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前スレが大きく1000件を超えていたため
新しくその2を作りました。
引き続き、バルコニーで子ども用ビニールプールはOK、NG?
について話しましょう。
前スレ:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/3653/
[スレ作成日時]2011-07-03 21:19:52
前スレが大きく1000件を超えていたため
新しくその2を作りました。
引き続き、バルコニーで子ども用ビニールプールはOK、NG?
について話しましょう。
前スレ:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/3653/
[スレ作成日時]2011-07-03 21:19:52
>870
質問が不適当です。
まず、可能かどうかと言う答えの導き方は、あまりにも捕らえ方によって違いが出てしまいます。
ですので、可能は如何なる条件下でも不都合が起きないと言う意味で、不可能は可能以外の場合と言う意味で書かせてもらいます。
①への返事ですが、建物ではなくベランダの床面のみに関してのみならば敷き詰めても問題はありません。
しかし、一般的な建物だと考えた場合、不可能です。
②への返事ですが、①は建物全体として不可能ですし、床面単体で建物のことは考えない場合でも不可能です。
③への返事ですが、1個です。
④への返事ですが、てこの原理で重さが建物への負担になりますので、部屋に近いほうが負担が少ないです。
プール、気持ちいいよ!ベランダで入ってみて。
寒くないですか。
>874 by 匿名さん 2011-08-22 04:04:35
>プール、気持ちいいよ!ベランダで入ってみて。
朝4時の書き込みですよ。
夢遊病なのかも知れませんね。
もしくは、素朴な質問が全て可能性を失ったことを知ったので、悔しくて眠れなかったのかも知れませんね。
>871さん
ご回答ありがとうございます。
ベランダ全体で考えても、1㎡単位で考えても、基本的に耐荷重が180kg/㎡であることに変わりはないのですね。
しかし、同じ理屈で面積を狭めていき、体重70kgの人が足を揃えて立った場合(0.25㎡)を考えると、1㎡あたり1t以上の荷重がかかる事になります。
当然、足を揃えて立つ事に何ら問題はないと思いますが、この逆転現象はどこで起きるのでしょうか?
私は建築については全くの素人なので、頓珍漢な疑問であることくらいは理解しています。
しかし、全体的みて数t以上、局所的に見ても1t以上に耐えられるような構造物に、ビニールプール程度の重量が加わったところでクラックが入るとは思えません。
実際の強度や物理的な根拠を無視し「耐荷重は180kg/㎡」を一人歩きさせた屁理屈としか思えないですね。
>877
今回の疑問に答えるには、かなり長文になります。
全部を一度に説明するのではなく、順番に説明していく方法が良いと思いました。
私が書いたことを理解されたか。新たな疑問が生まれたかを教えて下さい。
この方法で書いていきます。
足の裏の面積で計算すればその通りです。
この場合、ベランダの床の1m四方の面積、1㎡の中の総重量で考えます。
しかし、ピンヒールのような集中荷重の場合、床としては大丈夫なのですが、ベランダの表面を傷めるかどうかと言う問題になります。
例えば、鉄製で直角の角が尖った履物を履いたとしますと、ベランダの表面に傷を付けたり、サンダルや素足などのように足が着地する時の衝撃を和らげる働きがなく、衝撃を伝えてしまうことになりますので、表現が剥離したり傷が付きます。
見た目では傷がわからなくても、内部に損傷を与えることもあります。
モルタル仕上げのベランダだとすると内部は鉄筋コンクリートで作られていますが、表面はコンクリートの上にモルタルを薄く擦り付けるように塗ったものです。
仕上げのモルタルは数年もすれば、ヘアークラックと呼ばれる細いクラックが入ったり、硬いものを落としたりすれば、表面が欠けたりもしますが、コンクリートとモルタルの間に隙間が出来たりします。
表面から見ただけではわかりませんが、叩くと問題のない場所ではカツカツと硬い音がしますが、隙間が出来ている場所ではボコボコと言う音がします。
このような現象が内部で発生する可能性が高くなるのです。
こういうことから、非常識な一本足の下駄で、しかも釘のように尖っている下駄などであれば、危険な集中荷重として考えなければいけませんが、一般的な使用状況から考えて、ゴム底などのサンダルか素足ですので、面荷重として1㎡当たりの総重量として考えるのです。
ここまでは如何でしょう。
理解できます。
>879
では、次に進みます。
これまでの話は、ベランダの床面に関してが主体となっていますが、問題は、ベランダが「カンチレバー」「片持ち出し」「張り出し床」など色々な呼ばれ方をしますが、建物本体から出っ張ってる床がベランダです。
人で表現しますと、直立して腕を垂れ下げ、肘だけを曲げ、肘から指先までを水平にした部分がベランダです。
掌を広げ上に向け、そこに錘を載せるのと同じ現象が建物にも起こるのです。
肘から指先までを床の上に置き掌を上に向けて広げます。
その上に5キロのダンベルを、1個、2個と、そっと置いたらどうなるでしょう。
おそらく、3個置いても腕や掌の骨が折れたり損傷はしないでしょう。
しかし、落とすように置けば、痛いでしょうし、掌などは骨折するかも知れません。
これは、腕が床に密着しているからです。
次に、同じことを立った状態で行います。
そうなると、腕は空中に浮いた状態です。
同じことをすると、どうなるでしょう。
一般の成人男性だとしたら、5キロのダンベル3個なら、そっと置く場合、耐えられるのではないでしょうか。
しかし、落とすようにすれば話は大きく変わりますし、床に密着している時とは違い、指先に近いほうが耐えられなくなるのではないでしょうか。
ところで、その耐えられない部分は何処でしょう。
おそらく、肘が触れている体の部分、肘の関節、肘の角度を維持する力こぶを作る時の上腕二頭筋にストレスが掛かるはずです。
肘から指先までの間には、それほどのストレスが掛からないはずです。
これらのことから、ベランダの床面が傷むことよりも、ベランダと建物との接合部分に痛みが集中することがわかってもらえたなら、更に、ベランダ床面よりも建物のほうにダメージが蓄積されることがわかってもらえらなたいいのですが、ここまでは如何でしょう。
>880
理解できます。
しかし、ここで疑問がでてきます。(ご理解頂いているかと思いますが)
例ではダンベルを3個15キロまでは支える事が可能となっています。
では、この状態で7.5キロのダンベルを1個だけ持ったとしたらどうでしょうか?(10キロでも構いません)
人であれば何ら問題はないでしょう。更に0.5キロの錘を落とすように置いたところで問題はないと思います。
建物だと問題になるのは何故でしょう?
>882
わかりました。
どのような現象が起きて、それをどのように受け止めるかということを理解し易いと思われる例を挙げて説明してみます。
仰る通り、人間の身体だと大丈夫ですし、少々傷めても「自然治癒力」で、内出血でも大きな血管が切れていないなら、骨折でも少しのひびが入ったくらいなら、筋肉痛同様、時間は掛かっても自然に治ります。
更に、ご存知かも知れませんが、人間の身体にはリミッターが常に働いていて、最大の力を発揮することは「火事場の馬鹿力」と言われる状態にならない限り、全力は出ませんし、痛みでギリギリまで耐えることは出来ません。
しかし、建物は違います。
設計時点で人間が限界まで至らないように配慮するのです。
それが色々な荷重などの数値で決められているのです。
つまり、人間のように自然治癒力などはありませんが、設定された荷重を超えた途端壊れてしまうことは無いのです。
でも、人間が50キロの錘を担いで歩くとしますと、疲れたり、どこかに痛みが出て、いつか限界がきます。
歩くのをやめ錘を下ろし座り込んで「重かった」「疲れた」「もう限界」などと言って休むことが出来ます。
しかし、ベランダには出来ません。
ベランダが壊れて落ちることは、まずありませんが、前回説明しました肘や肘が当たる体の部分に亀裂(クラック)などが発生するのです。
亀裂はコンクリートに起こります、
それを食い止めようとするのが鉄筋です。
しかし、ゴムのような伸縮性はありません。
亀裂は隙間ですので、コンクリートで保護されていた鉄筋が空気に触れることになるかも知れません。
少し脱線します。
コンクリートはアルカリ性で、鉄筋が錆びないよう保護しているのです。
しかし、亀裂により空気や水が入り込み、鉄筋に触れますと酸化が始まります。
つまり、錆びるということです。
この亀裂は、初期の段階では、荷重を無くせばふさがってしまうようなものです。
荷重を与えた時だけ見える亀裂です。
しかし、自然治癒力の無い鉄筋コンクリートの建物ですので、放置すると修理費用が高額になったり、建物の危険につながります。
ベランダの床は1辺が建物とくっ付いていて、空中に浮いている状態です。
床面が耐えられない荷重が載せられた時、その荷重は建物との接合部分にストレスを与えるのです。
カンチレバー状態のベランダの床には、床面だけで耐えなくても、建物との接合部分と言う逃げ道があるのです。
人間なら、肘を曲げた状態で持てない場合、あるいは疲れた場合、肘を伸ばして掌を下げれば楽になります。
それと同じです。
しかし、建物の場合、ベランダの床は。その形を維持しないといけません。
その付けは全て建物との接合部分に回るのです。
このような理由で、このような現象が目に付かない場所で少しずつ起こり、建物にとって直ぐその場でではなく長期的に見て深刻な問題になるからです。
コンクリートに自然治癒力があればいいのですが、今はまだありません。
これで如何でしょう。
>883
少々私の疑問から外れてしまっています。
先の例でいけば、15キロといのは「持ち続けても問題は無い重さ」ではないのですか?
私がお聞きしたいのは、5キロを3個までと言う条件には反するものの、15キロを越えない範囲であれば、問題なく持ち続ける事が出来るのではないですか?と言うことです。
No.883で説明されているのは、15キロを超えてしまった場合のように思われます。
>884
最初に説明した内容で理解してもらったと思っていました。
これには、付属した部分の説明も必要なので、わかり難い説明に出来るだけならないようにするつもりですのでご理解下さい。
奥行き2mで幅が10mのベランダだとします。
ベランダの床の耐荷重は180kg/㎡とした場合、ベランダの床の面積は20㎡なので、均一に載せるなら3600kg(3.6トン)が大丈夫となります。
しかし、それはベランダの床だけのことです。
ベランダを支えている人間で例えた場合の肘に当たる部分が耐えられる重さではありません。
この部分がどれくらいの重さに耐えられるかは、形状によって大きく異なります。
この例に出したサイズのベランダが一般的な設計によるものだとした場合の自重はおよそ12トンくらいになります。
接合部分には、その自重のストレスが常に掛かっています。
更に、3.6トンもの重さが載るだけではないのです。
例えるなら、20キロのダンベルを、片腕を水平に伸ばしたまま持ち上げるのと同じ状態です。
この場合、先ほどの例とは違い、肘ではなく肩に大きなストレスが掛かるのです。
また、肘から掌までの距離ではなく、肩から掌までの距離になりますので、約2倍の距離になります。
距離が2倍になれば、肩へのストレスも肘までのストレスの2倍になります。
床にあるダンベルを、片腕を真下に垂らしたまま身体全体で持ち上げるのとは違うのです。
つまり、単純な重さだけでなく、接合部分からの距離に比例した重さが掛かりますので、単純に重さではあらわせないのです。
概念として例を挙げるとすると、ベランダの床全体では均一に3.6トンを載せることが出来るが、建物のベランダとしては、360キロしか載せることは出来ない。
このような感じです。
この360キロと言うのは、あくまでも例でして、実際に可能な重さかどうかは、ベランダを含む建物の構造計算などがわからないと出せない数値です。
オール電化で必要な貯湯ダンクは水を入れますと300キロから400キロの重さになります。
これをベランダに設置する場合、建物側に置いて補強する考えで設計すると、かなり不経済な建物になります。
接合部分が異常にがっしりさせる必要があるからです。
例えば、ベランダの床スラブを20センチから30センチにするとか、接合部分の補強部分を20センチから40センチにするなど、僅かな違いではないのです。
ですので、一般の方法は、構造体の梁をずらして貯湯タンクの下に来るようにするのです。
そうすれば、構造体を少しがっしりさせるだけで載せることが可能になります。
例えば、梁の高さを2センチ高くするとか、柱のサイズを2センチ太くするくらいの感覚です。
このように、重いものを何処かに載せることを想定して作ったベランダと、そうではないベランダでは、全く違う作りになっているのがほとんどです。
これで如何でしょう。
専門的な話しは分からないけどそういや思い出したけど、
ウチはコンクリートの境界壁なんだけどローコストはコンクリート境界壁にしないって
言ってた。というのもそもそもボードより遥かに割高だし、重いコンクリート境界壁を
支えるために普通のベランダよりも遥かに強い構造にしなくちゃいけないんだって
何かで読んだわ。つまりそれだけ強いバルコニー構造になってるってことよね。
>886
それは何か誤解しているように思います。
ベランダの床に避難ハッチはありますか?
避難ハッチがない場合、火災などでの避難経路として隣との境にあるボードを自力で壊して逃げられるようになっているのです。
避難ハッチがあったとしても、隣にはなく、火災などで隣からボードを壊して避難してきて、そこに設置している避難ハッチのはしごを下ろして下に逃げるようになっていることもあります。
隣家との境がコンクリートにする場合は、少なくともその部屋は隣に逃げること無く下か外に逃げられるようになっているのです。
ベランダを強くするためではありません。
ベランダを何かの理由で強くする場合、避難経路になっている場合には、床下に大きな梁を付けたりして補強します。
ビニールプールごときでベランダが壊れるような
安普請は建築法に違反してんじゃない。
なんにしても、ベランダの許容耐荷重は安全率を充分にとって許容耐荷重としてるから、許容耐荷重を越えたからといってベランダが壊れる訳ではない。
だから、お相撲さんとでも水遊び出来ますよ。
>888
避難経路がどのようになっているかで変るのです。
設計で、意図的に隣家との間にはコンクリート壁で仕切るとした場合、全戸に避難ハッチを取り付ければいいのですが、そのためには避難ハッチを取り付ける費用とコンクリート壁にする費用がおそらく販売価格で100万円くらい上乗せされるでしょう。
隣家との境を全部コンクリート壁にするとしたら、1箇所で総幅2mとした場合、1.5トンくらいの重量増加となります。
両面だと3トンの重量増加です。
そうなりますと建物全体の総重量がかなり増えますので、階数が高い場合、基礎のサイズを大きくしたり柱のサイズを太くしたり地下杭の本数を増やしたりすることになるので、更に販売価格は上がるでしょう。
しかし、仰る通り、ベランダの強度は上がります。
隣家との仕切っている近くは強くなっています。
でも、ワイドスパンにいなればなるほど真ん中辺りでの恩恵はあまり無いですし、思っているほど強くないと思います。
蓋を外した四角い箱の底を壁と考え、立てた状態と同じです。
箱の両側は縦の仕切りがありますので丈夫ですが、仕切りと仕切りの中間はぼよぼよです。