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最低金利の今、繰り上げ返済するなら他で運用したほうが得!という気のちもわかりますが、やはり繰り上げ返済で気楽になりたい。実際どうなか!引き続き楽しみながら話し合いましょう!!
[スレ作成日時]2013-03-13 17:16:41
最低金利の今、繰り上げ返済するなら他で運用したほうが得!という気のちもわかりますが、やはり繰り上げ返済で気楽になりたい。実際どうなか!引き続き楽しみながら話し合いましょう!!
[スレ作成日時]2013-03-13 17:16:41
N国は100兆円のマネタリーベースでGDP500兆円稼いでいるとする。
A国は100兆円のマネタリーベースでGDP1000兆円稼いでいるとする。
N国はマネタリーベースを200兆円に増やすとGDP比40%となる。
A国はマネタリーベースを200兆円に増やすとGDP比20%となる。
N国はGDP比でA国の2倍のマネタリーベースを増やした事になる。
ありえないがマネタリーベースの増加分が100%成長率に寄与したとして将来見込めるGDPは
Nが1000兆
Aが2000兆
この場合NのほうがAよりGDP比でマネタリーベースが20%多く増えているので緩和規模はAより大きいはずなのに成長率は共に2倍。
このように仮に同じマネタリーベース同士をGDP比だけで比較するとおかしな結果となる。
だから緩和規模をGDP比で比較するのはおかしいとの意見が多い。>>562の記事で分かる通り、緩和規模をGDP比で比較するときはだいたい金融緩和に否定的な記事の場合が多い。理由はGDP比で比較するとアメリカの緩和規模が極端に少なくなってしまうからネタとして都合がいいのだと思う。
そうすると単純にマネタリーベースの増減となる。
>(緩和前)・A国 GDP=100億 マネタリーベース100億
> ・B国 GDP=100億 マネタリーベース1億
>(マネタリーベースを10倍に量的緩和後)
> ・A国 GDP=100億 マネタリーベース1000億(+900億円)
> ・B国 GDP=100億 マネタリーベース10億(+9億円)
↑どちらもマネタリーベース増加率は10倍なので緩和規模は同じとなる。
実際の日米に当てはめると2008年以降、>>528のグラフで分かる通り、アメリカは2012年までにマネタリーベースは3.5倍に増えてしかもその後QE3が始まっているのに対して日本は2012年までにGDP増加率は10%未満。今回の黒田緩和は2倍にするとしているがアメリカのそれと比べると緩和規模は少ない事が分かる。
ちなみに日本は元々マネタリーベース50兆円で500兆円稼いでいたが、デフレが長期化した結果マネタリーベースだけが増えてGDPは増えなかった。緩和規模=GDP比の論理だとデフレが続けば続くほど少しのマネタリーベースの増加で大きな金融緩和効果が出る事になってしまう。