ここから先の話は根拠のない話なので
根拠にこだわるかたはスルー願います。
財務諸表の話が出てるけどその数字鵜呑みにするとエラい目に遭うよ。
「アパ 決算期 ズレ」ググってくれ。
決算期のズレを使った操作はどこでもよくある話。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/01/post_cb4c.html
のビッグトークwの引用
>来年開業予定のこのアパホテル〈横浜関内〉は
>SPC(特定目的会社)による開発型の証券化方式で
>ノンリコースファイナンスでの事業であり、
(中略)
>昨年、赤坂本社隣接ビルもこの証券化の手法で取得しましたし、
>江東区東雲の四十四階建てマンション事業もSPCで計画しています。
淀屋橋もSPCでしたね。
要するにアパ本体には銀行の基準でお金貸せませんから
事業ごとに証券化や分譲前提のSPC作って、そこに出資や融資しましょう
もしアパが潰れても事業丸ごと担保に取ってるからとりっぱぐれないし
ノンリコースだから金利も高めというわけ。
アパにしても事業ごとにリスク限定されてるし、
本体の借金増えてないように見えるしね。<ここポイント
証券化でホテルやれば、投資なしでどんどん売り上げは増えるけど
証券に対する配当支払もどんどん増える。借金なら貸せば終わりだがこれは永遠。
特別目的会社は証券化や分譲終わって出資者に配当すればおしまい。
あとの保証は共同売り主のアパ本社がするみたいにはなってるけどね。
要するに「持たざる経営」というか「持たなさすぎる経営」。
アパ本社というのは分譲時点で顕在化しないリスクを請け負う会社。
アパホテルは証券化した物件の収益を演出(支払い)するための会社というわけ。
マンションデベはどこでもリスク負うだけの会社かもしれないけど
ここの場合はそれが極端すぎる。
分譲終わった時点で実際に利益を手にした特別目的会社は配当して解散するわけだから。
三宮の場合はそうじゃないけどね。
今のようにリスクが顕在化したときのアパグループは脆いと思うよ。