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集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
>>664さん
> コンクリートと書いたからいけなかったのでしょうか。
> RCの柱の場合ですが、ヒビが入ると鉄筋との付着応力度がかなり落ちます。
コンクリートでも落ちると言っています。
ただ、コンクリートと木では、ビビが入った時の挙動は全く別なので、
「コンクリートにヒビが入ったら強度が落ちるように、
木にもヒビが入ったら強度が落ちる」という議論は滅茶苦茶だと言ったのです。
> 確かに集成材も割れると弱くなります。これは無垢材も割れると弱くなるのと一緒です。
貫通割れと、外部割れでは、強度の落ち方が全く別だと言っているのです。
集成材の剥離は貫通割れと同様の効果で、無垢材の背割は外部割れと同じ効果です。
我が起こった時の強度の面で、同一に取り扱うことに無理があります。
> 集成材の接着剤と言う事になるのですが、合板では剥離の話はよく聞きますが
> 集成材で剥離したという話聞いたことがありません。
中国製、ドイツ製、日本製の集成材で剥離が起こった事象が報告されています。
これは、建前からPBを貼って、壁面が見えなくなるまでの間に起こった事象です。
一旦、PBを貼ってしまうと、なかなか壁の中を見ることは少なくなるのですが、
PBを貼って、実際に生活を始めた後の方が、壁体内結露などで、
柱が湿気に帯びる可能性を秘めています。
> 食い込むと土台が曲がって弧を描くように
> 変形するのでこれで掃き出し窓の開閉が出来なくなる可能性があるといった点です。
そうならないように、アンカーボルトが入ってるんじゃないでしょうか?
>コンクリートでも落ちると言っています。
圧縮強度はそこまで変わらないと書いてあったよ。おちますよ。
>コンクリートと木では、ビビが入った時の挙動は全く別なので、
>「コンクリートにヒビが入ったら強度が落ちるように、
>木にもヒビが入ったら強度が落ちる」という議論は滅茶苦茶
コンクリートでも鉄でもカーボンでも、ヒビがはいれば強度は落ちます。
木は他の物質とは違い、強度が落ちないのですか?
>殆ど強度が落ちない(2~3%程度は落ちると言われている)。
2~3%程度、強度がおちていると理解するのですが・・・
>なので、貫通割れを起こさないために、ワザと初めから背割を入れる。
背割りは材の中心まで入れます。背割りはしていない材と比べるとかなり強度おちてますよ。
>貫通割れと、外部割れでは、強度の落ち方が全く別だと言っているのです。
>集成材の剥離は貫通割れと同様の効果で、無垢材の背割は外部割れと同じ効果です。
だから、背割りや外部割れも強度が落ちるんでしょ。
強度の落ち方については一言もいってないよ。私が言ったのは強度が落ちるか落ちないかってだけ。
>中国製、ドイツ製、日本製の集成材で剥離が起こった事象が報告されています。
そうなんですね。無垢の貫通割れより頻度は高いですか?
普段から気にして、集成材は使わないほうがよいですか?
>そうならないように、アンカーボルトが入ってるんじゃないでしょうか?
一般的認識ですと、アンカーボルトは、「柱や筋交の引っ張りによる土台の浮き」
を防止するために設置するのであって
「柱の食い込みによる土台の浮き」を防止するために設置するものではありません。
柱の食い込みは起きないようにする。これが基本だからです。
>>667さん
本当に何遍説明しないと分からないのでしょうか?
背割れ、外部割れは、2~3%程度強度が落ちると報告されています。
一方、真ん中で貫通割れが起こったり、真ん中のラミナで剥離が起こると、
計算上、割れた方向と平行方向には50%、垂直方向の力には75%強度が落ちます。
これらを同格に扱うのに、意味がありますか?
なので、貫通割れが起こらないように、無垢材では辺材を使わず、芯材を使います。
>>667さん
これも分かっていないようですが、
>「柱や筋交の引っ張りによる土台の浮き」
このような引抜力がかかる柱は、ホールダウン金物を使って、基礎と柱を直接繋ぎます。
アンカーボルトは土台の変形が起こらないように、基礎と土台を繋ぐものです。
無垢材と集成材を強度で比較するとなかなか結論がでないみたいです。
いっそのこと、同じお金を払うならどちらがいいかで考えた方がいいと思うのですがどうですか?
集成材の剥離たって程度があるだろうに、すべてが無垢材の貫通割れと同じ扱いかね?
外部割れは2~3%しか強度が落ちないって言ってるけど、その割れが一番起きるのはクサビの力がかかる部分、つまり釘・金物のところだよ。
木材としての強度が保たれていても釘・金物が効かないんじゃ、現代の木造建築としてはダメだと思うんだが。
年数を重ねるごとに強度が落ちるのが集成材で年数を重ねて乾燥するほど強度を増すのが無垢材と
言う認識でよろしいのしょうか?
>背割れ、外部割れは、2~3%程度強度が落ちると報告されています。
どこの機関による試験結果の報告なのか教えてください。
>これらを同格に扱うのに、意味がありますか?
外部割れと貫通割れを、同格に扱うとか一言も言ってませんが・・・?
あなたが勝手に騒いでるだけでは??妄想?
私はヒビが入ると強度が落ちると言っているだけですよ。
コンクリートにヒビが入って2~3%強度が落ちる。
木にヒビが入って2~3%強度が落ちる。
ヒビが入って強度が落ちている事には変わりない気がしますが・・・。
>このような引抜力がかかる柱は、ホールダウン金物を使って、基礎と柱を直接繋ぎます。
あなたの理屈ですと、筋交が20本あれば、40本ホールダウンが必要になりますね。
普通、大半の引抜力に対しては山形などを使って、柱と土台をつなぎ、その土台が浮かないように
アンカーボルトを設置します。引き抜き力が大きいときだけホールダウンを使います。
>アンカーボルトは土台の変形が起こらないように、基礎と土台を繋ぐものです。
その通りです。
アンカーボルトは耐力壁の端部に生じる浮き上がり力と耐力壁に作用する水平荷重によって
生じるせん断力のそれぞれに抵抗させる役割を持っていると仕様書にも書いてあります。
なので、耐力壁を固定する柱のすぐそばにアンカーを打つのが普通です。
でもあなたが言うように全てをホールダウンアンカーにしたら土台は変形しませんよね。
あなたの考えでは、柱の食い込みが土台を変形させる一番の理由のようですね。
まぁ、幼稚な口喧嘩レベルになりましたが、言い方変えますね。
ヒビが入った木材や背割りした木材でも強度が落ちないということであれば
瓦屋根の荷重を受けた束を、ヒビが入ったり背割りした木材の梁で受けても
問題ないということになりますね。
背割りしてない105x150の杉材を梁として使う事もありますが、背割りした105x150の杉材でも
強度的に大して代わらないから使っても大丈夫と言う事でしょうか?怖すぎますよ。
>年数を重ねるごとに強度が落ちるのが集成材で年数を重ねて乾燥するほど強度を増すのが無垢材と
>言う認識でよろしいのしょうか?
木材はカットした後、強度が増していきます。ただしピークがあり、それを過ぎると強度は落ちていきます。
個人住宅でも全てKD材というのが増えてきましたが、平物と呼ばれる断面の大きな梁などは
天然乾燥材が使われる事がまだまだ多いです。
この場合、反りなどが起きて精度が低くなります。
強度はサイズを変えればある程度対応できますが、精度に関しては無垢材の場合
四季の変化により膨張収縮が繰り返されコントロールが難しく高い精度を保つ事が難しいです。
なので精度が高くないといけないときは集成材を使います。
このスレでは集成材は接着剤の接着力の低下が問題視されてますが、無垢材の暴れや反りによって
建物が歪むことも考慮し、適材適所で使い分けることが重要です。
それでも集成材の耐久性は未だ実証されてはいない。
家造りは単純なスペックではなく時間の経過による品質で評価すべき。
>それでも集成材の耐久性は未だ実証されてはいない。
劣化加速度試験などで、ある程度実証されてますよ。
でも実際の環境や、何の集成材かで全然数値が変わってくる。これは無垢も一緒。
>家造りは単純なスペックではなく時間の経過による品質で評価すべき。
だったら石造りがいいですね。
木材は時間の経過で、たわむし反るし日焼けもするという面でみれば低品質。
でも石や鉄骨に比べて軽いし、雨に濡れても錆びないという単純なスペックは評価すべきだと思う。
普通の人にとっての家造りは、使い勝手・快適性・内観・外観・仕上げ材・ランニングコストを
考えるくらいでよいと個人的には思う。梁を集成材にするかどうかで迷うよりも、
キッチンのシンクを人工大理石にするかステンレスにするか迷うほうが、楽しいし実用的だとおもう。
> 背割りしてない105x150の杉材を梁として使う事もありますが、背割りした105x150の杉材でも
> 強度的に大して代わらないから使っても大丈夫と言う事でしょうか?怖すぎますよ。
脳内専門家ですか?
無垢をこのんで使う工務店が、杉材を梁なんかに使わないし、
ましてや、梁を背割りしたりなんかしない。
背割りするのは柱だけよ。土台も梁も背割りしない。そんなことも知らないの?
>それでも集成材の耐久性は未だ実証されてはいない。
それ言うなら、無垢でもKD材の耐久性は同程度に実証されてないだろ。
子供のけんか
>>673さん
> どこの機関による試験結果の報告なのか教えてください。
例えば、「建築ジャーナル 2005 6月号」の記事を抽出します。
『(ア)はヒビ割れの無い木材(イ)は半分に背割りやヒビ割れが発生した木材(ウ)は完全に割れた木材。それぞれの強度は(ア)28.8キロ(イ)28.7キロ(ウ)12.7キロとなっている。
(イ)の背割りやヒビ割れには、ほとんど強度低下がないということが解る。ヒビ割れは芯を越えて進まないため、(ウ)のような貫通割れとなることはありえない。ありうるのは、集成材の接着離れだ。』
> 筋交が20本あれば、40本ホールダウンが必要になりますね。
片筋交いなら筋交いに対して1本です。
N値計算で必要な引き抜き力に対して設置します。
> アンカーボルトは耐力壁の端部に生じる浮き上がり力と耐力壁に作用する水平荷重によって
> 生じるせん断力のそれぞれに抵抗させる役割を持っていると仕様書にも書いてあります。
> なので、耐力壁を固定する柱のすぐそばにアンカーを打つのが普通です。
> でもあなたが言うように全てをホールダウンアンカーにしたら土台は変形しませんよね。
> あなたの考えでは、柱の食い込みが土台を変形させる一番の理由のようですね。
えーと、何といったらいいのでしょう。
構造用面材を使った耐力壁では、柱にかかる引き抜き力は、筋交と比べると圧倒的に少ないです。
なので、構造用面材を使う耐力壁では、アンカーのみでHD金物を使わない場合も結構あります。
しかし、筋交は、おおまかには、横揺れも柱の引き抜き力に変換して支える仕組みです。
柱にかかる引き抜き力は大きくなるのでHD金物を用いる場合が殆どです。
N値計算をしたことありますか?
土台の変形の要因は、幾らでもあります。
例えば、昔から使われる栗などの広葉樹を使った場合は、圧縮強度は高いけど暴れが大きいです。
これらを締め付けて基礎と一体化するのが、アンカーボルトの約割です。
土台は柱にかかる荷重を直接直下にではなく、分散させて基礎につたいる重要な建材です。
なので、基礎の上に出来るだけしっかり固定する必要があります。
実際、アンカーボルトは柱の下だけでなく、決まった間隔に施工するように仕様が出来ています。
> ヒビが入った木材や背割りした木材でも強度が落ちないということであれば
> 瓦屋根の荷重を受けた束を、ヒビが入ったり背割りした木材の梁で受けても
> 問題ないということになりますね。
あの芯持材と辺材では、ヒビが入った時に強度への繋がり方が違うのいうことが、
なんで、こんなに説明しても分からないのでしょうか?
梁の場合は、芯持材を使わない場合も多いです。
そして、芯持材を使っても背割は入れませんし、
正角材では無いので、乾燥による動径方向の力も弱いです。全く別の話です。
本当に、なんで、ここまで、話を論理的に組み上げられないのか不思議です。
結局、家を100年以上長持ちさせたいのなら無垢で、せいぜい50年しか住むことない人には集成材が賢い選択ってこと?
スーパー檜知らんの?最強ですね。
じゃあほとんどのケースで集成材の方がいいんだ。
施主が無垢希望の場合を除いて。
孫子の代まで住んでもらうことがなければ、集成材が賢い選択。
最近の家は高気密で床暖なんか使えば無垢だとすぐ反ってくる。
無垢を使えば必ず集成材使ったより家が長持ちするわけではない。
厳選された材料と、しっかりした知識と腕の大工が建てた場合にだけ、100年以上住める家を建てることが出来る。
本当に長持ちさせたければ、木が呼吸できるように風通しよくしなければいけない。
→お寺のような寒い家になる。
こんなところでしょうか。