そして杭打ちの件をおっしゃっている方がいましたが、まとめに記載してありましたよ。
一応コピペしておきますが…。
杭が短い。地盤が悪すぎて、支持杭が使えず摩擦杭を使ってるね。万一、液状化が起きたらアウトだね。
杭の説明図に節杭が描かれているが、これは摩擦杭ではなくて高支持力杭。高支持力杭は、杭の先端部分を拡大掘削してセメントミルクを流し込み、杭先端部の支持面積を広くする(先端根固め球根を作成する)ことにより大きな支持力を得る工法。このマンションはプレボーリング拡大根固め工法の一つである、三谷セキサン(株)のSUPERニーディング工法を使用している。SUPERニーディング工法では既製杭から先端根固め球根への軸力(支持力)を伝達するために節杭を用いている。基本的には先端根固め球根部だけ節杭とすれば良いはずだが、これよりも上方の杭には制限が無いので節杭を用いて更に支持力を得る(この部分は通常の摩擦杭)こともできるようである。
液状化の恐れがある層は深度(地表からの距離)12mまでで、深度15mのところにあるN値が30~40の比較的硬い地盤を支持層としている。だから液状化で建物が傾く可能性は低い。多くのマンションではN値50以上の層を支持層としているが、これよりもN値が小い層であっても、高支持力杭を用いることと、通常一つの柱に対して1本の杭を用いるところを一つの柱に対して3本の杭を用いることで、十分な支持力を確保している。N値や杭の長さではなく、しっかりした支持力を確保できているかが重要。