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マンションの和室の壁に細長い木板(幅10センチ、長さ2mくらいか)が取り付けられていますが、あれは何に使うのですか。
フックとか取り付けるのでしょうか?それともだたの飾りでしょうか。
[スレ作成日時]2005-05-10 11:45:00
マンションの和室の壁に細長い木板(幅10センチ、長さ2mくらいか)が取り付けられていますが、あれは何に使うのですか。
フックとか取り付けるのでしょうか?それともだたの飾りでしょうか。
[スレ作成日時]2005-05-10 11:45:00
あれは、付長押というものです。
ハンガーに吊るした洋服を掛けたりします。
釘も打てるので、時計や絵(額縁)なんかも掛けられますね。
長押(なげし)
長押とは長が押し(ながおし)の略で建物の柱は床面に垂直に立っていますが
この柱を両側から挟み込むように水平に固定された木材を本来長押と呼びその
高さ方向の位置によって色々な呼び方が有り、建物を強固にする構造的なもの
です。
しかし現在の住宅などで呼ばれている長押は付長押(つけなげし)が殆んどで
建物の構造的役割はなく、和室を構成する意匠的な役割です。
(http://homepage3.nifty.com/aat/subpage3.html)からの抜粋です。m(__)m
ありがとうございます。
木ネジとか打ってハンガー掛けとかに使うんですね。
クギを打つのは抵抗があるので、当分飾り木にしておきます。
木の上にハンガーひっかけるんだよ
引っ掛け型のフックも売ってますよ。
結構便利ですよね
;
念の為ですが・・・
本当はハンガー掛けたり釘を打つのは正しくありません。
「意匠」としての付け長押なので、人によっては「見苦しい」と感じる方も居ますのでご注意を。
和室のある家に住んでいた頃は、来客時には全部取り外してました。
表彰状や家訓を掲げている時期は、それだけは残して他全部外してました。
と言っても、落ちない程度の重さでハンガーなどを掛けるのが便利な使い方で一般的ですよね。すみません、
私も詳しい由来までは忘れましたが、江戸時代頃は長押の上に襲撃に備えて槍を置いてたり、とか。
そうなんだよな
俺もあくまで意匠だと思うから、何も掛かってないほうが美しいんだが
便利だからついつい吊るす
来客があるときは、外すけど
>「意匠」としての付け長押なので
マンションの場合、意匠のために設置するケースは殆どありませんよ。
実際、意匠どころか付いていない方が見栄え的には良い、という判断が主流です。
耐火遮音間仕切の様に、クギ打ちが物理的には可能でもルール上は不可とされる部分には
ピクチャーレールや付長押を設置して「機能」を担保する事があります。
意匠よりも機能を優先している、という理解が正だと思います。
スレ主さんのお宅では幅2mという事ですが、それにも満たない場合も多いです。
分譲マンションの場合、こうした物は各タイプに共通するルールに沿って設置されるので
部屋の大きさによっては必要最小限のサイズの物が申し訳程度に付く事も少なくありません。
どこかに洋室用の付長押を販売しているところ知りませんか?
うちに和室はなく、以前、住んでいた和室の鴨居の利用方法の
便利さが忘れられません。おしゃれに洋室用っぽく加工された
のがあるといいのですが。
>>12
付長押は只の化粧材ですから「洋室用」とか「和室用」という区別はありません。
実際、マンションの場合は和室と言っても壁はビニルクロスだったりする事が多いので
設置方法・見た目ともに、和室に付ける場合も洋室に付ける場合も大差は無い筈です。
(そもそも和室設置を想定したものでも、大してデザイン性に優れる訳ではないので・・・)
なお、付長押は必ずしも既製品を使うものと決まっている訳でもありません。
幅100mm程度の木材に塗装を施したもの等を使う場合もあります。
短い付長押状の物を玄関に設置するケースもあります。(帽子架け設置用)