住民の集いはよいことです。開催すれば、住民間のコミュニケーションは円滑化するでしょう。
しかし、理事会が推し進めるレンタルサイクルや駐輪場改修工事にブレーキはかかりません。
なぜなら、住民が集まっただけでは、票にはならないからです。
例えば、住民の集いに100名集まったとしましょう。パーティーとしては大成功です。ご近所の皆さんと顔なじみになるし、とても有意義です。でもそれは総会での票にはなりません。
理事会としてその長である理事長は、はっきりとレンタサイクル及び駐輪場改修工事をやるといっているわけです。必ず議案化して総会にかけます。
総会というものは、全員出席は無理です。皆さん各自の事情があります。出席率はよくて半分です。
半分の人は、委任状や議決権行使書など書面での意思表示(投票)をするわけです。
レンタサイクルは過半数、駐輪場改修は4分の3の票があつまれば可決します。
レンタルサイクルや駐輪場改修は理事会が進めると決意すればかなり高い確率で通ります。
議長は理事長ですし、委任状は議長に委ねられるからです。
つまり反対票を、総会の場で、集めるのは難しいです。
総会議案が固まる前に、反対署名を理事長に突きつけない限り、理事長をストップできません。
以上です。