マンションなんでも質問「構造・施工系質問箱〜GBその2」についてご紹介しています。
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ゼネコンボーイ [更新日時] 2009-05-13 22:47:00

 これは下記のGBスレッドを継承するものです。
「ゼネコンボーイさんマンションなんでも質問スレ」
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/
GB自身がこの2つ目のスレッドを立てましたが、これまで以上の頻度でお答えする状況ではありません。以下の条件を継承させていただきます。
・諸般の事情により返事がいつになるか分からないので、急ぎの質問はご遠慮ください。
・返答されていない質問が3つ以上ある場合は、新たな質問はご遠慮ください。

 このHPの住宅質問板で例えば、
「子供の走る音について その2」
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/16198/
を拝見すると、本当に悩んでいる方が多いと思いますが、実際のゼネコン側からすると、マンション施工後に構造的に遮音性能が悪いという苦情が来ることは稀です。「隣接して生活すると衝撃音の伝達は防ぎ切れないので、下階を意識して生活しましょう」は、マンション生活上の注意事項として、説明書の筆頭に記載しているからでしょうか。でも、GBはマンション購入者が、上階購入者についてあれこれ悩むことがないように、現状以上に遮音性を高めることが必要だとは常々感じています。
>スラブが、直床やボイドスラブでお悩みの方へ
「今時直床でスラブ20センチ」(GBは163.以降に)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/3700/
「ボイドスラブと普通のスラブについて」(GBは56.以降に)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/3322/
>スラブの遮音性を質問される方へ
 床衝撃音の予測は非常に難しい分野で、今も統計的に実測結果と合うように調整されている予測式がほとんどであり、しかも精度はいまいちです。GBは一般的な傾向としてのコメントになるので、それが実際の性能を保証するものではありません。

[スレ作成日時]2006-06-17 23:21:00

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構造・施工系質問箱〜GBその2

  1. 21 匿名さん

  2. 22 匿名さん

    19です。
    早々にお答え頂きましてありがとうございました。色々な観点からのご意見、素人ながらよくわかりました。
    このような掲示板でも物件のHPでも様々な意見が飛び交っているので混乱しておりました。その中で、ゼネコンボーイさんが一番真摯にお答えになってらっしゃるとお見受けし、おすがりした次第です。貴重なご意見を是非参考にさせて頂き、購入を検討致したいと思います。本当にありがとうございました。
    またお尋ねするかも知れません・・・

  3. 23 匿名さん

    GB様、
    最上階の戸境壁にヒビが入る問題が他スレであがっています。
    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4969/
    これはよくあることなのでしょうか?今後大きな問題となる
    のでしょうか?教えていただければ助かります。

  4. 24 ゼネコンボーイ

    >>23.の方へ
     先のスレッドの11.以降、記載されている方でよろしいのでしょうか。
    原因は、当スレッドの15.さん記載の通りで、よくある失敗です。
    ゼネコン側が、屋上断熱工法を外断熱に切り替えて、大がかりな手直し工事をしているようなので、ひとまず安心ですね。これで、屋上躯体部分の温度変化が緩和されたので、最上階戸境壁のひび割れの進行もほぼ解消されるでしょう。ましてや、その下の階への影響は全くありません。
     ゼネコン側が、最上階の戸境壁を両側に10mmずつふかしているのは、再びひび割れないように、ひび割れ対策の補強シートでも貼ったのでしょうか?同じクレームは受けないという強い姿勢を感じます。一度ひび割れが生じると、その部分が弱くなりますから。例えば、エポキシ樹脂の注入などがよく行われますが、弾性係数はコンクリートの約1/10なので、まだ竣工間もないマンションで温度による伸縮でひび割れた場合。今後のコンクリート自体の乾燥収縮で、弱い部分にしわ寄せが来ると想定した場合、簡単なひび割れ補修の上に再びクロス直貼りとするのは、耐えれないと判断したのでしょう。
     一般に、乾燥収縮だけが原因の場合は、戸境壁のように周辺の拘束状態が均等になっていると、だいたい垂直方向にひび割れを生じます。しかも、クロスを貼ると乾燥収縮も抑制されるので、乾燥収縮が原因のひび割れは、生じるとしたら、だいたいがクロス張りの前に生じることが多いようです。当然そのような場合には、ゼネコン側はしかるべき補修をした後に、クロス貼りを行います。
     また、屋上がどのような断熱方式であれ、外壁を含めて最上階の壁には斜め方向にひび割れ対策筋を追加します。マンションの屋上は非歩行とすることが多く、外断熱が多いのですが、ルーフバルコニー付きの場合は、専用使用を考えるので、防水層の上に保護コンクリートの打設を行います。
     この場合も、ルーバルスラブの防水層の上に断熱層を設置するのが、より丁寧な施工になりますが、施工上工期がタイトな場合などに、スラブ下に断熱材を打ち込みことが多くなります。ルーフバルコニーは、全日日射を受けるケースは少ないので、温度変化も屋上ほどのことはありませんが、この断熱材先行打ちをする場合は、ルーバル下の各外壁、戸境壁に通常以上にしっかりと温度伸縮に対抗する補強筋を入れることが肝要になります。

  5. 25 匿名さん

    GB様、23です。お忙しい中ご回答ありがとうございました。
    実は私は先のスレッドにて相談した本人ではないのですが、同様の問題が
    私のマンションでも発生しており先のスレッドを引用させていただきGB様
    に相談した次第です。本件よくある失敗ということで理解いたしました。
    また、当方マンションも斜めに入ったひびにエポキシ樹脂注入で対処する
    と施工会社から聞いておりますが、通常の対処方法なのですね。安心しました。
    どうもありがとうございました。

  6. 26 匿名さん

    ゼネコンボーイさま。他スレでもありましたが、某マンション指南をなさっている方の中に、最低これだけはチェックしなさい!みたいなコーナーで、「外階段に鉄骨階段は避けるべき」がありました。私も某マンション契約した後に気づいたのも情けないのですが、見てから気になって目に付くマンションを見ていますが、結構鉄骨階段のマンションはあるものです。この指摘は単に将来、鉄骨部の錆補修にコストがかかるからとかそういう問題だけなのでしょうか?それとも他にデメリットはありますか?

  7. 27 匿名さん

    ゼネコンボーイさま、はじめまして。
    このたび、タワーマンションの購入を考えています。
    そこで戸境壁について教えていただければ、と思うのですが
    そこの構造は、中空になっているようで、パンフレットには
    1、中央にグラスウール保温板(24K、25ミリ厚)
    2、それを抑える形で(グラスウール方向へところどころ出っ張りがある)SLPエース8ミリ厚
    3、一番外側にエフジーボード5ミリ厚
    となっています(イラストで説明されています)。

    タワーマンションの場合、軽量化のため普通のマンションよりも戸境壁の防音性能が落ちるとは聞いていますが、上記のような仕様なら、タワマンとしては標準的と考えて宜しいのでしょうか?

    また、戸境壁にテレビを置いたとした場合(もちろん壁から少しは離しますが)、隣の家に迷惑がかかるほどの音漏れがする可能性はありますでしょうか?

    変な質問ですが、よろしくお願いします<(__)>

  8. 28 ゼネコンボーイ

    >>26.の方へ
     補修が面倒といえば、そうですが。それを言い始めると、外装はPCa板の工場でコンクリート打設時にタイルを打ち込んだもの以外は、10年置きのメンテが必要で面倒だということになる。
    (まあ、鉄部の補修は、より頻繁にはなりますが)
     ・吹き付けタイル・・・・まあ15年に1回は吹き直しが必要。
     ・現場貼りの45二丁掛けタイル・・・・10年置きに剥離検査をした方がよい。
      (タイルの場合、施工コンディションがよいと、何もしなくても半永久に保つケースもある)
     在来工法でもPCa板で構築しても、ジョイント部分のシール目地は10年を待たずに劣化することが多い。シールが切れてもとりあえず漏水しない納まりが肝要。→妻側もバルコニーが連続しているマンションが理想的です。
     さて、本題に戻りますと、鉄骨階段はその昇降音が問題になるかと。日頃使用する住民がいなければ、問題なしですが、頻繁に利用する人がいる場合に、そのそばの住戸ではややうるさく感じることがあることでしょう。一般に片廊下型マンションでは、廊下側に付くので、その階段に近い北側の洋間に居る際に、やや昇降音を感じるケースがあるでしょう。
     また、一般の妻側住戸やタワーマンションのコの字プランで、そのスリット部分に階段を設置するケースがよくありますが、その際は鉄骨階段に隣接した住戸では注意が必要です。階段側の外壁にウレタン吹き付けのGL工法で内壁を作ると、階段の昇降音がよく響く住戸になります。
     この場合、独立支柱によるふかし壁仕様とする必要があります。梁型も同じように安易にGL工法で化粧しないで、LGS下地で梁型を作ります。これも未だに犯しやすいミスなので、心当たりのある購入者は、その部分の施工方法を事前によく確認してください。

  9. 29 26です。

    ご丁寧な回答、ありがとうございました!鉄骨階段は音がポイントなのですね。一応、マンションパンフレットの外部仕上げ表には、「外部直通階段:鉄骨階段 床・PCコンクリート板またはコンクリート金コテ押え 手摺・スチール製」とあります。床部にコンクリート仕様ということは、いわゆるカンカンカン!ってイメージの音は発生しないのかなぁ?と思っておりますが、いかがなものでしょう?

  10. 30 ゼネコンボーイ

    わ〜。
    しばらくみない内に、なんとリフォームされている。
    GBのこれまでの書き込みが読みずらいのなんのって。・・・
    気を取り直して、
    >>29. 26さん
     通常、鉄骨階段は床の踏み面部分は、コンクリート又はモルタルを打設します。
    PCコンクリート板だと少しはよいかも知れませんが、やはり通常のRC階段に比較すると、
    響きやすい階段になります。

  11. 31 ゼネコンボーイ

    >>27.の方へ  大変遅くなりました。
     この(株)エーアンドエーマテリアルの押出成形セメント板の仕様と、
    吉野石膏などの石膏ボードの多重貼り工法による乾式壁がタワーマンションの壁工法を
    二分しています。どちらも性能は同じようなもので、ゼネコン側も競争させて安い方を使用します。
     さて、http://www.aa-material.co.jp/index3_1.html
    のSLPエース耐火120の部分に、カタログがリンクされていますが、ここに掲載れている
    RC150壁との比較は、やや極端な事例を持ってきているようで、RC戸境壁の場合には、
    四方が柱梁で強固に保持されているので、空気音の振動が来ても、125Hz近辺の低音域は
    比較的得意の部類に入り、一方で、乾式壁はボード端部の固定が甘い分、どんどんと言った
    感じの低音がやや弱いと言えます。(衝撃力が大きいと振動しやすい)
     空気音は、音圧が面で作用するもので、衝撃音は点で作用するものといった違いがありますが、
    まあどちらも性能上はだいたい似たようなものです。
     その意味で、子供がプロレスごっこをして、壁にぶつかると、乾式の方が音が大きいでしょう。
    夫婦げんかして、皿が投げられた場合、これはRC壁の方がうるさいことがあるかも知れません。
     いずれにせよ、TLD57の製品であれば、乾式であれ、特に空気伝搬音では問題ありません。
    (TLD60の方がよりよいですが、この57の製品は幅広く標準仕様で採用されています)

  12. 32 匿名さん

    27です。
    ゼネコンボーイさま、分かりやすい説明、ありがとうございました。
    タワーマンションの仕様としては標準的とのことで、ひと安心しました。
    念のため、テレビを置く予定に後ろになる戸境壁にはエコカラット等を施して
    多少なりとも、厚みを持たせようかとも考えています(気休めかも知れませんが)。
    どうもありがとうございました。

  13. 33 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、現在マンション契約しようか迷っています。
    私は音に対して敏感なほうとおもいますが、以下マンションの遮音性は生活するのに十分でしょうか。
    ボイドスラブ厚 275mm、二重床(際根太:在来工法)LL45 、二重天井なし 、営業の説明では、
    遮音性は LH50、LL45の仕様となるとのことでした。なお、上階には、夫婦と3歳の子供が入居予定です。どうぞよろしくお願い致します。

  14. 34 寒がり(関西在住)

    ゼネコンボーイ様
    今回、1階が駐車場(3段機械式)になっている真上の2階住戸を契約しました。
    ひとつ心配なのが、床からの冷気です。外壁については、ウレタンフォーム30mmの断熱材との
    記述があるのですが、2階床または1階天井の断熱については説明書きはありません。
    後日問合せてみようかとも思うのですが、その場合の聞いておくポイントとかあるでしょうか?
    ちなみに床は全室フローリングで遮音等級LL-55、コンンクリートスラブ厚さは250mm
    (一部200mmとの記述あり)です。1階駐車場の天井は化粧ボード仕上げとなっています。
    普通、その辺りの断熱はきちんとやってるもので、心配しすぎかもしれないのですが、
    どうぞよろしくお願い致します。

  15. 35 ゼネコンボーイ

    >>32. 27.の方へ
    質問にすべて答えていなかったようで、・・・。
    今のマンションで、隣のテレビの音が聞こえることはまずありません。
    そのようなケースはお互いにバルコニー側のサッシュを開けていたときとかですね。
    よって、テレビの音にそれほど神経質になる必要はありません。
     テレビも、ピアノもスピーカーの振動、弦の振動による空気伝搬音と、
    その振動を支えている筐体から、床に伝搬して広がる固体伝搬音のミックスしたものとなります。
    よって、それぞれ、音の伝搬を防止する緩衝部分を床との間に設置すると、
    隣戸への伝搬や階下への伝搬は、より軽減されたものとなることは確かです。
     今流行の平面パネル型のTVを導入される方も、スピーカーのある部分の下は、
    ゴム系の防振マットを敷設すると、よりよいかも知れません。
    しかし、もには限度があるので、
    余りボリュームを上げないことが、一番のエチケットだと思います。

  16. 36 ゼネコンボーイ

    >>33.の方へ
     音が気になるようでしたら、たぶんアウトかと思われます。
    まず、前にもの述べましたが、二重床のカタログ値が、LH50、LL45の仕様であると
    思われますが、これは現場ではまず再現できません。
     というのが、未だにメーカーは際根太のない状態での試験を繰り返しており、
    それを公的機関が、現場における推定値ということで、成績証明書を出している現状が
    あるからです。いいかげん、際根太のある状態での試験に切り替えればよいのですが、
    昔から、そのような試験をしていないので、今急激に切り替えると、普及価格で、
    LH50、LL45の商品が出せなくなるという現実があり、また自分一社だけが、現実の
    レベルをパンフやHPに記載すると、他のメーカーの商品に負けてしまうというジレンマも
    あるようです。
     しかも今回の場合、直天・在来際根太ですので、LH55、LL55ぐらいが実際のところだと
    推測されます。
     デベも設計事務所も、二重床メーカーのカタログ値が達成できると思っている人が
    まだたくさんいるのが現実で、この状況が、マンションにおける床衝撃音性能の向上を
    阻害しているとも言えます。
     GBの思う今の二重床の最低基準は、
    通常スラブ200mm以上、ボイドスラブ250mm以上+防振際根太付き+二重天井ですが、
    直天+275mmボイドスラブ+在来際根太はやや劣っていると感じます。
    (この最低基準でも、上の人がそれなりの注意をしないと、響くことに変わりはありません)

  17. 37 ゼネコンボーイ

    >>34.の方へ
     この部分は通常地域で、25mmの押出成形ポリスチレン(スタイロフォームなど)
    を断熱材として打ち込むのが通例であり、それを省略する事例を未だに見たことがありません。
     下に機械式駐車上がある場合は、下階への床衝撃音を気にしなくてよいメリットがある反面、
    駐車機械作動時の振動や音が伝搬する危険性もはらんでいるので、防振ゴム等で、
    制振対策されていることを確認しましょう。
     高級な仕様では、この部分を二重スラブとして、遮音性を高めることもあります。

  18. 38 寒がり(関西在住)

    ゼネコンボーイ様
    34です。
    省略する事例を未だに見たことがないとのこと、少し安心しました。
    確かに、駐車場の振動と音対策の方が気をつけないといけないですね。
    合わせて確認します。
    ありがとうございました。

  19. 39 32=27

    ゼネコンボーイさま
    重ね重ねの回答、本当にありがとうございました。
    今更ですが^^;、TVの隣室への音漏れ、私が心配だった理由は
    ・隣りの部屋が、隣家の寝室になる可能性が高いこと。
    ・私が帰宅してTVを見る場合、時間帯が23時から午前1時ごろになること。
    という背景があり、気になっておりました。
    音量はもちろん気をつけるつもりでしたが、アドバイスにもありますように
    防振マット等も使うようにして気をつけていきたいと思います。
    どうもありがとうございました。

  20. 40 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    33です。回答ありがとうございました。遮音性はやや不足ということせすが、間取り、立地等気に入って
    いるのでどうしようか迷っています。音は、騒音源が上階の真下の部屋でなければ、それ程気にならなく
    なるものなのでしょうか?

  21. 41 バイオ

    ゼネコンボーイ様

    先日マンションを購入しマンション建設中なんですけど
    雨の中(小雨)降っている中、現場の方が作業していました。

    私が心配なのが、雨(小雨)が降っているときにコンクリートを流す作業を
    行うことでコンクリートに悪影響があるかどうかです。
    強度的に弱くなるとか心配です。

    知識がなくてすみません。

    よろしくお願いいたします。

  22. 42 ゼネコンボーイ

    >>33. 40の方へ
     ある程度気に入って相談される方が多いので、できるだけ否定したくないのですけどね。
    上が子供3人とのことですが、上の方が気を付ける方であれば、特に問題ないし、
    下で住む人も、マンションだからこんなものかと思えば、そのなに苦痛に感じることでもない
    訳です。子供もみんな中学生になれば、部活が始まって家で騒がなくなるでしょう。
     二重天井がある場合、子供のどんどんに対してはむしろ悪い作用がややあるのですが、
    250Hz帯域以上の成分では、1ランク=5dBの低減効果があるので、
    中高音の成分が少なくなる分、心理的に、ぐっと遮音性が高まった感じがする訳です。
     どこかのHPに、二重天井内にグラスウールを入れて、上階の騒音に対処した事例が
    載っていますが、あれは厳密にJISの重量衝撃音レベルを測定して比較した訳ではなく、
    GWを入れると、250Hz以降での数dBの削減があるので、63Hz帯域以降の重量衝撃音は
    改善されてなくても、250Hz帯域以降の緩和でも少しは静かになった感じがしたということですね。
    (つまり、入居者の感想を掲載して、あたかも重量衝撃の対策工事ができるかのように
    宣伝していますが、重量衝撃音レベルそのものは改善していないと思われます)
     参考事例が長くなりましたが、高音域の方が心理的にうるさいので、
    軽量衝撃音の緩和を含めて、やはり遮音上は二重天井であった方がよいのです。
    (将来的な天井照明の付け替えも楽。たぶん、空調の効き具合もよいハズです。)
    しかし、そのようなもの優先するのが立地などの好みでしょう。

     ご質問の斜め下の住戸の場合ですが、直下の部屋より1ランク強〜1.5ランク程度落ちますね。
    これは、RC戸境壁上部にRCの梁型があるかないかで、若干ちがってきます。
     同様に、同じ住戸内で上階も同じ間取りの場合、騒音源直下の部屋と隣の部屋では、
    これまた3dB程度違って聞こえます。小梁付きの場合は、その小梁を超えての伝搬が緩和
    される傾向があります。その分、同じ位置での床衝撃音は、小梁内ではその直下に衝撃エネルギー
    がやや集約され、ボイドなどの無梁床板では床板全体に拡散される傾向を持ちます。
     この状況が、一概に小梁付きがよいと言えない状況を作り出している一因ですね。
    (→剛性の高い=厚さが十分にとれているボイドであれば、総合性能が勝るケースが多くなる)

  23. 43 ゼネコンボーイ

    >>41.の方へ
     小雨なら、心配する必要ありません。
    旧スレッドをご参照ください。
    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/res/95-102

  24. 44 匿名さん

    ゼネンコンボーイ様
    33、40です。音に関する詳細なご説明ありがとうございます。とても参考になります。
    購入に関しては、遮音性以外の部分も含めて再考したいと思います。

  25. 45 バイオ

    >>ゼネンコンボーイ様

    有難うございました。

    大変失礼いたしました過去スレにあったんですね

  26. 46 多分No.46

    ゼネコンボーイ様

    購入検討中のマンションについて、営業担当に耐久設計基準強度について
    問い合わせたところ、設計基準強度が27N以上なので、耐久設計基準
    強度も27N程度という返事が帰ってきたのですが、これは正しいのでしょうか?
    設計基準強度と耐久設計基準強度の、具体的な数字の関連性について
    ご教示くださいませ。

  27. 47 ゼネコンボーイ

    >>46.の方へ その1
     設計基準強度とは、建物の構造設計をして、例えば地震時の外力を受けて場合の
    構造体コンクリートの応力度が、コンクリートの許容応力度を超えないように設定する
    ものです。
     圧縮強度の場合は、その応力度が設計基準強度の1/3以下となるように設計しており、
    単純に言うと、この強度はコンクリートのピースを圧縮したときの壊れる強度で
    確認しています。
     耐久設計基準強度とは、1997年版の日本建築学会の標準仕様書JASS5(鉄筋
    コンクリート工事)より、取り込まれた概念で、構造上要請されるものだけではなく、
    コンクリートの中性化による構造体の劣化に着目して、耐用年数の指標を考慮した
    ものです。
     というのが、コンクリートの水セメント比(生コン中の水/セメントの重量比で、
    建築の場合50〜55%前後が多い)を小さくする程、緻密なコンクリートが得られ、
    結果として、コンクリートの圧縮強度も、中性化速度の遅延性能も同時に高くなる
    からです。
     だから、耐用年数の観点からも、使用するコンクリートの設計強度を採用して
    いこうという発想が97年以降、性能設計確立の機運と共に登場してきた訳です。
     そのJASS5では、建物の計画共用期間の級を
    1.一般(大規模修繕不要予定期間としておよそ30年、供用限界期間としておよそ65年)
    2.標準( 〃 65年、 〃 100年)
    3.長期(大規模修繕不要予定期間としておよそ100年)
    の3水準とし、それぞれの使用するコンクリートの耐久設計基準強度を
     1.18N/mm2  2.24N/mm2、 3.30N/mm2
    としています。
     これで、マンション販売のカタログ中に、コンクリート強度が30N以上であることを
    謳う事例が多くなりました。(特にタワーマンションでは、構造設計上、大部分の必要
    強度が30N以上となるケースが多くなるので、それだったらPRできるように、
    すべての構造体コンクリートを30N以上にしようという事例も多いようです)
     46.さんの事例の27Nでは、上記の2.に該当するので、「標準」設計となります。
    つまり、有意な耐久設計基準強度は、上記の3つの値しかないのが現状ですが、
    耐久性能もコンクリート強度で連続的変化するとすれば、耐久強度=27Nと言う
    のも間違いではないかも知れませんが、余り公的価値はない表現でしょう。

  28. 48 ゼネコンボーイ

    >>46.の方へ その2
     それでは、コンクリート強度を30N以上とすれば、本当に100年間大規模修繕が
    不要でしょうか?
     これには、日本建築学会より発行されている下記の指針案が参考になります。
     「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針(案)・同解説」2004.3
    ここで、性能検証型一般設計法と標準仕様選択型設計法が示されています。
     前者では、建物の劣化現象ごとに設定された要求性能を全て満たすように、
    材料・工法を選択するとあります。この劣化現象には、コンクリートの中性化、
    塩害、凍害などがあり、通常の地域では、中性化対策が一番の課題になります。
     要求性能としては、建物の設計耐用年数の期間中、構造体及び部材が設計限界状態に
    達しないこととなり、中性化の場合は、最外側鉄筋の20%が腐食状態になったときと
    定義されています。
     後者の標準仕様選択型では、その都度要求性能を検証していく作業も大変なので、
    一般地域における設計耐用年数の標準を65年、100年の二通りとして、
    それぞれの場合に要求されるコンクリートの材料規定を設定しています。
     この100年仕様が細かく仕様規定されていますが、主なものとして、
      1.設計かぶり厚さを、屋内仕上げあり以外では、65年仕様よりも10mm大きくする。
      2.耐久設計基準強度を30N/mm2以上。(65年仕様では、24N以上)
      3.地下以外には、高炉セメントやフライアッシュセメントの使用は不可。(65年はOK)
    などです。
     この2.の部分がちょうど、先述したJASS5の計画供用期間の級と対応させています。

     マンションのカタログで、100年仕様を謳っている場合は、現状としてこの2.や3.
    を守っている場合がほとんどであり、1.の条件を厳守している事例は少ないでしょう。
     本当に100年マンションが欲しい人は、この「かぶり厚さ」の規定部分もよく確認
    するようにしてください。

  29. 49 No.46です

    ゼネコンボーイ様
    丁寧なご説明、ありがとうございます。
    コンクリートの圧縮強度と中性化速度の遅延性能というのは、
    同じ指標で表わせるのですね。
    うちは100年コンクリートまでは求めていないのですが、
    その意味もよくわかりました。
    本当に助かります。

  30. 50 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、遮音について教えてください。
    現在内覧にて物件チェックを行っておりますが、その中で疑問点がございます。
    当方の物件、2重床なのですが遮音(吸音?)用にグラスウールが敷き詰めてる形なのですが
    隙間があります。

    施工側としては規定で60%以上敷き詰めることになっているから多少隙間があったり
    また、2重床の脚の部分はどうしても空いてしまうとのことでした。

    よくわからないのは、通常の場合、こういったものなのか、それともびっちり敷き詰めるもの
    なのかということと、敷き詰めない場合(6割程度満遍なくしいた場合)での問題点があるのか
    どうかということです。

    その辺お分かりでしたら教えていただけませんでしょうか?

  31. 51 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    免震構造の効果について教えて下さい。
    湾岸地域に建つ免震構造のタワーマンションですが、
    確実に発生すると言われている東海・東南海・南海地震の
    長周期(2〜6秒)・長時間(10分)の揺れを
    減衰させる効果は期待できるのでしょうか?
    高層階なので心配です。
    どうぞ宜しくお願いいたします。

  32. 52 匿名さん

    ゼネコンボーイ様

    お忙しいところ恐れ入ります。

    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/6488/
    のNo.07にある書き込みですが、
    こちらはゼネコンボーイ様のご回答でしたでしょうか?
    なんとなく文章の書き方が、ゼネコンボーイ様のものと違うような印象を受けたのと、
    サイト内を探しても、回答に対する質問が見当たらなかったので...。
    もし違っていたらごめんなさい。

    ところで、このマンションについて質問させてください。
    http://www.ch-sendai-ttt.com/

    (1)南棟と東棟の位置関係について、ちょっと無理があるように思うのですが、
       適切なものでしょうか?

    (2)西松建設の施工なのですが、雨漏りがする、梁が斜めだった(?!)など、
       あまりよい評判を聞きません。どう思われますか?

    (3)基礎構造について、「地下約15m以深、N値50以上の砂岩層を支持地盤としています」
       とありますが、実際には砂岩層までの深さは位置によってマチマチだそうです。
       大丈夫でしょうか?

    (4)「隣の住戸との間には、耐火性・遮音性に配慮した、厚さ約136mmの乾式耐火遮音壁を採用。
        石膏ボードの間には遮音性能に効果のあるグラスウールを充填しています。」
       とあります。
       19階建てのマンションで重量に配慮したものと思いますが、
       地震や経年劣化などに対する耐久性などは大丈夫なのでしょうか?

    (5)間仕切壁について
       「専有部内の間仕切り壁は厚さ約9.5mmのプラスターボード貼りにしました。」
       とありますが、こちらも(4)と同様に、耐久性に不安があります。
       また、上階などからのPS騒音にも不安がありますが、いかがでしょうか?

    (6)耐震構造について。
       19階建てで、今時「免震」でも「制震」でもなく、「耐震」設計ということについて、
       どう思われますか?

    (7)ほか、設備・仕様など、問題点らしきものがあれば教えてください。

    以上、お忙しい中恐れ入りますが、お手すきの際にでもお返事いただけたら幸いです。
    よろしくお願いいたします。

  33. 53 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    はじめまして。もう契約してしまったのですが。湾岸海沿いのマンションです。
    塩害対策として聞くと
    水セメント比50%以下、仕上げ材仕様(吹きつけとタイルの併用ですが、吹きつけが面積大きいと思われる)、金属部分は特殊な鍍金がしてあるとのこと。
    コンクリートはプレキャストになってます。
    今吹き付け中でしょうか。色が着いている箇所とコンクリートむき出しの箇所があります。
    吹きつけとタイルで塩害対策と言えるのでしょうか?また、両者に塩害への違いがあるのでしょうか?
    別の方に聞くと、塩害への効果は基本的に同じで、吹き付けのほうが技術がさほど難しくなく、よってコスト安。タイルは職人の腕次第でコスト高とのこと。
    ちなみに被り厚は建築基準+1センチ(普通でしょうか)。
    塩害(ひび割れ、鉄筋腐食、爆裂が比較的発生しやすいと解釈すればいいでしょうか)対策として十分と考えていいでしょうか?
    ちなみにデベもゼネも日本橋にゆかりのある財閥系のところです(違う法人ですが、素人から見れば一心同体のごとく見える。どこの物件もこのコンビ)。

  34. 54 ゼネコンボーイ

    >>50.の方へ
     そのようなものです。
    下記もご参照ください。
    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/res/284-289

    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/res/414-417

  35. 55 ゼネコンボーイ

    >>51.の方へ
     別にGBの専門でもないのですが、
    長周期の震動は、遠方で発生した地震が平野部の堆積層で表面波の形で増幅されて
    遠隔地へ伝わる。その際この堆積層の厚さで、周期は変化し、
    関東の場合、その周期が6から7秒前後となることが多いといわれています。
     2004年10月の中越地震でも、都内の複数のエレベータが長周期の影響で、
    安全停止する事例が多発しました。
     一般に免震構造では、固有周期を4秒ぐらいにチューニングし、
    一般の中高層建物の固有周期である1から2秒で周期だと、同調しやすくなる一般地震動を
    やり過ごします。で、長周期の地震動もその免震構造物の固有周期からははずれるので、
    特に問題ないだろうとされています。(一定の揺れは防ぎようがありませんが)
    >詳しくは、検討案件のデベにご質問ください。
    >構造設計者が丁寧な説明書を作成してくれるはずです。

  36. 56 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、
    住まい○ーフィンにて、碓井氏が2重床必須を主張するためにものすごい論理を展開しています。
    面白いのでのぞいてみてください。

  37. 57 匿名さん

    >>54
    GB様、ありがとうございました。
    以前同じような質問があったのは見てはいたのですが6割ってのが気になってたもので。。。
    (施工が言ってたこの6割以上ってどんな資料からなんだろうと思って...)
    あと洗面下からみたらぽーんと1個GWが置いてあっただけで大丈夫か?みたいだったので。。。
    とりあえずあれば問題ないということで安心しました。

  38. 58 匿名さん

    >>56
    計測器より自分の耳を信じるですか・・・・
    まあ、人間という生き物はある先入観があると、その感覚(五感)が脳内で増幅される・・・・というのが最新の脳科学の常識なんですがね(笑)
    薄井氏は、典型的なサンプル例ですね。

  39. 59 匿名さん

    >>56
    これを読んだ人の中に二重床の物件だけを選択、購入される人へ影響が出る可能性
    とか考えてるんですかね・・・。

  40. 60 51

    >>55
    ゼネコンボーイ様
    ご回答いただきありがとうございました。
    免震構造では固有周期をチューニングできるとは驚きました。

    横浜の物件ですが、関東大震災の時に東京よりも横浜の方が震源に近くて
    当時の写真を見ると壊滅的な被害を受けていたことと、
    東海地震でも震源に近いので、耐震性を一番重視したいと思っていました。
    これで安心できました。

  41. 61 ゼネコンボーイ

    >>52の方へ
    まず、他スレッドでの引用ですが、「今時直床」のNo.258で述べていますね。
     ここのスカイウイングもまずまず売れているようですね。
    >(1)南棟と東棟の位置関係について
    GB:実際にはかなり離れているようで、問題なしですね。
    (デベの方々は、全体配置図・標準階平面図をHPに掲載するようにして欲しいですね)
    >(2)西松建設の施工
    GB:ノーコメント
    >(3)実際には砂岩層までの深さは位置によってマチマチだそうです。大丈夫でしょうか?
    GB:そんなものです。
    >(4)戸境壁・・・地震や経年劣化などに対する耐久性などは大丈夫なのでしょうか?
    GB:タワーマンションでは乾式が通常であり、他に選択肢はありません。
    大きな地震が来て、乾式二重壁の上下シール部分が傷むと、遮音性が悪くなることもありうるでしょう。そうなったとしても、補修すれば済む話です。
    >(5)間仕切壁について・・・・耐久性に不安があります。
    GB:どうなっていれば、満足ですか?
    また、PS周囲は、外側にPBを二重張にして、排水管自体も、遮音性を考慮したものになっているハズです。
    >(6)耐震構造について。
    >   19階建てで、今時「免震」でも「制震」でもなく、「耐震」設計ということについて、
    >   どう思われますか?
    GB:まず、このような板状マンションでは、免震にすると、免震部分に引き抜きも生じるので、
    対策が大変となり、無理に免震にしない。「制震」が「免震」の次によいと思っている人が多いが、
    制震にして、地震動エネルギーを吸収させて建物の応答を軽減している分、建物の骨組みもスリム化しているので、同じ耐震余裕度というか、品確法の対策等級が1であれば、同じような耐震性能でしょう。今は、構造スリム化による経済性を考慮して、制震部材を組むことが多い模様。
    よって、耐震で設計できているのであれば、特に気にしなくてよいのでは。
    >(7)ほか、設備・仕様など、問題点らしきものがあれば教えてください。
    GB:仙台駅に近くてよいマンションと思いますよ。

  42. 62 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、私のつたない質問に丁寧にお答えいただきまして、
    本当にありがとうございました。

    何しろ建築物に関してはまったくの素人、
    一戸建てと違って、気軽に修理できない(管理組合云々で)というイメージがあるので、
    どうしても慎重にしたほうがいいのかな、と思ってしまうのです。

    >(4)戸境壁・・・地震や経年劣化などに対する耐久性などは大丈夫なのでしょうか?
    >(5)間仕切壁について・・・・耐久性に不安があります。
    GB:どうなっていれば、満足ですか?

    についてですが、
    「戸境壁」が「タワーマンションでは乾式が通常であり、他に選択肢はありません。」
    については知らなかったのです。(勉強不足...)
    やっぱり自重の関係でしょうか?

    頭の中のイメージを簡単な図にすると(ズレてないといいなあ)

    ■━■━■━■━■━■━■━■
    ┃ │ │ │ │ │ │ ┃
    ┃A│B│C│D│E│F│G┃
    ┃ │ │ │ │ │ │ ┃
    ■━■━■━■━■━■━■━■

    よりも

    ■━■━■━■━■━■━■━■
    ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
    ┃A┃B┃C┃D┃E┃F┃G┃
    ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
    ■━■━■━■━■━■━■━■


    のほうが気分的に安心なんだけど...という気持ちでした。

    まだ30年ごとに100%来る!といわれている
    宮城県沖地震もきていませんし。

    同物件のHPでもわかる通り、
    肝心なところが明記されておらず、
    (耐震・免震・制震のどれかが明記されていない、など)
    営業さんから説明を受けても「売りたいだろうし、そういう答えだろうな」と思ってしまう。

    構造説明会でも、質問に対してズレた答えが返ってきているのを見て、
    「大丈夫なの?施工業者さん?」となっていたので、
    ゼネコンボーイ様からのご回答で
    かなり安心することができました。

    お忙しい中本当にありがとうございました。

  43. 63 匿名さん

    あ!62=52です。
    名乗るのが抜けてしまいました。
    ごめんなさい。

  44. 64 ゼネコンボーイ

    >>53の方へ 
    質問が高度なので、会社にある
     「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針(案)・同解説」2004.3
    を見て、ご返事します。
    >>56の方へ
     情報ありがとうございます。その3までの記載がそろった段階で、糾弾させていただきます。
    >>62. 52さん
     平面図の労作ありがとうございます。今回新規分譲される方の棟(14F)が、
    通常のRC戸境壁なのにと思われたわけですね。
     スカイウイングぐらい高層(19F)になり、しかも板状のマンションとなると、
    戸境壁をRC造にすると、そこに地震時の水平力が大きく作用して、
    今使用しているコンクリート強度だと、逆に容易に壊れるものになります。
    (最下層の耐力壁端部の応力度の値がすさまじいものになる)
     そこで、純ラーメン構造といって、耐震壁のない構造にすることで、
    一定の変形を許しながらも、壊れない建物とします。
    (妻側住戸の妻側壁も耐震壁とし作用しないように、開口部を大きくしたり、
    軸をずらしたりしていますね)
     当然、純ラーメンの挙動を阻害しないように、四周にスリットを設置して、RC戸境壁と
    することも原理的には可能ですが、工程がかかること、建物全体の重量が増加することで、
    その仕様が選択されることはまずありません。
    (板状マンション以外の、ロの字プラン、コの字プランのタワーマンションでは、
    中央部にRCの耐震壁が構築されるケースがあります。しかし、その場合も戸境壁は、
    乾式で設計が原則です)

  45. 65 匿名さん

    53です。
    私は素人です。そんな専門的なものとは思いませんでした。
    しかし、ゼネコンボーイさんがそこまでおっしゃるのなら、待ちます。
    お手数おかけします。
    よろしくお願いします。

  46. 66 匿名さん

    はじめまして。
    下記マンションを検討しているのですが・・・
    http://www.homewith.net/mh/bkdetail/anyfile.jsp?nbk_id=ESTdv40vsb&...
    構造、遮音性についてご意見をいただけますでしょうか?
    直床、スラブ:200mm-240mm、階高:2900mm、天井高:2500mm、スパン:8100mm、
    バルコニーから北側梁まで:13650mm、戸境壁:220mm-240mmです。
    希望はタイプGで、上階も下階も同じ間取りです。
    よろしくお願い致します。

  47. 67 匿名さん

    >>56の方へ
    > 情報ありがとうございます。その3までの記載がそろった段階で、糾弾させていただきます。


    その3までの記載がそろったので、糾弾してください。
    https://www.****/member/wmbbs/wmbbs.php?b=50

  48. 68 匿名さん

    https://  www.****  / member /wmbbs/wmbbs.php?b=50

  49. 69 匿名さん

    https://www. s u mai- surf i n. com/member/wmbbs/wmbbs.php?b=50

  50. 70 56

    56ですが、67-69は自分じゃないです。
    あおるのは本意ではないので。
    ゼネコンボーイさん、コメントは気が向いたらで結構です。

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