ここは本当に90パーセント台なのだろうか?
姉歯物件、市の発表は強度63%・住民調査は50%?
5月29日14時39分配信 読売新聞
元1級建築士・姉歯秀次被告(49)による耐震強度偽装物件で、国土交通省と横浜市が一昨年12月、耐震強度63%と発表した「グランドベイ横浜」(横浜市鶴見区、10階建て)のコンクリート柱内に、木くずが混じるなどずさんな施工不良などが見つかっていたことがわかった。
住民側が依頼した設計事務所が調査したもので、ほかにも耐震壁の強度が過大に見積もられていることを指摘しており、強度が建て替えの対象となる50%を割り込む恐れも出ている。横浜市は「評価の前提が違っており、強度低下はありえない」としている。
同物件は、都内の開発会社「ヒューザー」(破産)が建築主で、1999年11月に同市が建築確認。施工は「東鉄工業」(東京都新宿区)だが、実際は建設業法違反などで摘発された熊本県の「木村建設」(破産)に丸投げされていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000406-yom-soci