- 掲示板
集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
「柱に使った集成材がはく離した。現場を見に来てもらえないか」。
日経ホームビルダー編集部に、切迫した調子で書かれた1通の電子メールが届いた。
送信 者は読者で、神奈川県内で住宅会社を営む大工職。
記者は翌日、川崎市内の現場を訪ねた。
建築中の物件は木造2階建てで、現場では構造用合板をほぼ張り終えて、
建具の取り付けが始まっていた。問題の集成材は、断面105×105mmで長さ約3mで、
ラミナの接着層にぱっくりとすき間が開いている。すき間は材の端から端まで
つながり、裏面にも同じ接着層にすき間が生じていた。
この材は2階の居室に取り付けた管柱で、最も状態が悪かったものだ。
こうした材が2階の柱材を中心に何カ所も見つかった。
情報を寄せてくれた読者は、通し柱は構造用合板をはがして4面を点検するなど、
他の材も可能な限り確認。設計した建築事務所や建て主と相談して、
長さ90cm以上の割れが生じていた6カ所を交換したり、補強したりすることにした。
問題の発生に気付いたのは建具を取り付け始めた時で、建て方の時点では異常は
なかったという。
問題の発見と同時にすべての作業を止めて、1週間近くが過ぎていた。
「メーカーの担当者は1万本に1本のケースと繰り返すばかりで、納得できる
説明はなかった。10年間の瑕疵保証も提案してきたが、私には一生の責任がある」
この読者は憤りと不安を隠さない。
記者はこの読者とともに、問題の材を武蔵工業大学工学部に持ち込んで、
大橋好光教授の見解を求めた。
「想定できる原因は主に三つ。接着剤が不足していたか、圧縮する力が弱かったか
ラミナの接着面に不陸があったか」(大橋教授)。一般に柱材では、縦方向の
圧縮強度が重要なので、理屈の上では所定の断面積があればいい。
「しかし、はく離の実際の深さや、さらに進行するのか否かなどによっては、
強度に影響する恐れもあり得る」と大橋教授はコメントした。
2007/06/22 日経ホームビルダー記事引用
日経BP社の雑誌、日経ホームビルダーのすっぱ抜き記事だが、住宅用集成材の剥離事故の報告である。
剥離というのはラミナ接着剤の接着剤性能が落ちて、材どおしが離れ離れになることだから、構造材としては致命的である。
記事は2002年のドイツ製、2005年の中国製、2007年のは国内産と国外産(国名は不明)チャンポンである。
集成材は工業製品である。だからこそ品質管理が重要である。管理が隅々まで行き届いていないと、こういう事故が起きるのである。家電製品や便座が発火してメーカーがリコールしたことがあるが、対象となったのは外国で生産させていた時期のものであった。
安いには安いなりの理由がある。今、ホワイトウッド集成材の柱1本は2000円だそうだ。国産の桧芯持ち材の柱は、1本4200円だ。2200円の単価は大きいが、2階建て40坪の住宅で使われる柱は、多めに見てもせいぜい100本である。
従って22万円の差ということになるのだが、システムキッチンの扉材の仕様を下げれば代えられるような金額だということを認識していただきたい。
http://www.sumu-sumu.com/5/shuseizai.htm
集成材剥離何故?問題にしないのか疑問でした中国の集成材の剥離事件。
ようやく日経ホームビルダーに紹介されました。
3月4日に発覚したのは、通常はまだ上等品とされる「レッドウッド」の集成材。
89本中、65本で見つかったそうです。
双日(輸入商社)は当初、JAS基準に照らし合わせているから問題無いと住宅会社の訴えを煙に巻こうとしたらしいです。
この中国の工場では既に7万本・700~900戸の材料が出荷されているとの事。
あなたの家が、この構造材だったらどんな気分ですか?
02年にもドイツ・ベルガ工場での事件があったばかり…。
私がいつも言っている事が、ただ事件化されただけの話です。
ただ現行のJAS規格では製品に一切の剥離があってはならないとうたわれていない!!!
だからお施主様は訴えても敗訴してしまう。(ベルガ事件の時に結論は出ている)
でも主要構造部が中身がどんどん剥がれて来たら、何を根拠に家は耐えているのでしょう?
元来、貼り合わせの偽物の紛い物を主要構造部に使おうなんて発想が間違えています。
http://www.nattoku.jp/aboutus/kubosblog/2005/04/post_16.php
ああ、
これでもまだ、
あなたはどんな品質の集成材なのかも確認せずに、家族の安全をそして命を託せますか?
何も確認しないなど、わたしは怖くてたまりません。
もちろん、ほとんどの集成材がきちんと製造されていることでしょう。
しかし工業製品には必ず不良品がつき物です。
もちろん不良品は排除されているはずです。
しかし、いったい誰がその安全を確認し、そして私達の家族の安心を担保してくれるのですか?
その人々は本当にその最低限の安全と言う責任を果たしてくれるでしょうか?
確認されましたか?
相手の方は何と答えてくださいましたか?
集成材と無垢材を同じ土俵で論じても何ら意味のないことだと思います。それぞれ一長一短、好みにに応じて使う人が選び、使う人が満足すれば良いことだと思います。
私は無垢材を選びます。例え強度が半分だろうが、割れようが反ろうが無垢材を選びます。 それで満足するのです。 本物は本物だけにしか味あえないよさがあります。 その価値を理解する人のみ選べは良いこと。
車に例えるなら、欧州車のジャグァーやメルセデス、レインジローバーなど一部の車では、インパネ廻りの内装材にウォールナットやゼブラウッドなど本物の無垢材を使用しています。 一方、国産のトヨタ(レクサス)や日産などは、本木目と言いながら、木材を薄くスライス(数百ミクロン程度)したものをプラスチック板の上に貼り付け使用しています。
両者を比較すると、本物の無垢材を使用している車は数年(固体差はあるが6~7年)でと内装材の表面に割れが生じたり剥離することがあります。 国産の場合は、何年経っても割れを生じることはありません。そのような選択において、その差をどう受け止めるかが個人の価値観の違いではないでしょうか。 私は、例え数年で割れてもいいから本物の内装パネルを使用した欧州車に乗りたいです。
無垢材が繊維方向に割れると言うのは事実ですが、あたかも割り箸が2つに離れるような割れ方はしません。
むしろ、接着剤が剥離した集成材の接合部分の方がはるかに危険です。
接着剤の剥離によって構造材の継ぎ手の中心部分の木片(ラミナ)が欠損する事故が現場で起きているという話を読んだことがあります。
お施主さんは偶然にもその瞬間を見てしまったのですが、大工さんが「おっと」と言いながら「木工用ボンド」ですかざず「接着」して納めたと言うのですから慣れた仕事だったのかも知れません。
そして上棟も済んでからお施主さんは不安に駆られて質問箱に投書してきた、という話であります。
「いまから構造材を交換したほうが良いのかどうか?そんなことは頼めるのか?」という切羽詰った質問でありました。
「木工用ボンド」に接合部の保持力を期待するのはどう考えても現実的には不可能という「答え」でありましたが、結局このお施主さんがどう対処されたかはわかりませんでした。
また、無垢材が痩せて金具が緩むという話もまた事実ではありますが、今時の改良金具にはワッシャー部分にバネがついて緩みに追従できるタイプが主流です。
あたかも無垢材では金具が無効であるかのごとき話はいったい何十年前の話でありましょうか。
業界人であれば、そのようなことは知っているはずでありますし、今まで安物の金具しか扱ったことのない無知な業者さんが親切に解説してくれたのだとすれば、実に困った話ではあります。
まともな業者さん・大工さんなら一笑に付すだけで、相手にしてくれなくなるでしょうに。
こんな業者さんが建築する家こそ欠陥住宅にならないか心配になります。
46さんのように、車を家のかわりに例えて説明される方がいらっしゃいますが、構造に関してはあたらないと思います。
趣味嗜好の範疇では話がすまないからです。
車で言えば、構造材はシャシー(車台)や車軸にあたる重要部分です。
20年目の愛車のシャシーの溶接が高速道路を走行中に脱落したら、どうなりますか?
命に直結します。そういう話題です。
>命に直結します。そういう話題です。
そもそも集成材を使用するような住宅に安全性だの、品質保証だの、トレーサビリティなど期待しても無駄でしょう。 真剣に命云々言うなら設計事務所で設計(強度計算含む)を行い、大手の施工会社で施工するしかないでしょう。 大手の会社とは日本で有名なゼネコンです。お金さえ払えば大手ゼネコンでも引き受けてくれます。
現実妥当性のない話だ。
自然素材業者さん。すごく必死ですね。
笑える。
芯持材は反りやねじれが生じやすく、建築後にクロスの割れやプラスターボードの継ぎ目部分が割れたりとその後のアフターがしっかりした会社でないと扱いづらい商品です。初期強度は集成材に比べ弱いようですが、時間の経過とともにさらに乾燥していき、強度が増していきます。
芯持材の多くは国産材を使用していますが、全てがそうだとは言いませんが、九州や四国地方で育った木材は比較的早い時間で育つため、逆に言えば年輪が詰まっておらず、年輪が詰まったものに比べると弱いようです。芯持材の無垢材を使用しているからといって、すべて安心というわけにはいかないようです。よく言われるのは木材の年齢が、建物の寿命に大きく作用するということも大事なことです、法隆寺が手直しを重ねながらも1000年以上の歴史があるのは、1000年以上の時間をかけて育った木材だからです。
高温多湿の日本の風土では、日本で育った木材を使用することは理にかなっています。近頃では、乾燥材(KD材)というものが、主流になり、反り、ねじれも少なくなりましたが、乾燥釜で乾燥する際に、コスト削減のために定量以上の量を一辺に釜に入れているものも流通しているようなので、安いものには注意が必要です。また、乾燥のさせ方によっては、木材自身の細胞を壊してしまうこともあるようです。
一番良いのは、昔ながらに秋から冬場にかけて、切り倒しておいて、天日乾燥させたうえで春に山から下ろし、さらに数年寝かしておいてから、製材すると最高の木材になるようです。ただし、コストがかかりすぎることが今現在の問題点です。よほど金銭的に余裕がない限り、一般の住宅で使用するのは難しいでしょう。
木材の強度は?
無垢材は、節や割れなどによる強度上の難点があり、品質にバラツキが生じます。また そりやたわみなどの経年変化が生じることもあります。
集成材は木のもつ美しさ、肌ざわりの良さなどはそのままに、収縮変化の原因となる木材中の水分を適切な含水率まで乾燥後、節や割れ等を取り除き、ひき板にし積層した木材です。
集成材は強度のバラツキがないので建物各部材に適した強度性能値と寸法を採用できる構造的に優れた建材です。
無垢材は巾・厚みがあるため木材の中心部分まで自然乾燥させることがとても難しい。
また、人工的に乾燥させる強制乾燥は急激な水分の蒸発により木材の収縮が激しく割れ・ねじれが発生しやすい。
国産材の乾燥比率は、市場の要求にもかかわらずたったの20%以下というのが現状です。
水分を一杯含んでいる木材が流通しているのも不思議なことですが、家を建てるお客様自身が
「知らない・知らされない」ままいることも大きな原因だと思います。
薄くスライスする床や壁材は乾燥が簡単だから商品として流通していますが、柱や梁、間柱などの
構造材は未乾燥材が使われています。
柱に「背割」をいれているのは、乾燥材ではないためにひび割れをこの場所に集中させる手段なのですが、
乾燥した木材なら「背割り」は必要ありません。
背割りをすれば、その背割面は大きく口を開けてしまいます。
これでは万一火災が起きれば木材の持つ燃えても「炭化」して火がそれ以上燃え広がらないようにしてく
れる能力は発揮できません。
「背割り」それこそ未乾燥材を使っているという証明でもあるわけです。
どんな場所に使う木材であっても、乾燥された木材が望ましいのは言うまでもありません。
ただ、木材費が高くなるから、なかなか乾燥材が手に入らないからという理由だけで、ズブ濡れの国産材を
使う事は国産材の信頼を損なうことにもつながっていくわけです。
そして乾燥材それも大断面材であれば、重量鉄骨で造る大きな工場も安心して造る事が可能になります。
背割りした梁なんて有るの?見たこと無いけど?柱も4寸ぐらいの柱に背割りなんて入れる?6寸以上なら見たこと有るけど。
ではなぜ集成材の接着剥離事故は繰り返し起きているのですかね?
それに集成材の材料は間伐材で市場で売り物にならない最悪の無垢材が原料ですよね?
ならば粗悪無垢品のリサイクル品である集成材が劣化して剥離事故が起きているのですから、避けた方がいいんじゃないですかね?
せめて耐久性が要求される構造体は人工乾燥の無垢心持ち材にしておくべきです。
全ての集成材がすぐに危険とは言えないが重要な構造体部分が一部分でも剥離を起こすような材料なら、自分は欠点があっても欠陥のない無垢の方がいいや。
集成材で問題があっても裁判で負けてしまいから泣き寝入りするしかないもの。
無垢材料は剥離事故は絶対に起きないよね?
無垢材の乾燥材って20%程度しか流通してないんだろ?
あとは??