ひたち野うしく「ルネ・インタープレイス」

ルネの駐車場に張った横断幕について。
駅前側に、住居棟に抱かれるように建つ大きな自走式パーキング棟。車が昇ったり降りたりする走路の壁が、建物の外側を糸巻きの糸の様に斜めに巻いてます。その外壁をレールやワイヤーでなく壁にしたのは、走路をデザインとして活かそうとする試みでしょう、けど。

時おり通りかかり、駅の階段上の通路からルネ方向を眺めます。建築物が豆腐のごとく倒れかけ地面に斜めにのめり始めているかに見えます。周囲に建築物がなくルネの全体の存在感が強いせいで、斜めのラインの影響力は絶大。
階段を降りながら、なにげに目をやると平衡感覚をささえる天地水平が乱されて自分も倒れるような錯覚がします。

モデルルーム案内の横断幕が張ってあるので、単にそのナナメが強調されてるだけかもしれません。横断幕が取れた暁には気にならなくなるといいなと切実に思います。駅前がまだ出来上がる前に、街の繁栄とは反対の崩れ廃れるような予言されてるかのようで、通りかかる度に悩まされます。
毎日見ているわけではありませんがあの横断幕をなんとかしていただけると幸いです。