>>67さん
66です。私は倒産法制のプロではないので詳細は分かりかねますが、販売会社が倒産した場合の買主にとっての一番の影響は、瑕疵担保責任を販売主に問えなくなることでしょうか。
瑕疵担保責任とは住まいの購入時には気づかなかった建物の欠陥が、引き渡しを受けた後一定期間内に見つかった場合、売主が無料補修や損害賠償をする責任を負うというものです。
ただ、実際問題その欠陥とは雨漏りがするとか、床が傾いているなど生活をする上で重大なものに限られる上に、仮に裁判を起こした場合でも買い主側に重い立証責任が課されているので、あまり現実的な話ではありません。
となると、上記以外の軽微な欠陥や修繕といったアフターサービスがどうなるかが気になるところですが、イニシア物件のアフターサービスは、100%子会社のコスモスライフというグループ会社が行っているので、もしイニシアが倒産した場合には影響は避けられないでしょうね。
この辺の買主への影響は、倒産の仕方(清算型の破産法・会社更生法と再生型の民事再生法のいずれを選択するのかなど)によっても変わってくると思いますので、詳しい方がいらっしゃれば是非ご教示いただきたいところです。