お忙しいとは思いますがご意見をお願いします。。

  92. 152 ゼネコンボーイ

    >>150の方へ
     SRC造とRC造の住み心地に違いはありません。
    断熱性や音環境も特に意識することなく、違いが出てくることもありません。
    それは、SRC造は単純に言えば、RC部材の内部に鉄骨があるだけだからです。
     これで終わりではやや寂しいので、構造形式のはなしをします。

     まず鉄骨造(S造)は、プレハブメーカーが主導する2階建ての賃貸アパートは別として、マンションではまず採用しない構造形式です。例外としては、建物に住宅付置義務がある場合など、S造の事務所ビルの上部を住居にする事例があります。また柱をCFTといって鋼管内にコンクリートを充填する工法をとる場合がありますが、これはコンクリートに軸力負担させ、マンションの場合は梁はSRC造にするので、SRC造に分類されるものでしょう。
     高層マンションを純S造で構築しないのは、強風時や地震時の高層階の揺れ具合がRC造とそれと違うからです。一般に、今の超高層RC造の居住性を鉄骨造で確保しようとすると、構造費用としてかなりのコストアップになります。
     それでは、何故高層事務所ビルにはS造が多いかとというと、これは柱間隔がマンションよりはるかに跳ぶことと、事務所ビルの積載荷重がマンションより重いので、全体の建物重量がRC造では増え過ぎて、現実的な設計にならないからです。これは地震国日本の状況で、欧州やアジアの地震のない国々では、超高層事務所ビルもRC造で作ります。柱は基本的に軸力に結構耐えるものなので、風荷重だけみればよい国々では、地震時の水平力がないので、それほど柱が太く成らずに構造設計可能だからです。(大スパンもRC梁にプレストレスのケーブルを内蔵させることで確保します)

     マンションに話を戻しますが、同じ高層マンションをRC造とSRC造で構造設計すると、一般にSRC造の方がコストアップになり、施工も鉄骨がある分やや面倒です。コストアップの要因としては、鉄骨と鉄筋の重量当たりの価格差もありますが、RC造が許容応力度設計において、部材断面の周囲に鉄筋を集中的に配置できるのに対して、SRC造の場合は、柱・梁の中央部にも鋼材を配置するため、RC造以上に鋼材量が必要になるからです。
     では、何故SRC造(これも非常に日本独自の構造形式らしいですが)が10-15階程度のマンションに多用されてきたかというと、SRC造の柱設計の方が、地震時の柱にくる水平せん断力(建物が横揺れするときに、柱断面には45度方向に引張破断させる力が生じる)に抗しやすいからです。これをRC造で設計すると、現実的な柱サイズにならないということがありました。
     これが、最近は使用できるコンクリートの強度が上がったこと。使用する鉄筋の強度も上がったこと。専用のせん断補強筋も開発されてきたことなどにより、従来SRC造だった建物がRC造でも十分に設計できるようになりました。(余談:病院も同様に柱間隔や高さなどの構造形式の違いで、RC造、SRC造、S造になりますが、マンション以上に耐震性能が要求されるので、SRC造の物件の比率はマンション以上のようです。学校も同様ですが、高層でない場合は、RC造が主流でしょう)
     さらに、2000年より施行された新基準で、今話題の「限界耐力設計法」の導入が、このSRC造→RC造化に拍車をかけました。従来の許容応力度設計では、地盤条件とかに関わらず、原則建物重量の2割の水平力を建物に作用させて、部材の応力度が許容値以下か、横方向の変形度合いが許容値以下であるかを構造計算していたのですが、これを建物の地盤条件の違いや建物自体の揺れ具合を勘案して、より細かい対応ができるようにしたのが、「限耐法」です。
     「限耐法」は最新の構造設計理論を反映して登場してきたのですが、設計者の構造センスで設定できる自由度の高い係数設定があり、恣意的に運用すると、必ずしも健全でないことが判明し、今はこの係数設定の特定部分を厳しくしないと、確認検査機関が受け付けないようになりました。この部分の厳格化は追って国交省より通達が出され、法律も改正される運びになっています。
     以上より、構造的な意味では、「限耐法」の設計でない限り、耐震性能はRC造もSRC造も余り違いを意識しても仕方ないでしょう。SRC造の方がねばり強いイメージはありますが、鉄骨の弱点は溶接接合部にあるので、余り過度な期待はしない方がよいかと思います。
    「限耐法」で設計してある建物は、その係数設定がどうであるのか、専門家に判定してもらうしかありませんが、よく設計原理を理解している構造設計者の健全な安全率をみている設計物件が多いと信じます。(経済設計を最優先している事務所のものには、法律だけ守ればというのが一部あるでしょうが・・・)

  93. 153 ゼネコンボーイ

        (↑長文規制が復活しているとは知りませんでした。面倒さはご容赦を)
    >>151の方へ
     100年コンクリートは、設計規準強度30N/mm2以上使用の場合を、勝手にマンション業界が宣伝しているものであり、直接品確法とは関係ありません。どの要素が欠けて劣化等級2になっているのか、下記pdfファイルのpp.53-54を印刷して、デベに再質問してください。
     参考として記載すると、デベの言うかぶりは、設計かぶり厚さでこれは通常、この基準書の最低かぶり厚さより10mm増しを意味します。ところが、室内のスラブの下筋かぶりを40mmで設計することは従来希であり、30mmで設計しても、そのかぶり厚さは施工時にもほぼ確実に達成できるのですが、審査機関の要請が厳しくなり、この部分の被り厚さが設計で40mmないと、等級3に認定していない可能性もあります。

     遮音性に関しては、これは無梁床板でのボイドスラブを採用した経済設計となっており、標準的なものです。
     階高2960=スラブ250+スラブ仕上げ30+天井高2500+天井仕上げ180
    とすると、天井仕上げが多きすぎる感じで、階高2960の直床では、ボイドスラブ300mmも可能だったと推測され、そのような遮音重視の設計にはなっていません。
     また直床の場合は、直床施工前のセレフレベリング材の厚さをいくらにするかで、これまた遮音性向上に大きく影響します。(関西ではこれを余り厚くしないようなので、この部分もあまり期待できません。)
     和室のある直床マンションでの注意事項は、建具に専用のすべり部材を付けないと、二重天井でもあっても開閉音が下階に漏れやすくなることなので、デベにその辺の仕様をよくご確認ください。

  94. 154 匿名さん

     ゼネコンボーイ様、ご無沙汰しています。以下の件でご相談させていただいた者です。その節は大変お世話になりました。
    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/res/284-289
     本物件は静かな住宅地に立地にしており、施工会社・設計会社からも「上階からの重衝撃音に十分に配慮している」とのことで、購入しましたが、住んでみると、やはり上階からの重衝撃音が若干気になります。
     階高3m、ボイドスラブ325mm(発泡スチロール充填)、制振材6mm、GW敷きのフローリング(鶴ハード55)、二重床・直天井、戸境壁200mm、北側玄関、廊下が中心を通る構造ですが、南側のバルコニーに面したリビングに置いたソファに寝転んだ状態で、(ちょっとカカト歩きっぽい)上階の人の歩く振動がソファに響きます。そこでお尋ねしたいのですが、騒音軽減のために、当方で何か対処できる方法はあるのでしょうか?
     バルコニーのスパンが9mあるため、太鼓現象が発生しているのかなとは思っており、やはり受忍すべき範囲なのでしょうか。マンション選びって本当に難しいですね。

  95. 155 匿名さん

    150です。
    ゼネコンボーイ様、ご丁寧且つ分かり易いご説明ありがとうございました!
    他スレでは根拠の無い意見ばかりで優劣をつけていたので、大変参考になりました。
    これからも皆さんに色々とご教授お願いしますね。

  96. 156 匿名さん

    4メートルが平均かな

  97. 157 考え中

    151です。
    丁寧で詳しいご説明ありがとうございました。結論的には可もなく不可もなく標準仕様といったところでしょうか・・。
    早速デベに何項目か質問してみようと思います。あと、
    >下記pdfファイルのpp.53-54を印刷して、デベに再質問してください。
    とありますが無いようなのでまたアップされて頂いたら助かります。。

  98. 158 ゼネコンボーイ

    >>157 151さん
     失礼しました。下記の国交省HPにある品確法評価基準です。
    http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/060601hyouk...

    標準仕様ですが、できれば300mmのボイドスラブの方がよりよいというマンションです。
    標準仕様では、十分な遮音性能が確保できない現状があり、周囲にどのような方が入居するかで、
    室内の音環境が決まってしまうような現実は、少しでも緩和されたいいなと思っています。

    (他スレで、幼児のしつけ議論が永遠の平行線のような議論になっていますが、室内音環境を入居者アンケートで研究している日大・井上研グループでも、2-3歳児と4-5歳児では明確な区別があり、2-3歳児へのしつけはそもそも不可能と捉える状況を把握しているようで、そのような論文を先の建築学会の大会で発表しておりました。)

  99. 159 ゼネコンボーイ

    >154
     入居前に質問された方が、入居後に再度レスしていただけるのは、大変光栄であるととともに、怖いですね。今後、より一層慎重に記載しないと、違ったとか言われても困るし。いずれにしても、一人の建築技術者の参考意見であり、当然に絶対的なものではありません。

    >>154.の方へ
     大変ご無沙汰です。再訪問ありがとうございます。
    >上階の人の歩く振動がソファに響きます。
     これは、床衝撃音というより、振動障害の可能性があります。9mのスパンでは、構造計算上はスラブ厚さ325mmでよかったかも知れませんが、音にならない低周波部分における固有振動で上部スラブが振動し、それが、バルコニー側のRC雑壁を伝搬して、下階のスラブまで振動伝搬しているようです。実際には350mm程度にして、スラブの剛性を高める対策か、大型床板の中央部、例えばトレイの壁の一部をRC雑壁にして、低周波の振動を抑制する設計が必要だったと推測されます。
     よって残念ですが、ハード上の現実的な対処方法は難しいと思われます。
    (どの程度なのかに違ってきますが、上の方の歩き方が乱暴であると仮定すると、普通に歩いてもらう御願いが早道でしょう。また、このような事例を繰り返さないためにも、デベにしっかり苦情を伝えてください)

  100. 160 ゼネコンボーイ

    >>154 補足です。
     159.では、スラブ全体の振動の可能性をいいましたが、実際の300mmボイドスラブの重量は
    平米当たりでも0.3×2.3×0.75(充実率)=517kgの重さを持つものであり、これが80平米あると
    ざっと40トンを超える重さになります。
    これが体感できる程揺れが下階に伝わるというのは、運悪く歩くピッチとスラブの固有周期が合致してしまった可能性もあります。
     また、外壁側で上階の振動を感じる要因としては、二重床の床構造と壁の仕上げ構造の取り合いも重要な要素です。一般にマンションの内装仕上げの順番は、
     間仕切りの軽鉄設置→床下地設置→壁ボード類取付(→二重天井仕上げ)→床仕上げ→クロス張り
    となっています。(現場のやり方によっては、壁のボードを先行させてから、二重床の下地に入ることもあります。)すると、だまっていると外壁内側のGLボードは、そのまま二重床の下地の上に載せて施工するような事例も出てきます。
     これをやってしまうと、二重床そのものの振動が、
     上階二重床→上階GLボード→上階RC外壁→下階RC外壁→下階GLボード→下階二重床
    という経路で下階の床に伝搬されている可能性もあります。
     二重床が振動すれば、154さんのソファーで振動を感じることになります。
     こちらの方の要因が大きいかもしれないので、デベや施工業者とよく原因を追及されたらいかがかと思います。(この場合、二重床とGLボードの取り合いなど、振動緩和対策が可能かもしれません)

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