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>>33841
品川エリアの発展に寄与するといえば、リニア中央新幹線品川始発(2027年)と50年ぶりとなる山手線品川新駅(2020年暫定開業、2024年街開き)のインパクトは極めて大きいです。これらにより、品川を訪れる人の数は飛躍的に増えます。リニアに乗車するために品川駅を利用する人は当初1日7万人が予想されているほか、品川新駅エリアで新たに就業する人の数は10万人。既存の品川駅港南口オフィス街で働く人の数とあわせると20万人になり、これは大丸有23万人に準ずる就業人口となります。この人の増加を見越して、駅周辺ではさまざまな再開発計画が進行中です。
品川駅高輪口では国道15号線を人工地盤で覆い、上部を広大な歩行者広場として駅と周辺の街をシームレスに直結する計画が進行中です(2027年完成予定)。広場周辺には大規模な商業施設や羽田から日本に訪れる外国人向けの店舗などの充実が予想されます。さらに、駅周辺に分散しているバス乗り場を品川駅北口に集約して品川駅北口広場とバスターミナルを建設します(2027年完成)。東京都はこれにあわせて、都道環状4号線(通称外苑西通り)を白金台から港南まで延伸することを決定しています(同)。
国道15号西側には西武ホールディングスと京浜急行が広大な土地を保有していますが、京浜急行は2019年に品川グースを取り壊して27年までに商業機能を持つ複合高層ビルを建設すると発表しています。また、西武の通称プリンス村も東京オリンピック終了後に再開発に着手し、4000億円を投資して、ビジネス、商業、MICE機能をあわせもつ東京ガーデンテラス紀尾井町の4倍規模の大規模な複合ビルを建設するとしています(2027年完成予定)。
東京ではほかにもさまざまな再開発が進行中ですが、品川の再開発がほかと異なるのは、リニア新駅、山手線新駅という2つの新駅が含まれていることです。加えて、都営地下鉄浅草線のホーム拡張と地上部で高さ160mの高層ビル建設も予定されています(完成予定2024年)。これらをあわせて、30ha以上におよぶ土地における史上最大の再開発事業がスタートします。品川駅から品川新駅にかけての一帯は今後10年で大きく生まれ変わり、未来都市が出現することになりそうです。