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ツーバイフォーの購入を考えている者ですが、友人いわく近所の建築現場を見ていると、たった1人の職人さんで建てていて、機械で釘を打ちつけていく様子は、誰にでもできそうでなんとも頼りないからやめたほうがいいとのことなのですが、どうでしょうか?
[一部テキストを削除しました。]
[スレ作成日時]2005-10-20 19:11:00
ツーバイフォーの購入を考えている者ですが、友人いわく近所の建築現場を見ていると、たった1人の職人さんで建てていて、機械で釘を打ちつけていく様子は、誰にでもできそうでなんとも頼りないからやめたほうがいいとのことなのですが、どうでしょうか?
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[スレ作成日時]2005-10-20 19:11:00
皆さま
いろいろとご意見ありがとうございました。
実際に壁量計算をすると、軸組の方は壁量は最も余裕が少ない1階南北方向で基準法の2.2倍(準耐力壁を入れると2.4倍)になります。一方、2×4では2.6倍と更に大きいです。
両方とも偏心率は0.1以内に抑えてあり、耐震等級は3です。
2×4の方が壁量を取りやすいということは理解できています。
ただ、実際の建築現場を見ると、2×4は軸組に比べて構造が華奢で、本当に計算上の壁量だけで強さが決まるのか良く分からなくなっているところに、このスレを読んだら、同じ壁量でも、寧ろ2×4の方が強いと主張されている方が多いので質問している次第です。
全ての方に返答することは難しいので、幾つかの返事を頂いた方に、私が感じていることを返答させて頂きます。
>>329さん
①に関してですが、前の方でどなたかが仰られていましたが、2×4では面材を外すとスタッドだけでは荷重を支えられません。なので、面材、スタッド、それを支える釘で縦荷重を支えて、かつ、横揺れにも対応すると理解しています。
一方、軸組では縦荷重は柱だけで支えます。なので、間柱は縦荷重を支えるのには寄与していません。ただ、耐力壁は横方向の揺れに対する支えで、横揺れに対しては間柱も構造上寄与すると思います。
こう考えると、構造上、常に釘に負荷が掛かり続ける分、2×4の方が弱い気がします。気のせいなのでしょうか?
②、③に関しては、最終的に壁量の差として表れる部分だと思います。
ただ、軸組は4周止めをしない場合が多いので、石膏ボードは壁量としてカウントされませんが、両側を固定するだけでも、ある程度の耐力は確保できるとも聞きました。比較する際には、軸組には数値に表れないところで、プラスアルファを考えても良いのかなとも思っています。
>>333さん
床はどちらも24mmの構造用合板を使っています。そして、軸組の方は火打が入っているので床倍率は軸組の方が大きいです。また、次の方のところで説明しますが、床を支える梁、根太は軸組の方が圧倒的に強いです。
>>334さん
床の支えは、軸組の会社は胴差は120×330〜360の寸法を使っています。大梁は2間スパンでは120×300〜330(上に柱が乗るかで寸法が変わる)を、それ以下のスパンでは120×240の寸法の梁を910間隔で入れています。それに直交させて910間隔で4寸角の小梁を、小梁の間に455間隔で45×70の根太を入れています。それに適所に火打梁も入っています。
一方、2×4の会社の床根太は、2×12(38×235)程度を、およそ400mm間隔と900mm間隔の井桁格子にして入れています。
比較すると、軸組の方が床の支えに使う木材は2×4より3倍程度多いことになります。
この辺りが2×4の構造が華奢に感じた理由かも知れません。
また、面材の役割は横方向に力が掛かったときに、最も弱くなるであろう仕口に負担が掛からないことが一番だと理解しています。
フレーム部分が曲がりにくかったり、折れにくかったりすることは、フレームと面材を繋ぐ釘への負担を減らすという意味で長所だと思うのですが、違うのでしょうか?