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>>531880 検討板ユーザーさん
水再生センターがあるのは港南だけではありません。砂町水再生センターは昭和5年に稼働した東京で2番目に古い水再生センターです。砂町処理区は、隅田川と荒川に囲まれた通称江東デルタ地帯で、墨田区の全部、江東区の大部分、中央・港・品川・足立・江戸川区の一部からなる広大な区域(6,153ヘクタール)から発生する下水を有明水再生センターとともに処理し、処理した水は東京湾に放流しています。
1日の下水処理量は658,000立方メートルですが、やはりゲリラ豪雨などで一気に下水が流入してくると、全てを処理しきれず、ポンプ所(隅田、業平、両国、吾嬬、吾嬬第二の計5ヶ所)から隅田川に放流され、それらは海流に乗って朝潮運河や東雲運河に流下していることになります。それ以外にも大雨時のオーバーフローを簡易処理で放流している水再生センターは小菅、みやぎ、三河島など多数あります。
結局、港南も有明も変わりないのですが、大きな違いは港南の芝浦水再生センターの場合はいったんはセンターに送られて、雨の降り始めの汚染度の高い水は貯留され、その後は塩素を混ぜて放流されますが、砂町の場合は貯留池が満水になったあとはセンターを通らずに上流のポンプ所から直接河川に放流されるので、より環境への影響が大きくなっております。