今回の問題は、駐輪場を作らなければそれで済むという単純な問題ではないと思います。
仮に川崎市が駐輪場建設を止めたとしても、ちょっとしたスペースがあれば、モラル、道徳心、礼儀、気遣いといった言葉とは無縁の人間だらけになってしまった今の日本では、あっという間に自転車だらけになるでしょう。
現に私はレジデンシャルスクエアの近所に住んでいますが、新川崎駅近くの駐車場には、自動車とフェンスのわずかな隙間に、新川崎駅を利用する人が勝手に自転車を置いています。三菱ふそう側の歩道にも自転車やバイクが並んでいます。また、現在私が住んでいるマンションのバイク置き場にさえ、他人の居住地であるにもかかわらず堂々と自転車を置いて新川崎駅に行く**野郎がいます。こんな**野郎が放置した自転車やバイクのせいで、自分の住んでいるマンションのバイク置場に自分のバイクが置けない状態です。
ですから、レジデンスⅡ隣のスペースは、仮に駐輪場でなく公園になったとしてもすぐに自転車だらけになるでしょう。駐輪場かどうかという問題だけでなく、税金で意味不明のスペースを作ろうとしている川崎市の役人の頭の悪さにも腹が立ちます。
今や人間、役人だけでなく、企業倫理という言葉まで忘れてしまった大企業ですので、売主はいつ川崎市から駐輪場建設の話を聞いたのか、問い詰めたところで本当のことは絶対に売主は言いませんが、確かもう8月にはK2キャンパスのゲートを壊す拡張工事をしていましたので、常識的にはもっと前から知っていたはずです。にもかかわらず、契約手続き直前になるまで何も通知をしなかったというのは明らかに利益優先、顧客不在のモラルを欠いた大企業的行動で、このような企業と頭の悪い役人との組み合わせというなんともやりきれない状況です。
こんな、モラルを欠いた人間、役人、大企業ばかりになってしまった日本でも、とりあえず日本は法治国家です。もしも、今回の件に法律的に問題がなければどうすることもできません。そこで、確定事項説明書にハンコを押すかどうかというレベルの議論ではなく、特にレジデンスⅡで不愉快な思いをされる可能性のある方は、きちんと弁護士等に相談するべきではないでしょうか。弁護士会では無料相談会なども開いていますので、そういったところを利用するのも一つの選択肢だと思います。狭い日本のことですので、多分このような判例は過去にいくらでもあるような気がします。
モラルのない役人や大企業、さらにはその大企業に雇われて手続き会の手伝いをしている人なんかに何を言っても、モラルがない人には理解する能力もないので全く意味がありません。今回は、弁護士等の第三者的な人に早急に相談するべきだと思います。そうじゃないと、工事はどんどん進んでしまいます。