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まだまだ続く低金利時代。
変動金利なんて怖くないですよね。
前スレ
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/30067/
[スレ作成日時]2008-04-22 10:24:00
まだまだ続く低金利時代。
変動金利なんて怖くないですよね。
前スレ
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/30067/
[スレ作成日時]2008-04-22 10:24:00
一メディアが総裁の発言を解釈して報じたニュースだけではねぇ。
例えば、
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31735720080512
「景気後退の場合には、利下げをすることが適当な場合もあるとも指摘。」
するとともに、
「現在のゼロ%近辺の実質金利は極めて低いとの認識を示し、...」
とも言っている。
つまり、総裁は一般論を言っているに過ぎないのでは?
なんだかんだ言ったって変動金利は暫く問題ないんじゃないの?問題は長期だよ長期
>123
一般論って、あなた、本心は違うとでもいうのかい?
つか、メディアが報じている内容はそりゃ意図的に情報操作する場合もあるのかもしれんが
今回の発言をあえて曲げて報道してるとでも言うのかい?
あなたのリンク先の詳細読んでもそのまんまだと思うが?
>物価が上昇しても、経済の悪化を招く場合には金利を据え置くことが適当、との考えを示した。
これは今の物価上昇を理由に金利は上げられないと言ってるとしか思えんが?
>交易条件悪化に伴う景気後退の場合には、利下げをすることが適当な場合もあるとも指摘。
これも物価上昇時でも景気後退の場合は利下げすると言い切ってるようにしか思えんが?
>現在のゼロ%近辺の実質金利は極めて低いとの認識を示し、
>上下両方向のリスクを点検し機動的に政策運営を行うと述べた。
上下リスクの点検と言っている時点で景気が上向き(バブルの目を摘む)状況にならなければ
利上げはしないと言ってるように聞こえるが?
ようするに総裁は物価が上がろうが下がろうが関係なく経済が停滞している間は金利は据え置き、
後退するようなら利下げもするが、上向いて来れば今の低い金利水準を上げると言ってる
ようにしか思えない。
一般論って何?今後の政策運営の方針を語ってるのに本心は違い、金利下げても意味が無い
って本当は思ってるとでも言いたいわけ?仮にそうだったとしても大きなお世話だと思うが。
「供給面による一時的な物価上昇」なら金利は上げられない。
「需要の増加も伴っている場合」は利上げを見当するみたいな事を言ってるね。
ようするに今の原料高騰によるインフレではなく、本来のインフレ(値段が上がっても物が売れる状況)の事を言ってる。
「景気の下振れリスクに注意しながら政策運営を行うことが必要な局面にあると考えている」
「この先景気の下振れリスクが薄れ、物価安定のもとでの持続的成長を続ける蓋然性が高まるのか、あるいは、下振れリスクが顕現化する蓋然(がいぜん)性が高まるのか、よく見極めていきたい」
景気が下振れたら利下げ、上振れたら利上げ、簡単な事では?
>物価が上昇しても、経済の悪化を招く場合には金利を据え置くことが適当
これが現時点での結論なんだよ。
今の状況下では利下げはないよ。
>交易条件悪化に伴う景気後退の場合には、利下げをすることが適当な場合もある
今のFRBの政策に理解を示していると捕らえた方がいいと思うが。
あくまでも、総裁の講演内容をメディアが勝手に解釈して報道している部分もあるから、
どこまで正確かはわからない。
>>125
>>物価が上昇しても、経済の悪化を招く場合には金利を据え置くことが適当、との考えを示した。
>これは今の物価上昇を理由に金利は上げられないと言ってるとしか思えんが?
>>127
>>物価が上昇しても、経済の悪化を招く場合には金利を据え置くことが適当
>これが現時点での結論なんだよ。
>今の状況下では利下げはないよ。
同じことを別の表現で言っているだけだな。
今、白川総裁が金利を下げる可能性があると言ったからといって、
それが20〜30年返済の住宅ローンを選択するときの決定的要因にはならないよ。
住宅ローンを数年で返すつもりなら、話は別だが。
既に変動で組んでいるなら、まな板の上の鯉だからジタバタしても始まらない。
できることといったら、どっちに転んでもいいように準備しておくことくらいだ。
>既に変動で組んでいるなら、まな板の上の鯉だからジタバタしても始まらない。
>できることといったら、どっちに転んでもいいように準備しておくことくらいだ。
想定されるケース
① 手取り収入は伸びるが、低金利は続く場合
・世の中の景気は良いが、政府の圧力その他で低金利が続く。
・世の中の景気は低迷するが、あなたの会社の業績は好調である。
・世の中の景気は低迷し、会社の業績も落ちるが、昇進して年収が上がる。
② 手取り収入が伸びると共に、金利も上がる場合
・世の中の景気が良くなり、あなたの会社の業績も上がる。
③ 手取り収入は伸び悩み、低金利も続く場合
・世の中の景気が低迷し、あなたの会社の業績も低迷する。
④ 手取り収入は伸び悩むが、金利は上がってしまう場合
・世の中の景気は上向いているのだが、あなたの会社の業績は低迷する。
・世の中の景気は良くないが、過度のインフレになる。
変動の人は、①が望ましく、④は望ましくない。②と③には中立。
④に対する備えが必要だ。
長期の人は、①と②が望ましく、③と④には中立。
つまり、収入さえ伸びればよい。
最悪なのは、
⑤ 景気や金利に関係なく、手取り収入が下がる場合。(悲)
リストラ、増税、保険・年金の負担増、etc.
>今の状況下では利下げはないよ。
だから誰もそんな事言ってないじゃん。
繰り返すけど、物価が上昇しても金利は据え置く、
今後景気が後退したら利下げもあるって言ってる。
今は景気がどちらに動くか見極める必要がある。
今後上向きなら利上げするし後退なら利下げも必要。
>あくまでも、総裁の講演内容をメディアが勝手に
>解釈して報道している部分もあるから、
>どこまで正確かはわからない。
いやこの講演自体一般に公開されているのにメディア
の報道が信用出来ないって、意味不明ですが?
そんな事言ったら全てが信用出来ないでしょ?
だいたいあなたもFRBの金融政策や議長の講演内容を
メディアを通して聞いてるだろうに。
あなたも信用出来ないメディアからの情報を元に屁理屈
述べてる事になりますよ?
どちらかと言うと勝手に解釈変えてるのはあなたですよ。
少なくてもあなた以外の多くの投資家は今回の白川総裁
の講演をあなたとは違う解釈で受け取っていますよ。
http://blog.livedoor.jp/orion3/archives/51296871.html
実際翌日の東京市場は日銀の政策転換をプラス材料として
受け入れられており、上昇して引けている。
少なくともあなたの書き込みより白川総裁の講演内容を報道したメディア
のほうがよっぽど信憑性があります。
>既に変動で組んでいるなら、まな板の上の鯉だからジタバタしても始まらない
たぶんこれが本音でしょう。おそらく長期で借りちゃった人で
今後金利が上がってくれないと自分自身損をしてしまうので
メディアの報道は正確じゃないとか事実を捻じ曲げて無理やり利上げの
方向に誘導してるんですね。
20年30年で借りたローンでも最初の10年低金利で借りられれば長期との
金利差だけで数百万円もの返済額の差が出るからね。さらに繰り上げ
していけば10年後の元本は雲泥の差。
もちろんリスクもあるが今後10年変動で低利の恩恵を受けつつ、
返済総額を抑えようとするのは個人の判断では決して間違いではないし、
リスクの大きさも人それぞれ。なのに変動で借りた人全てをまな板の上の
鯉とか意味不明です。
個人投資家で損失を出す人の典型が自分に都合の良い情報にしか耳を
傾けないというのがあるけれど、あなたがまさにそれだと思います。
>交易条件悪化に伴う景気後退の場合には、利下げをすることが適当な場合もある
利下げをしたら円安が進んで、交易条件がさらに悪化すると思うけど、何で適当なの?
>120さん
>下げる必要もない。
>今のインフレは、海外の商品バブルが原因だから、日銀が金利を変更しても効果はない。
>商品バブルを演出しているファンドへの資金供給を絞ることを考えたほうがいい。
すごく傾聴に値する主張。でも、それは日銀の金融政策の分野じゃないね。
財務省や金融庁のマター。問題はそれをどうやって実現するか。昔のバブル前の三業種規制みたいな手法をとるんだろうけど、線引きをどうするか…。
これを間違えると、またまた回復不能な資産デフレを起こすことになりかねん。と思うがいかが?
>131さん
ここでいう交易条件は、円安で原料価格が高くなって損になる、ってことじゃなく、
円安によって、輸出企業の対外競争力を維持してやる必要がある、それによって(輸出主導で形成されている)国内景気が落ち込むのを阻止する、ってことでは?
>131
でも実際は去年までの円安時が一番景気良かったですらね。結局外需頼みの好景気だったって
事では?
輸出企業の代表であるトヨタで1円円高が進行すると350億円の損失らしいですから。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080318-00000002-sh_mon-bus_all
それに今ドルに対して結構な円高水準だとは思いますが内需が好調とかあまり聞きませんよね?
>>132
>円安によって、輸出企業の対外競争力を維持してやる必要がある
多分そのことを言っていると、はじめは思ったのだけど、
>交易条件悪化に伴う景気後退の場合には、
つまり、景気後退の原因が交易条件の悪化にあるとした場合、としているので、
その原因を対策する、つまり、交易条件を改善するためには、と考えると
いまいち画点のいかない説明なんだよな。
円安に誘導して輸出企業の対外競争力を維持してやるというのなら、
わざわざ交易条件がどうのこうのと言う必要はないと思うが。
誤解かな?
学究肌の白川先生らしからぬ説明に思えてしようがない。
>商品バブルを演出しているファンドへの資金供給を絞ることを考えたほうがいい。
今や、最大の資金供給元はFRB。
日本の財務省や金融庁や日銀がどうこうできるものではないよ。
だけど、FRBはいつまでも資金供給を続けるわけにもいかない。
どこかの時点でバブルは、うまくいけば収束するし、下手をするとはじける。
>これを間違えると、またまた回復不能な資産デフレを起こすことになりかねん。と思うがいかが?
今となっては、そうなる可能性の覚悟は必要だと思う。
我々はその波に飲み込まれてゲームオーバーにならないように
自分や家族の生活を舵取りするしかない。
もちろん、私もそのために今何をすべきかを考えて実行しているつもりだが、
それが正解かどうかは後になってわかること。
6月も揚げ揚げ
どうでもいいけど、日銀のアメリカの分析なんて真にうけても意味ないと思うよ。
日銀にそのくらい能力があったら、日本はこういう状況にないでしょ?
先日の白川総裁の講演で、
「交易条件悪化に伴う景気後退の場合には、利下げをすることが適当な場合もある」
ということについて考えてみた。
輸出企業の業績に頼った日本経済の場合、
為替が変動しなければ、円安でも円高であっても交易条件は変わらない。
利下げによって、為替が常に円安へ動き続ければ、交易条件はよくなる。
つまり、
原材料を輸入して加工品を輸出するまでの期間(数ヶ月?)に円安へ動けば、
輸出時点で見ると、実質的に原材料を安く仕入れたことになる。
次に原材料を仕入れる時は、円安で仕入れ価格は上がるが、
それを加工して輸出する数ヵ月後にさらに円安になっていれば、
またまた原材料を安く仕入れたことになる。
これってインフレを助長させる政策だよね。
このとき、輸出価格に人件費の上昇分を上乗せできればいいけど、
できなかったら、スタグフレーションに陥らせる危険性がある。
今は海外の商品バブルによる原材料価格の高騰による不況が懸念されている。
これに打ち勝つくらいの差益を出すには、利下げによって相当のスピードで円安へ
誘導し続けなければならない。
国民はそれによるインフレに耐えなければならなくなる。
中央銀行の使命を考えたとき、そういう政策ってありなのか?
「交易条件悪化に伴う景気後退の場合には、利下げをすることが適当な場合もある」
>138
それは違うと思います。
白川総裁は利下げによる円安誘導によって輸出企業を助け、景気の活性化を
図ろうとしているわけでは無いと思います。そもそも金融政策のトップがそんな
偏った政策するわけ無いじゃないですか。
もしそうなら言い方は
「交易条件悪化に伴い、景気後退が懸念される場合には、利下げをすることが適当な場合もある」
になるはず。白川総裁は「景気後退の場合」(景気が悪くなった後)と言ってますので。
決して交易条件を良くする為に利下げするわけではないです。
>交易条件悪化に伴う景気後退の場合
これはおそらく日銀が現状日本経済にとっての最大の注意点と見ているということ
なのではないでしょうか。まさに今「交易条件悪化状態」なわけです。
日銀はこのまま「交易条件悪化」状態が続けば
日本は不景気に突入する。その際は利下げをしますと言ってるわけです。
結果として円安になるかもしれませんが順番が逆です。
まして介入までしても為替の操作は難しいのに0.5しかない下げ幅で為替を
動かそうなんて無理があります。
為替相場はいわばその国の評価です。ユーロのように将来的に経済成長が見込める
と思われていれば自然と買われ、ユーロ高となります。今ユーロ高が騒がれていますが
4%の政策金利は決して高いわけではありませんし、サブプライム前からドルに対して
ユーロ高でした。当時米5.25で米のほうが金利が高かったにもかかわらずです。
そして今の米のように将来的に経済が停滞すると思われれば売られます。
金利はその国の将来を計る一つの目安でしか
ありません。よって金利の上げ下げによって為替を操作しようとしても市場には
見透かされるでしょう。世界的なドル安円安はいわばそれが市場から見たその国の
評価なのですから。結果としてキャリートレードなどの弊害を生み、行き過ぎる場合も
ありますが・・・
良い例が去年秋の米FRB利下げ後の為替の動きです。当時サブプライム問題発覚後、
米経済の先行き不安からドルは激しく売られていました。FOMC開催前、市場は利下げ
幅が0.25か0.5かで揺れておりましたが、大方の予想は0.25という時に予想外に
0.5の利下げを行った結果、ドルは大きく買われました。ようするに市場は利下げ幅が
予想より大きかった事で米経済には良い方向に動くと判断したのでしょう。
利下げ=ドル安にならなかった良い例です。
ですので利下げによって円安に動く条件は市場が日本経済が利下げしなければならない
ような経済状態、それだけ先行きが不安なのだと思ってなければならないわけです。
逆に利下げにより、日本経済が持ち直すと判断されれば円高に動くこともありうるわけです。
私が思うに今回の会見は
1.物価が上がっていても景気を悪化させる可能性がある場合は利上げはしない。
2.現状日本経済は先行き不透明である。
3.景気後退になりうる最大の懸念事項は交易条件悪化である。
4.景気後退の際は利下げで対応する
5.上ぶれ(好景気)の場合は金利正常化を目指す。
6.今はどちらに動くか見極めの時期ではあるが、下ぶれの可能性が高まった。
ということだと思うのですがいかがでしょうか?
変動金利が怖くて組めません。しかし会社の同僚は変動金利が固定を超える事はないんだから変動にしたほうがいいといいます。
どうなんでしょう
>日銀はこのまま「交易条件悪化」状態が続けば
>日本は不景気に突入する。その際は利下げをしますと言ってるわけです。
この解釈に従えば、
「交易条件悪化」=「海外から輸入する原材料価格の高騰」で、
今これは日本の力でどうこうできる領域にはないから、
交易条件をよくしようとするのではなく、
別の方面から景気対策をしようという考えなんだろうな。
でも、0.5%ごときの下げで、悪化した交易条件に勝てるだけの効果を出せるんだろうか?
かなり危険な賭けだぞ。
利下げをすると円安に動くから、原材料その他の価格高騰に拍車を掛けかねない。
コストアップで企業収益がさらに圧迫されかねない。
教授が机上で考える分にはいいけど、実際にやられると怖いな。
利下げなんてしなくても景気後退が鮮明になれば勝手に円安に
動くでしょ?今日も機械受注の最悪な結果を基に円が大きく売られた
からね。
http://jp.reuters.com/article/economicPolicies/idJPnTK010959120080514
今後GDPや個人消費、失業率などが悪化してくれば市場は
勝手に織り込んで行って、いざ利下げの時には為替なんてほとんど
動かないのが常。もし利下げで円安に動かしたいなら市場にとって
サプライズでなければならない。例えば次回会合でいきなり利下げとか。
でもそれをやると市場との対話が出来てないだの説明責任を果たしてないだの
叩かれるのが落ちだからやらないだろう。
総裁が現時点で利下げを口にしたという事はイヤでも市場参加者は利下げを
意識し始める。日銀はすでに景気悪化はある程度視野に入っているのかもしれない。
いざという時のための布石を打ったとも受け取れる。
たった0.5で何が出来るか?との意見もあるけどおそらく何も出来ないだろうね。
でも日銀は何もしなくて景気悪化を招くより悪あがきでも何かをして景気悪化を
招いたほうが結果として評価は上がる。利下げの効果が無いからと言って
現状維持し、景気が悪化すれば叩かれるのは目に見えているからね。
そもそも量的緩和政策だって全く意味をなしていなかったにも関わらず、
続けていたからね。
>でも、0.5%ごときの下げで、悪化した交易条件に勝てるだけの効果を出せるんだろうか?
>かなり危険な賭けだぞ。
>利下げをすると円安に動くから、原材料その他の価格高騰に拍車を掛けかねない。
>コストアップで企業収益がさらに圧迫されかねない。
上で書いたように利下げで円安に動くわけではなく、市場は勝手に色々な指標や経済状況
から織り込んでいくので景気悪化が進めば利下げなどしなくても勝手に円安になる。
よって企業からすれば利下げによる効果は十分にあるだろう。ただ、幅が0.5しか無いのは
問題だが。
結局不景気時の対策は利下げと財政出動しか無いからな。
>景気悪化が進めば利下げなどしなくても勝手に円安になる。
今はそんなに単純ではないよ。
日本の景気悪化以上に、欧米の景気が悪化しそうなのだから。
あと、
先進国で一番株価を下げたのは日本だけど、
昨年はドル円が120円台だったのに、今は100円台。
ユーロ円は170円を超えるかと思われる水準から、160円前後に。
なぜか?
今の日本の株式取引は6割が外国人が占めている。
外国人(特に投機筋)が日本の株を買うときは、為替変動分をヘッジするために、
円を売ってドルを買う。
逆に株を売るときは、ヘッジしていたドルを売って円を買い戻す。つまり円高になる。
この仕組みが昨年から今年にかけて効いている。
世界的な金余りがこの歪みを生んでいる。
株価と景気が全く連動しているとはいえないが、今は概ねこんなもんだ。
そう、
利下げは円安の一要因にしかすぎない。
ただ、大きな要因ではある。
>昨年はドル円が120円台だったのに、今は100円台。
これは、FRBが利下げしたのが一番大きな要因だ。
>ユーロ円は170円を超えるかと思われる水準から、160円前後に。
金利差は変わっていないのに、円高へ動いたのは、>>143の影響がでているからだろう。
一つ言えるのは、
過去数年の為替の動きは、金利差(それも実質金利の差)にほぼ連動している。
利下げして景気がよくなって、我々の給料も大きく伸びればいいけど、
インフレに負ける伸びなら、ごめんこうむりたい。
例えば、毎月の支出の半分を住宅ローンの返済に充てているとすると、
0.5%の利下げでローンの利払いが減ったとしても、
0.5%以上のインフレになったら、結局トータルの支出は増えてしまう。
今の金利のままでも、CPIが2%を超えてきそうな勢いだから、
それなりに給料が伸びてくれないと、生活が圧迫されるよ。
>146
>過去数年の為替の動きは、金利差(それも実質金利の差)にほぼ連動している。
日米実質金利差がほぼ一緒なのにドルに対しての今の行き過ぎた円高はおかしいではないか。
もし今の水準が妥当だと言うならば日米金利差逆転すれば1ドル60円とかになるって事か?
この時点でアメリカの景気が良くならない限り日本の好景気はあり得ないって事になる。
さらにつっこむとオセアニアなどユーロ圏より高金利な国に対してもユーロ高なわけだが?
例:ニュージーランド8.25ユーロ4で実に倍以上
ユーロより金利の高いポンドに対してもユーロ高は続いているわけだが?
2年前FRBが連続利上げを止めて5.25に据え置いてから利下げを行ったのが丁度1年後だった
わけだがその間ユーロのほうが金利が低いのにユーロ高が進み、史上最高値を更新していたが?
ようするに今は金利差とか関係なく全面的にユーロ高ドル安なわけだが?まぁ、ドルの次に
クソな通貨は円だけど。
全然金利差に連動してませんが?
>為替相場はいわばその国の評価です。ユーロのように将来的に経済成長が見込める
これが正しい。通常高金利国は将来性がある場合が多いし、低金利国は将来性が無い場合が
多いので金利差=為替相場に連動しているように見えるが実際は成長率に連動している事に
なる。もちろん例外はいくらでもある。ドル安円安は金利が低いから起こるのではなく、
市場がその国の将来に期待してない事の現れ。だから日本が低金利だからといってむやみに
金利を上げても一時的に円高になるかもしれないがすぐに円安になるだろう。将来性が無いから。
だから日銀も去年までの利上げのチャンスで0.5までしか上げられなかったわけだが。
>147
利下げしないで景気が良くならない方がさらに悪いでしょ?
利下げして好景気になれば仮にインフレが進んでも好景気を維持出来れば利上げも可能に
なる。日本はまず景気をよくしなければダメなのだよ。
今の物価高はすでに生活を圧迫している。個人消費のGDPの割合は6割を占めているわけだから
持続的な好景気は個人消費の伸び無しには考えられない。現状を見れば円が売られて当然。
住宅価格下落が止まらないドルが売られていいるように。
為替への影響は、その時点での金利差というより、どちらに動こうとしているのかが大きい。
その時点での金利差は既に市場は織り込み済みだからだ。
正確に言えば、金利差の動きに連動しているといった方がいいかもしれない。
ドル円が同じ100円でも、120円から100円になるのと、80円から100円になるのでは
見方が180度変わる。
その意味では、日本が利下げに動こうとしているなら、円は売られやすい。
>利下げしないで景気が良くならない方がさらに悪いでしょ?
問題は、0.5%ごときでそれが可能かどうかだ。
個人的な意見としては、
0.5%くらい金利を上げても下げても、景気に大きな影響を与えるとは思えない。
ゼロ金利を解除しても、それほど景気にインパクトを与えなかったし。
その逆も同じことが考えられる。
むしろ、海外要因で景気が悪化した。
今は、嵐が過ぎ去るのを待つのが最善だと思っているよ。
>その意味では、日本が利下げに動こうとしているなら、円は売られやすい。
という至極当たり前のことを、148は無理やり曲解してない?
>為替への影響は、その時点での金利差というより、どちらに動こうとしているのかが大きい。
ようするに金利差じゃないんでしょ?
どちらに動こうとしているのか=経済成長の期待度
去年イギリスのCPIが予想以上に高かった時、BOEが利下げは無理なんじゃないかとの思惑
からポンドが売られた。
理由は英景気先行き不安の中、市場は利下げによる金融緩和を求めていたにも関わらず、
物価が高止まりし、利下げ出来ない事によりさらに経済が悪化するとの思惑から
ポンドが売られた訳だ。金利が下がらなかった為に売られた例。
>その意味では、日本が利下げに動こうとしているなら、円は売られやすい。
くどいようだが日本が利下げに動こうとするから円が売られやすいわけではなく、景気の先行き
が不透明だから日本が利下げに動くだろうとの思惑で円が売られるのである。
ポンドの例を日本にあてはめると白川が会見で「景気の先行きが不透明ではあるが物価上昇
抑制の為に利上げもやむを得ない」みたいな事言ったら円は売られていたはず。
理由は経済は下降しだしているのに物価抑制だけの為に利上げすればさらに経済は下降するから。
去年8月までの世界的な円安の時は日本の金利先高感はかなり高かったけど円は売られ続けて
いたよね?それだけ市場が日本の未来に期待して無かったって事だろ?
選挙で大きく為替が動くのも新しい政権の期待度によるもの。
有事が有るとその国の通貨が売られるのもしかり。テポドンが日本海に落ちただけで円が
一気に売られたのは記憶に新しい所。
>問題は、0.5%ごときでそれが可能かどうかだ。
可能じゃ無い事くらい誰もが分かっているし、だから金利正常化を言っているんでしょ?
少なくとも景気後退局面では利下げした時のメリットより意味が無いからとの理由で利下げ
しなかった時のデメリットのほうが大きいと思うが?市場が利下げ期待を織り込んでいる中、
利下げを行わなかったら逆に円売りになると思うよ。
>150
自分自身が為替で長期投資をする事を考えてみなよ。目先の金利差だけを見ていたら痛い目に
あうだろ?その国の将来性に期待してその国の通貨を買うだろ?その点は株と一緒。もちろん
金利差は将来性を占う上での重要な目安ではあるけどね。
>先進国で一番株価を下げたのは日本だけど、
>なぜか?
あなたの理由は正しい。
しかし、最大の理由は日本の将来性に不安が有るからである。
もしも財政赤字などなく、少子化問題も年金問題も無く、日本国民誰もが
明るい未来を抱いているような国なら(過去の高度経済成長時の日本のように)
おそらくこんなに株価が下落することも戻らない事も無いだろうに。
ようするに今は世界的な日本売りなのだよ。
つか何で為替の話になったのかよく解らんのだがそもそも場違いだと思うが。
可処分所得に占める住宅ローン返済額が割合が大きい人ほど、
たとえインフレが加速しようとも利下げは大歓迎だ。
例えば、次の2人のケース
○ Aさん
35年変動ローンの年間返済額が年収の1/4。
手取りベースで考えれば、1/3位かな。
利下げで変動金利が下がると、手取り収入の1/3が恩恵を受ける。
一方で、インフレになると、その他の生活費・貯蓄にあてる2/3が悪影響を受ける。
この人の場合、0.5%の利下げで、返済額が8%弱下がるから、
トータルでは4%のインフレを相殺する。
○ Bさん
上記ローンで、年間返済額が年収の1/8。
手取りベースで考えれば、1/5位かな。
この人の場合は、0.5%の利下げで2%のインフレを相殺する。
もし、0.5%の利下げが、金利を現状維持するより2%以上余計にインフレを加速させるなら
Bさんは、利下げされると損をすることになる。
Aさんは、4%までなら得になる。
(たぶん、0.5%の利下げが今よりさらに4%以上インフレを加速させることはないだろう。)
多くの人は融資枠一杯近くまで借りているから、Aさんの立場だ。
Bさんのような人は余裕の返済だから、それなりに貯蓄や運用もしているだろう。
どちらかといえば、利回りの向上を優先する。
もし、変動金利が上がっても、繰上げしてしまえばいい。
同じ変動ローンでも、人によって意見が分かれるのは仕方がないよ。
↑
当然のことながら、返済がそれなりに進んでローン残高が減っていれば、
相殺できるインフレ率は小さくなるので、Bさんの立場に近づく。
相場は教科書的にはファンダメンタルで動くが、
欲望と恐怖があるから教科書どおりに動かないよ。
とりあえず経済に疎い私にアドバイスお願いします。今の時代、タイトルにあります変動金利は怖いのですか?怖くないのですか?
そうそう157の言う道理、問題はそこだよ〜難しいことばっか書いてあんからよくわかんねーな?変動で良いか、悪いか決めたくてこのスレ見てる奴、みんな引いてるぜ〜
>変動金利は怖いか怖くないか?
そんなもん自分自身が一番よく分かっているはず。銀行の定期貯金じゃないんだから
ハイリターンを望むならハイリスクの覚悟も必要。これは変動、超長期両方に言えるはず。
これからの時代、長期で固定しても物価のみ上がって収入が増えないケース、税金だけが
増えるケースもある。
ようするに自分自身の会社の将来性、家族構成、余剰資金、繰上返済の見通しなどトータル的に
考えて、変動にするか超長期にするか両方にして割合をかんがえるべき。
というか、身分に見合った物件を選ぶべき。ローン審査が通るからと言って無謀なローンは
避けるべき。
間違っても超長期だから安心とか言ってギリギリで借りるべきではない。
変動でのギリギリの返済は問題外。
リスクの度合いは人それぞれなので単に変動で大丈夫ですか?と問われても、
その人の業種や年収、家族構成、物件の立地条件、余剰資金などが分からないと、
答えようがない。
>相場は教科書的にはファンダメンタルで動くが、
>欲望と恐怖があるから教科書どおりに動かないよ。
だから金利差だけ見ろと?そっちのほうがおかしいだろ?
>>158
>そうそう157の言う道理、問題はそこだよ〜難しいことばっか書いてあんからよくわかんねーな?変
>動で良いか、悪いか決めたくてこのスレ見てる奴、みんな引いてるぜ〜
あたまわるぅ〜。
全額変動で樹海に行きなさい。
なるほど。わかりましたありがとうございました。
変動は金に余裕がある家族以外は止めとけと。
わかりました。10年固定でスタートしますわ。
旧来からの給与体系とかで、物価上昇にあわせて、あるいは勤務年数により
原則給与が上昇する人は短期や変動。
例えば宅配ドライバーの若者とかで20代で1000万とかとってる人、
こうゆう人は、年齢が上昇すると体力の減少で無理が利かなくなる
そうゆう人はある程度固定でリスクをヘッジした方がいい。
なーんて思ってる
が、結果としては悩むほど収支は変動しない気がする。
なぜなら、長期固定にあるリスクプレミアム(金利差)は
市場で多数のプレイヤーが投票した結果だから、どう考えても
自分の無い頭で考えるより現実の時間価値に近そう。
理屈で言えば、リスクヘッジコストが無い分、変動が一番安い気がするのだが・・・
>164
おっしゃる通りでしょうな。
変動か長期か?で議論は尽きないけれどおそらく何も考えないで変動を選んだ人が
一番得をするような気がします。
当方今回二回目の住宅購入ですが前回は何も考えずデベの言われるままに短期固定に
しましたが、結果として二回目の住宅購入時に元本が大幅に減っていたため、多くの頭金が
出来ました。今回はそれなりに調べたので長期でとも考えたのですが、変動一本で行こうと
思います。ただ、前回と違うのは安く借りた分は繰上に回そうと思いますが。
経済・金融評論家、偉いセンセイ方が国内、世界の情勢を詳しく分析しても結局当たらないんだから、これはもうギャンブルだ。自分自身である程度勉強して、あとは自分にかけるしかないよ。
ここ10年変動金利はずっと低金利だったから、変動を選んだ人は結果的にかなり元金を減らせたはず。今後の家計がぎりぎりで、金利変動にビクビクするような性格な人はやめた方がいいだろうが、ギャンブルなんだから、リスクもリターンもあるよと気軽に一喜一憂して楽しめちゃう性格の人は変動だろう。基本的に自己資金が多い人、繰上げ返済できそうな人は変動で楽しんでみては?(一般的なコメ?でスイマセン)
金利が上がるには景気が良くならなければならないと考えれば
しばらく低金利は続くでしょうね。
去年までのいざなぎ越え(戦後最長)の好景気ですら0.5しか上がらなかった事を
考えると、日本が2%3%の金利に到達するにはかなり時間が掛かると思います。
今の日本の政治や少子化など考えるともしかしたら私たちの世代はずっと低金利が
続くかもしれません。今の日本がすぐに良くなるとは思えませんから。
それならローンの金利ではもう悩む必要は無いと。
問題は収入と税金と物価高。
この3つがどうなってもある程度は耐え忍んで世の流れについていける程度の住宅ローンを抱えなさいって事かな。
自分は来年の2−3月に金利が適用です。お恥ずかしいですが6000万以上の融通ですので結構金利のことが心配です。(一応固定の3%ならなんとか払える給料があります)
金利はどうなるのがわからないが一応自分の予定は変動、もしくは5年とか10年以内の短期固定にする予定です。 額が額ですからとりあえず最初の5年はもっとも低い金利設定で元金をできるだけ返済する予定。 その後は様子みて、変動や短期、もしくは長い固定に借り換え(切り替えできるなら一番だけど)。
>一応固定の3%ならなんとか払える給料があります
ってことは、変動でも3%を超えると危ないということでしょ。
固定でもなんとかってのは、貯蓄する余裕もないほどなのか?
だったら、借入額が多すぎるということだよ。
身の丈にあった物件に変えたほうがいい。