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セルロースファイバーで断熱された方はおられませんか。
工務店さんにそんなに効果はありません。と言われてえーーーーっつと思ってます。
山本順三さんの本を読むとすごい断熱材のようなのですが・・・。
実際のところどうなのでしょう。
施工が悪いのでしょうか・・・。
[スレ作成日時]2005-03-27 11:22:00
セルロースファイバーで断熱された方はおられませんか。
工務店さんにそんなに効果はありません。と言われてえーーーーっつと思ってます。
山本順三さんの本を読むとすごい断熱材のようなのですが・・・。
実際のところどうなのでしょう。
施工が悪いのでしょうか・・・。
[スレ作成日時]2005-03-27 11:22:00
メーカーからの回答が来ました
調湿効果についてですが、
実際は夏と冬にかかわらず、お部屋の湿度が高くなれば
水蒸気を吸い込み、湿度が低ければ、壁の湿度が放出されることになります。
夏場で屋外の日中の湿度が高いときは室内を除湿して湿度を下げると室内にゆっ
くり入ってきます。夜には外の湿度が低くなれば落ち着きます。
除湿する機能が高いので、少し除湿するだけで部屋の湿度は下がると考えられます。
屋外と室内に差ができれば少しは入ってきますが、それほど心配は要らないと考えられています。
気密シートを貼ると外からの湿気は気密シートの裏側で止まります。そこにたくさんの水蒸気がたまると
夏型の結露を起こします。ただそれも夜には屋外の湿度が下がり外側へ開放されると考えられますので心配は要らないと考えられます。
冬場でも、夕方は台所でお料理のためお湯を沸かしたり、半乾きの洗濯物を取り込んだり、お風呂から出てくると、たくさんの水蒸気を出し、湿度が上がります。昼間はエアコンをつけていると乾燥しやすくなり、湿度が下がり、壁からの湿度の放出があります。湿度は温度との関係もありますので、一概には言えませんが、セルロースの調湿効果は湿度が多すぎれば吸い込み、少なければ放出する効果です。
床がわかりやすいです。
雨の日に洗濯物を室内に干し、湿度が上がると、洗面所などにつかられるビニールタイル(クッションフロアー)
や合板のフローリングでウレタン塗装をしているものは裸足で歩いているとベタベタするのがよくわかると思います。
それが、畳や無垢のフローリングでオイル塗装のかさかさした床は裸足で歩いてもそれほどベタベタしないものです。
お寺などがわかりやすいです。
冬場の温度差が激しい寒冷地では防湿シート(気密シート)をお勧めします。温度差が激しいため湿度が放出する前に結露に至ってしまいます。気密シートも施工上100%防湿ではありませんので、セルロースの調湿はリスク回避になります。
余分な水蒸気は24時間換気扇で外へ放出することになります。
温暖な地域で防湿シートを設けなかった人もセルロースファイバーでしっかり断熱され、無垢材や珪藻土、漆喰などの塗り壁とセルロースファイバーでほどよい調湿効果で快適に過ごして見えます。
掲示板等で詳しい方が議論されていますが、どんな断熱材や工法も一長一短があると思います。
営業目的や一部分をとりたざして言っているのもあると思われます。議論はそんなに間違ったことはないように見えます。
みな、自分の主張に一生懸命で!たまに見てると私も勉強になるときがありますから・・・
私は、日本古来の建物を見ていると木造に相性がいい、土壁に取って代わる断熱材としてセルロースファイバーが
ぴったりだと思います。