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Low-Eペアガラスですが、冬の暖かい日差しも遮ってしまうように思え、普通のペアガラスに
するか迷っています。実際はどうなのでしょう?
[スレ作成日時]2006-01-13 20:30:00
Low-Eペアガラスですが、冬の暖かい日差しも遮ってしまうように思え、普通のペアガラスに
するか迷っています。実際はどうなのでしょう?
[スレ作成日時]2006-01-13 20:30:00
>結露は空気中の絶対水分量(飽和水分量)と、接している物体の表面温度により支配されると思います。
そのように理解している人が多いが、本当の結露のメカニズムは違います。
水蒸気が水になるのは、水蒸気がエネルギーを一定量失った際に、分子運動が小さくなったため。
これが結露のすべてて、気温や湿度などの関係は副次的なものです。
窓ガラスに近い空気は、冷たいガラスに熱エネルギーを奪われるが、同時に室内の空気からは熱エネルギーを受け取る。
このエネルギーの伝達量が、空気・空気間での伝達より、ガラス・空気間の伝達のほうが多い。
つまり、冷えたガラスに近いと短時間で熱エネルギーを奪われる。このときに奪われる熱量が、の供給量を上回ると、結露が起きる。
また、湿度が高い空気ほど熱エネルギーを伝えやすいため、冷たい物質へ短時間で大量の熱エネルギーを渡すことになる。 そのため湿度が高いほど結露しやすくなる。
ペアガラスの外側のガラス温度と室内側のガラス温度はほぼ同じであるのに、ペアガラスだと結露しにくい。
嘘だと思う方は、ガラスを触ってみればすぐにわかる。
>結露は空気中の絶対水分量(飽和水分量)と、接している物体の表面温度により支配されると思います。
この理論ではペアガラスの効果が説明がつかなくなっていまう。
なぜ結露がおきにくいのかというと、ガラスの間に空気層を入れることにより、室内側のガラスがどんなに室内の空気の熱エネルギーを奪っても、ガラス間の空気層が外側のガラスへの熱エネルギーの伝導率を一定に保つため。
そのため室内側のガラスが室内の空気から奪う熱量も一定となる。
空気はガラスよりも熱しにくく冷めにくい為このような現象が起こる。
よって、熱エネルギーの損失量が供給量を上回らない限り、結露は起きない。これがペアガラスの結露がおきにくい理由。
つまり、ペアガラスは断熱効果はほとんどありません。ペアガラスでも触ってみれば解るように単層ガラスと同じように冷たいです。
違いは、熱の伝わり方が遅いというだけです。
熱は気温差が激しいほど熱の伝わり方は早くなります。
3層や4層と何層も持てばその分熱の伝わり方が遅くなりますので寒い地域でも結露しないことになります。、
LOW-Eは、ペアガラスの性質に加えて、金属幕が光線を反射するというだけです。
光線には遠赤外線やUVも含みます。
LOW-Eガラスはペアガラスの効果に合わせて、光エネルギーの伝達を阻害。
これもまた、エネルギーの1種の通過を部分的に邪魔しているだけで、ガラスそのものの温度は、単層ガラスと同じです。