タワーブームですが、いずれそのブームも終焉が来て、「タワーマンションの大暴落、空洞化」という社会問題が来ると思います。既に東京ではタワーマンションの売れ行きが顕著に落ち始めているようです。ほとんど電気のついていない、恐怖のゴーストマンションだけは避けなければなりません。
予想される問題点は
眺望メリット以外はデメリット・・・・
エレベーターの待ち時間の長さ、バルコニーに洗濯物が干せないし物も置けない、周辺およびバルコニー部分での風害、地震の際の大きな揺れなどデメリットが数多くあります。
戸数が多すぎて何事もまとまらない。
マンションの戸数は約100戸が理想的と言われています。少なすぎると修繕積立金などが割高になります。かと言って300戸以上あると、お金のかかる大事な件はまずまとまらないでしょう。
建替えはほぼ絶望的・・・
通常よりとても高い修繕費を一生払い続けなくてはなりません。万一建替えするにしても、とてつもなく長い工期、まとまりのつかない多数の入居者、高い建築コストを考えると100年先であろうが、まず無理です。
中古価格の暴落
当然中古の売り物件も多くなり、取引価格はいやでも聞こえてくるでしょう。数が多いと、株の投売りのように、暴落の危険性が高くなります。
さらに現在、新たにデベロッパーが計画しているこれからのマンションは、まず間違いなく大きく安くなります。現在土地取得をしている計画地は今の市場価格の8割くらいを想定しています。なぜなら、今、マンションが売れていないからです。
支払いに相当余裕のある方以外は、特にタワーの購入は慎重した方がいいでしょう。