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希少性に気がついたときにはとっくに売り切れ。こういうことが記事になる前に買えれば吉。
三井住友トラスト基礎研究所の室剛朗さんに、東京の駅前開発の現状と今後を聞いた。
■東京の重心は「東京―品川ライン」偏重に
――13年の東京五輪開催決定以来、あちこちで駅前開発のニュースを耳にするようになりました。改めて現在、駅前開発が進む地域を確認させてください。
室 そうですね。実情は、決定以来というよりも、アベノミクスによる景気回復・低金利環境を背景として、建設意欲が高まりやすい素地があったところに、オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定したことで加速した、ということだと思います。
現在、駅前の再開発が進むエリアは首都圏でも相当数あります。主だったものを挙げても10近い地域で計画が進んでいます。
中でも、一番注目すべきなのは東京駅前の八重洲、JR山手線の品川駅から田町駅間、渋谷駅の3地域。次いで、新橋の駅前の開発に注目しています。
――なるほど。特に注目されているのは、どのエリアになりますか。
室 東京駅から品川駅にかけての一帯です。かつて、東京のオフィスマーケットでは、東京と新宿など副都心で機能を分けた時代がありました。それが00年以降、丸の内ビルディングに代表される東京駅前の開発が進み、ビジネスの中心が東京駅にシフトしました。そして今後、東京駅と品川駅の間の開発が進むことで、さらにプレゼンスが向上していくと考えられます。新橋駅前の開発も予定されており、東京―品川ラインの強化が想定されます。