- 検討スレ
- 住民スレ
- 物件概要
- 地図
- 価格スレ
- 価格表販売
- 見学記
多くの戸数で眺望を確保する最良の方法は「マンション」です。
ラビスタのラ・メゾンのような平均130㎡ぐらい(戸建注文住宅の平均とほぼ同じ面積)
の物件を阪急が山の上に建てれば、面白いかもしれません。
あるいは墓地に転用なんかもいいですね。
大阪平野部、都市部の墓不足は深刻ですから、阪急不動産が旧阪急分譲地や阪急の分譲マンション居住者に
優先的に分譲(その後一般分譲)する大阪平野、阪急平野を見晴らす墓地を分譲すれば、
好評となりそうです。4~6㎡で100~150万で売れますよ。
間違いなくかなりのスピードで完売するでしょう。
続き
阪急を含めデベロッパーは、大都市圏に住む土地やマンションを分譲する事には積極的だけど、
死後の安心や深刻な墓地不足には無関心で無頓着。
一般的にお墓が近い住宅街はイメージから今までは嫌われてきたけど、あえて逆転の発想で
お墓と宅地をセットで買える安心感を売る「永住」住宅街があればいい。
居住区とは歩いていける範囲内に広い公園を挟んで綺麗で整備された住民用の墓地があるというイメージ。
山手台の仲介土地の売出相場が、だいぶ下がって(5~6年前ぐらいの水準に戻って)きましたね。
宝塚市山手台西2丁目11-7
http://www.livable.co.jp/kounyu/t/detail/C02098009/
北西角地 242.60㎡ 2,780万円(坪単価37.8万円)
山手台西2丁目は駅にも歩けて山手台で一番造成にお金をかけている(バブルで)メイン街区なので、
今後のより不便な山手台北部の新規分譲でこの水準より割高な坪単価を設定するのは難しいのでは・・・。
そう思わざるを得ませんね。
山本駅の高架下から宝塚長尾線へ通じる南北の道の週末などに
しばしば発生する渋滞をなんとかしないと、山手台の今後の
売れ行きや資産価値に深刻な影響を与えかねないですね。
あそこが対策されず今のままで新名神の宝塚スマートICができたら、
それこそやばくなるかも。
山手台は、高級住宅街として売り出そうとして、バブルで母体の銀行が破綻して行き詰まり失敗した所。
ただ、直接の原因はバブル崩壊、銀行破綻にあるものの、造成計画にもそもそも問題があった。
山手台に多いのはハウスメーカーの平均的注文住宅~少し大きめの家で、いわゆる豪邸は殆どない。
もし高級住宅街的なものをデベロッパーが望んでいるのであれば、最初のきっかけと土地の広さが重要。
平均敷地を広くとり馬鹿馬鹿しいまでの豪邸モデルハウス兼分譲住宅を2~3軒建てれば、あとは心理的にそれと同じクラスの家しか建てられないような状況になり、自然にその時代時代の成金が集まってきて高級住宅街になる。
今のご時世にあれだけ利便性が低く山の中腹で坂もあり不便で駅から遠い立地で、それでも住みたいと思わせるには教科書的なニュータウンやありきたりな分譲計画じゃ駄目だし、これから大量に住宅が余りだすので完売はきわめて困難になる。
宝塚市内の現在売出中の豪邸
ゆずり葉台
http://www.sumai1.com/search/detail/bid=307957
寿楽荘
http://www.century21.jp/kodate/M1120090/index/PropId/080052-2196
武庫山1丁目
http://kodate.home4u.jp/detail.html?id=418500&tab=1
中山台1丁目
http://www.century21.jp/kodate/M1120090/index/Z/k/PropId/080052-2244
中山桜台4丁目
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1083676/1106431/54814101
http://nisinomiyafudousan.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-0533.htm...
中山桜台7丁目
http://www.inakanet.jp/cgi-bin/database/database.cgi?cmd=dp&num=12...
少子高齢化と都心回帰の今の時代、「バス便エリア」や「坂道」や「生活利便性の低さ」は大きなマイナス要素。
そんなもともと一般的には支持されないマイナス要素を満たすニッチな立地で万人受けを狙ったら本末転倒。
このような不利な立地では、9人に嫌われようとも、1人の熱狂的なファンを生むような強烈な唯一無二の特徴を
押し出した(やりすぎ感のある)住宅街を作った方が、優等生的な無難な住宅街を計画するよりも成功する。
いわゆる本格的な高級住宅街ってのは、商売で一発当てた層、
資産や事業や利権を先代から相続した層、パチンコやサラ金、風俗、
芸能・スポーツ・興行など普通じゃない生業の層が多い街。
一言で言えば、給与所得者がまず住めない町。
初期の山手台の場合そういう本格的な高級住宅街を目指したのではなく、
アッパーミドル向けの高級感を演出したニュータウン、つまり一般の
給与所得者は手が出ないけど、高給取りの給与所得者(エリートサラリーマン等)
ならなんとか頭金とあわせてローンを組んで家を買える街を目指したのだと思います。
まぁものの見事に失敗して10年持たずに一旦ストップしましたが・・・
神戸地方裁判所尼崎支部/開札結果一覧
平成21年(ケ)第30039号
宝塚市山手台西二丁目7番12
http://981.jp/r129311.html
土地面積:251.6㎡ 建物面積:191.23㎡
売却基準価額(円):2864.1万円
売却価額(円):3889万円
開札結果:売却
入札者数:9人
落札者:法人
築10年の上物(58坪)の価値を1800万とすると、土地は76坪で2000万強
業者が転売目的で落札したから、暫くしたら5000万円ぐらいで仲介物件に登場でしょうな・・・
しかしこれ、建てた時は土地+建物で1億ぐらいしたんでしょうなぁ。
やはりバス便エリアの土地は本質的に資産価値には期待できないし価値凋落は悲惨としかいいようがない。
山手台の唯一にして最大の売りは眺望。
よって区画割りはもっと眺望を重視するべき。
ttp://www.satukiyama.com/
(五月山)
ttp://carview-img02.bmcdn.jp/minkara/spot/000/000/392/096/392096/392096.jpg
(箕面山荘)
↑これクラスの眺望が大半の区画(自宅2階)から臨める区画割りにすれば、利便性が極端に悪くても売れる。
近所の公園から見えるとかじゃ駄目、自宅から見えなければ意味が無い。
土地100坪以上(法面を含まない)で眺望有りってのは、関西の成金の多くがよく希望する典型的条件だから、これを満たせば、価格次第ではバス便エリアでも結構売れるかもね。
>土地100坪以上(法面を含まない)で眺望有りってのは、関西の成金の多くがよく希望する典型的条件
西宮の甲山周辺の山の中腹斜面、苦楽園の標高150m以上エリア~甲陽園目神山にかけても
異常に不便なのに、その層に一定の需要ありますな。
もちろんこれは最寄駅の駅近低層閑静なエリアより大幅に土地の値段が安い(半額~三分の一)からなんですが。
土地が割安で、敷地が広くて、大阪平野を一望する眺望があれば、不便でも許容するという考え。
もっとも高齢になると、生活に支障をきたし逃げ出しているケースが多いです。
山手台の隣の中山台(桜台、五月台、中山台)も、
大阪平野一望の眺めがあって広さもある土地は
関西では新興の成金に売れるからと、開発当時
そういう区画を結構用意したようです。
実際、売れたようです。
ニュータウンなのに豪邸が所々に見られるのは、
(たぶん合計150軒ぐらいある)その為です。
山手台西2丁目の売土地数区画、建てやすい整形地240~250㎡で2700万円台なのになかなか売れませんね。
やはりこれが山手台の限界であり、等身大の立地的評価なのか。
土地60坪の建売と、土地300㎡以上の宅地分譲だけに絞ったほうがええんちゃうかな。
建売8割、土地2割ぐらいで。
注文住宅顧客層のボリュームゾーン向け建売と、小金持ち向けの大きめ土地だけに専念。
それにしてもジオタワー宝塚も山手台も広告費かけすぎですわ。
毎週のようにカラーの豪華な新聞広告が・・・。
まぁこのご時世でも売らないと先に進めないですから、大変な商売ですな・・・。
日本の住宅着工数、十年後には65万戸を切る。
http://www.murc.jp/report_pdf/20091009_152438_0795411.pdf
の14ページ。8ページには空き家のデータ、去年は13%。
老人による搾取と若者いじめで、第二次ベービーブーム世代以降が家を
購入する能力が無くなっている。
今後は建替え需要ぐらいしか見込めない。土地からの分譲はもう売れない。
世帯数はあと6年でピークを迎え減少に転じる。家が余り空家率が20%の時代に。
一般的なニュータウン型のビジネスモデルは既に破綻。
これからの大規模な宅地開発は、建替えの時期が来た建替えの意思と資金がある既存戸建住民(相続した層も含む)に土地を売って住み替えてもらえる魅力がないと厳しいね。
宝塚に関して言えば、阪急の今津線も宝塚本線も駅から歩けない山の中腹部のニュータウンや住宅街は土地50~70坪クラスの住宅ストックが既に本格的に余り出している(供給>需要)わけで、これからその傾向はだんだん強まるんだから。
そんな中での開発なんだから、優等生的な無難なニュータウンをつくっても簡単にさばけるわけがない。他には無いオンリーワンの要素を色々と盛り込んだ開発でないと厳しいだろうね。
ニュータウン臭くない街並みをつくったら、人口や世帯数減少の時代でも
金持ちに売れると思いますよ。
人工的な感じじゃなくて、雲雀丘の山手みたいな風光明媚な感じにすればね。
敷地も平均400~500㎡ぐらいが望ましい。
雲雀丘みたいな街並みをつくるのは今では不可能ですね。
あれは元の地形を極力残して、全体を一度に造成せず自然も地形も残したから出来た事です。
現代の大規模ニュータウンや宅地開発は、宅地道路予定部分を一度完全に木が一本も生えてない
ハゲ山にまとめてして、細かい起伏や地形も殆ど無くしてブルドーザーで人工改変して土地を
ならして区画を割るから、ああいった風情の街並みはつくることは出来ません。
現代の宅地造成スタイルで山の斜面に高級っぽい街並みを作る場合、ニュータウン型の邸宅用地である
鷲林寺南町、剣谷町、中山桜台7丁目のようなタイプになります。
http://www.miyamotogumi.co.jp/the_execution_results/shikichi_youchi/in...
↑このページの上部に表示されている画像は山手台だよね?
バブル期の80年代後半の画像かな。やっぱり一度完全に山肌を切り取って荒野にしたんだね。
しょうがないです。
ここ30~40年の人口規模の大きい住宅地の開発は効率重視なのでどこでもそうです。
西宮の区画が広くて大阪湾の眺望のある山の斜面エリアは、バス便が無い(目神山など)かあっても本数がかなり少ないかバス停からすら歩くのが苦痛なほど遠いなど(鷲林寺、柏堂、苦楽園3~4番町など)で永住環境ではないですから、身体の衰えで車を使えなくなった高齢者は大抵出て行ってますね。
そう考えると、平均100坪以上で大阪平野を一望できる眺望があってバス便が充実している町を山手台に作る事が出来れば、永住出来る邸宅地として希少性が評価されるかも。
奈良や三田などには、平均100坪以上で生活利便性は悪くない(ちゃんと食品スーパーやバス便は充実している)大阪ベッドタウンは結構あるけど、大阪平野は一望できないからね。区画のゆとり、大眺望、公共交通機関の利便性を全て満たす町は、案外無い。
90年台初頭に高級住宅街として販売するもその後行き詰まり、
頴川一族の銀行、グループもろとも破綻したのが山手台です。
まぁ実際、初期の数年は土地だけで8000万はしてましたから、
家と合わせて1億円以上で買った人が多いようです。
当時は、2億超えて販売された家もかなりあったとか。
山手台の麓であり玄関口である阪急山本駅前に、頴川一族の幸福銀行が経営破綻後に
営業権を引き継いで出来た関西アーバン銀行の支店があるのはなんとも皮肉ですね。
大正以降に出来た高級住宅街ってのは、自然に、勝手に出来たものじゃない。
山林などを切り開いて開発する業者の造成計画と、地区計画を定める自治体によって出来たもの。
高級住宅街の定義というのは、閑静で環境の良い街の事ではないし、交通利便性の高い街の事でもないし、
人気や知名度の高い街の事でもないし、歴史や由緒のある街の事でもないし、地価の高い街の事でもない。
高級住宅街の定義というのは、外から見て「豪邸、邸宅が多く建っている街」の事。
豪邸、邸宅が多く建っていれば、不便だろうが、地価が安かろうが、歴史や由緒がなかろうが新しかろうが、
高級住宅街という事になる。
豪邸、邸宅のイメージは
・建物が大きくて立派である(延床面積が最低180㎡以上)
・外壁の仕上げに金がかかっている(タイル、煉瓦、漆喰、石貼りなど)
・外構(門柱、門扉、塀、フェンス、擁壁、ガレージ等)に金がかかっている
・敷地が広い
・庭に金がかかってる(植栽、生垣など手入れが行き届いている)
といったものだが、このうち3つ以上を満たすのが豪邸、邸宅だろう。
ゆえに高級住宅街は、地区計画の設定や業者の造成計画によってつくることが出来る。
売れるかどうかはまた別問題。それは企画力が試されていると言える。
ただ一つだけ言えば、近畿圏の多くの戦後の高級住宅街(豪邸が多い街)は山手台よりもずっと不便で辺鄙な場所にあるという事だ。
高級住宅街とか邸宅街の要件なんてどーでもええけど、
駅からあんだけ登って眺望無い家とかそれこそキツイ。
冬はゲロ寒いし。
そういう観点から見ると、唯一の魅力である眺望を
大部分の家からとれるように区画割りを考えるべきや
ないですかね。
結果としてそれは、南側の家との高低差がある程度に
なるように奥行きを大きくとる=敷地を大きくとる
って事になるんやけど。
山手台でも南のほうは、まぁ駅まで歩けるし眺望無い家が
実際には多くても閑静とか緑が多いとかそういう路線で
ええと思うけど、標高200m超えるぐらいまでなってくると
流石に眺望無い土地はあかんでしょ。
山を切り開いた眺望無い土地でもいくらでも売れた
30~40年前の宅地不足・住宅不足とは全然今は状況が
ちゃうんやから(むしろ住宅余り)。
桜○5丁目の某邸が売りに出ました。バブルならではですね。
http://www.kouyoujutaku.com/info.php?type=items&id=I0000042
http://www.kouyoujutaku.com/img/tokusen02.gif
http://k-atelier.main.jp/images/uchida7.jpg
http://k-atelier.main.jp/images/uchida3.jpg
http://k-atelier.main.jp/images/uchida5.jpg
http://k-atelier.main.jp/images/uchida8.jpg
いくらで売れるかな?
3~4年前と比べると、ハウスメーカーの建築条件付きの土地がやたら増えてる。
阪急不動産1社の営業力だけでは、土地を想定ペースではさばききれなくなってきているので
他社に頼ってでも土地の消化ペースを維持するという事だろう。
しかしこれはやめるべきだ。
まとめてハウスメーカーに業者価格で一括で安く卸すぐらいなら、値下げした価格で
一般消費者向けにまとめてどーんと全て建築条件無しで出したほうがよほど良い。
今更言うまでもないが、建築条件付きの土地は買い手である消費者にとっては百害あって一利無し。
建物やオプションでぼられる上に、家づくりの主導権を業者に握られるので何一つメリットが無い。
建築条件無しの土地でも、条件付きと同じハウスメーカーでより有利な条件(他社と競合させて)
で建てられるのだから本当にデメリットしか無い。
しかもハウスメーカーの建築条件付き土地は、街並みを悪化させる。
ただでさえ大規模なニュータウンは、大手ハウスメーカーが多いので自ずと軽量鉄骨プレハブの
比率が高くなるが、それに加えて積水ハウスやパナホームの条件付き土地が多く販売されると
ますます鉄骨プレハブの家だらけになる。鉄骨プレハブの家が多い街並みは時を経て美しい
風合いが出てくることは一切無い。
建築条件付きってのは、めったに土地が出ない希少エリアで、この土地欲しかったらうちで家建てさせろというのが基本。
土地が大量に出ている(あまりまくってる)ニュータウンや分譲地で建築条件付き土地ってのは本来???な話。
それはそうと4-2街区と比べて3-1街区は区画が小さくなってますな。法面を含まない面積が100坪以上の整形地が完全になくなり、一方で60坪以下の土地が大幅に増えた。4-2街区は幸和不動産が破綻する前(80~90年代)の造成、3-1街区は2005~2006年の造成。ということは、阪急が山手台の分譲を再開してから造成しているエリアは、阪急の明確な意思であえて以前の山手台の路線(平均70坪)を変更して土地を小さくしているということになる。
でもこれってどうなのかねー。山手台の売りはなかなか平地では得られない土地の広さだったはずだが・・・。個人的には最低でも以前と同じ区画の広さは維持するべきだと思うが(北へ行くほど不便で駅から遠く坂もきつい僻地になるから)。
標高200m以上のエリアは全戸100坪以上、全戸眺望有りにするべきですよ。
そうでもしないと何もメリットが無い。
阪神間はいくらでも眺望有りの中古物件が転がってるのに、駅から遠くて買物や
生活不便なのに眺望も広い庭も無い家なんか今時誰が買う?
完璧な眺望(視界を遮らず大阪平野一望)がある物件なら80坪でも良いんじゃない。
逆に山の上で不便なのに眺望が臨めない区画なら最低100坪は欲しい。
山手台は眺望が特徴という事になってるけど、眺望無い家は多いですよ。
一低専の土地の価値は
駅近(500m以内)45坪 = 駅から坂15分60~70坪 = バス便80~100坪
だいたいこんなもん。
>>550
最近の街区は土地の平均面積が小さくなってるだけじゃなくて、
造成工事も以前と比べるとコスト重視でだんだんこだわりが
なくなってきている。
山手台西2丁目などで導入されている化粧擁壁、電線の一部地中化、
凝った街路灯などが最新の街区ではなくなり、継承している特徴は
グリーンベルトだけになってしまった。
にも関わらず西2丁目の仲介相場よりも、最近の街区の販売坪単価
の方が平坦な整形地どうしで比べると10万ぐらい高い。
駅からも遠くなり高級感も著しく減ったのにね。
コストパフォーマンス悪すぎだし、強気の値段設定に問題有り。
現在、大都市の通勤圏では土地探しから始めた人々も最終的にその50%以上は、
新築分譲戸建住宅(いわゆる建売り)、中古戸建、新築マンションを購入している。
大都市圏における大手ハウスメーカーの顧客は、土地持ちが90%以上。
一言で言うと、一次取得で土地から買って注文住宅を建てるというのは、ひじょうに
困難という事であり、逆に言えば、土地から売るのがメインの王道的なニュータウンは
(都市圏の人口増加と土地神話がまだ成立していて土地を買えば必ず値上がりで得した
インフレ時代の産物)既にビジネスモデルとして終わっているという事。
現在は建売をメインにしなければ、1000単位の区画をさばくなど現代では不可能。
山手台の場合は、1割ほどは金持ちの買い替えを対象にした広くて眺望のある土地分譲
(100坪~)にして、残りの9割ほどは建売住宅にして二極化しないと事業の完遂は
難しいと言わざるを得ない。
ただし建売は駅徒歩圏の便利な場所でも常に供給があるので、あれだけ駅から遠いとなると
建売でも土地は60坪以上無いと厳しいだろう。
子育て層よりも、定年退職が近いリタイヤ層をメイン顧客に考えたほうが良いと思うね。
特に中央公園より北のほうはね。立地的にね。
建替えより買い替えは引越し回数や負担が少なくてすみますから
年配の土地持ち戸建居住者はねらい目かもしれませんね。
一箇所ぐらいは、別荘やセカンドハウスやセカンドライフ用に
適した街区を設定すれば面白いかもしれません。
木を通常の街区の5倍ほど大量に植樹して、鬱蒼とさせて。
山手台の特徴は、最近の分譲地にしては広い平均70坪(斜面を含まず平坦部分のみで)の街並みだったはず。それが最近造成している街区では失われ、平坦部分60坪以下の土地が多くを占め、一気に普通の住宅地になり魅力が薄れてしまった。生命線である整形平坦地で平均70坪のクォリティは維持するべきだった。
今でも一応200㎡以上の土地が多いよ。
確かに平坦整形地で70坪以上は減ったし、平均面積は下がったけど。
区画の広々したエリアが今後に期待できるかは分かりません。
通常の宅地と違いグリーンベルトがあるので実際に自由に有効利用できる間口や奥行きは減る。面積は60坪以上でも平坦部分が半分ぐらいしかないような法面で面積を稼いでいる土地が増えたのは明らかにマイナス印象。不況とはいえ、やはり全体のコンセプトは貫くべき。街区の総区画数の70%程度は平坦部65~75坪程度の宅地にして、平坦部80坪、90坪、100坪オーバーがそれぞれ総区画数の10%ずつぐらい設定されているのが理想。
不動産取引価格情報(駅勢圏)
http://www.land.mlit.go.jp/webland/top.html
平成21年第2四半期・山本(兵庫)駅周辺・住宅地
宝塚市山手台西 ¥21,000,000 210㎡ ほぼ長方形 9 南西 道路 山本(兵庫) 30~60 1低専 50 100 - -
宝塚市山手台西 ¥28,000,000 190㎡ ほぼ長方形 5.3 南東 道路 山本(兵庫) 29 1低専 50 100 - -
宝塚市山手台西 ¥20,000,000 210㎡ 長方形 9 南西 市道 山本(兵庫) 30~60 1低専 50 100 - -
宝塚市山手台西 ¥33,000,000 220㎡ 正方形 6 南 市道 山本(兵庫) 19 1低専 50 100 - -
平成21年第1四半期・山本(兵庫)駅周辺・住宅地
宝塚市山手台西 ¥31,000,000 210㎡ ほぼ台形 6 北 道路 山本(兵庫) 29 1低専 50 100 - -
宝塚市山手台東 ¥20,000,000 250㎡ ほぼ整形 12 西 道路 山本(兵庫) 25 1低専 50 100 - -
http://www.stepon.co.jp/tochikodate/detail/39452144/photo/
http://www.stepon.co.jp/tochikodate/detail/39452144/
凄い眺望、凄い家
山手台も眺望とれる大型敷地にこれぐらい「ヤバイ」モデルハウスを建てたら不便さを割り切ってていいのに。
最近のありがちなハウスメーカーのプレハブ建築とは一線を画する豪壮な邸宅建築ですね。
まぁニュータウン全体の中にそういう家が数十邸(全体の2~3%ほど)ほどでも
スペシャリティ街区としてあれば、街並みに華が出て良いかもしれません。
ただしボリュームゾーンは200㎡程度の土地に建物外構こみこみで5000万以下に
おさまる建売、売建をメインにしないと厳しいでしょうね。
山手台のアイデンティティだった化粧のひな壇と掘り込み車庫の標準装備宅地を
完全にやめたのは失敗だったね。
西4町目ではこれらがなくなって、印象的に従来の山手台とは統一感の無い
全く別の特徴無い町になってしまった。
人によってはわざとらしさを感じて不評だったのかもしれないが、擁壁の
こだわりは復活させるべきだと思う。あれが無いとどうにも発信力が無い。
擁壁のデザインを初期の山手台と合わせる必要ないと思います。
むしろ街区ごとにそれぞれ特徴を出したほうが選べてよろしいかと。
ただ、今時コンクリートむきだしの意匠はどうかと思いますねー・・・。
安藤忠雄じゃあるまいし。エコや山の緑のイメージとも相反するし。
オアシスマダー?
兵庫県の資料「2040年兵庫の姿を考えるために」より
http://web.pref.hyogo.jp/contents/000140179.pdf
>新規大規模開発は打ち止め・今後は、彩都、山手台といったような
>大規模な新規開発はなくなっていく方向。 (⑳阪急不動産㈱)
やっぱり阪急自身も、山林を切り開く大規模ニュータウンは
高度成長期にしか成立しえない既に終わった昭和のビジネスモデルだと
実は気付いてたんだな。
同じ擁壁を殆どの宅地に標準装備にして分譲するのは、百害あって一利無しですよ。
画一的などこかで見たような住宅ばかりになる。
基本的に擁壁無しで分譲して、そのぶん数百万(擁壁代)安く売るのが一番良い。
擁壁を無くせば、擁壁を設けるにしても(同じデザインにはならない)法面を活かすにしても、
土地購入者がそれぞれ個性を出して各々工夫をこらすので、結果としてニュータウンにありがちな
不自然な画一的な街並みにはならず、魅力的な街並みになる。
参考
http://plaza.rakuten.co.jp/yumemitai/diary/200911110000/
http://plaza.rakuten.co.jp/yumemitai/diary/200911100000/
http://plaza.rakuten.co.jp/yumemitai/diary/200911120000/
http://www.ur-net.go.jp/nagomilife/knowhow/exterior_02.html
そうね。
どんな素晴らしい建築でも、お隣や周辺と全く同じ擁壁の上に乗っかってたらしらけちゃう。
各家のセンスにまかせるほうがいい。15年後の街並みも自然なものが出来上がる。