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分譲時点では220-240万くらいだったのが築12年を経過して"最低"300万から360万、平均で325万という現実がネガは見られないらしい。「築12年を経過して」ね。そしてこれからさらに期待が高まって、住みたい街の上位になっているという現実も。
渋谷、品川、そして東京駅…五輪後も続く?東京都心の再開発を追う
9/22(金) 8:05配信 SUUMOジャーナル
東京五輪が開催される2020年まではさまざまな再開発が行われるが、五輪が終わった後は下火になるーー。 そう思っている人が多いかもしれないが、「実は違う」と東京カンテイの井出武上席主任研究員は話す。「東京都心の再開発はむしろ五輪後が本番と言ってもいい。主要なターミナルで再開発の計画が目白押しで、五輪前はもちろん五輪後も切れ目なく続く。2030年ごろには東京都心は大改造されて生まれ変わった姿を見せてくれるはずです」
そこで今回は、渋谷駅、品川駅、東京駅などの主要ターミナル駅とその周辺で行われている再開発計画を取り上げ、その進捗を紹介したい。
■資産価値向上でタワマンも リニア新幹線で再注目「品川駅」
次に紹介するのが品川駅とその周辺の再開発だ。品川駅と言えば、過去に再開発が進み、タワーマンションも多数建設されて人気を博している。その人気ぶりはタワーマンションの中古物件が新築購入時より高い価格で売却されることが多いことからも分かる。21世紀に入って資産価値が上がった代表的なエリアと言えるだろう。
品川駅周辺で行われる再開発やプロジェクトはさまざまあるが、その中でも注目されているのが、2027年に予定されているJR東海リニア中央新幹線の開業だ。東海道新幹線は東京駅が始発のため、品川駅は停車駅の1つに過ぎない。しかし、リニア中央新幹線は品川駅が始発のため、名実共に「東京の玄関口」になる。リニアの開業後は品川駅の人の往来は今以上に増え、街の資産価値も高まることが期待できる。
■山手線の新駅でさらに資産価値が上昇?
品川周辺の再開発のもう1つの目玉が、山手線の品川駅と田町駅の間にできる新駅だ。今年2月10日、事業者のJR東日本と都市再生機構(UR)が新駅の起工式を行ったというニュースを耳にして知っている人も多いだろう。
山手線の新駅設置は1971年に西日暮里駅ができて以来のこと。新駅の営業開始予定は2020年春だから、約半世紀ぶりだ。山手線の各駅間の距離などから考えて「最後の新駅」とも言われており、注目が集まるのも無理はない。
新駅の駅舎をデザインするのは、新国立競技場の設計を手掛けた建築家の隈研吾氏。和風でモダンなデザインは五輪鑑賞で訪日する外国人にとっても印象に残る。駅舎以外にも商業や住宅施設なども開発し、本格開業は2024年を見込んでいる。
新駅の誕生は品川周辺の資産価格を押し上げそうだ。山手線沿線の中でも港区や品川区にある駅は元々人気が高く、新駅の誕生で人気に拍車がかかりそうだ。