国土地理院発行の都市圏活断層図に拡大図で断層線が掲載されてます。官報売ってる所で販売してると思います。ネットでも見れたかも。
活断層は日本中至るところにあります。9月1日の朝日の一面にもあったように、21世紀の大きな地震は東日本大震災をのぞき全て未知の活断層によるものでした。すなわち、地震のリスクはどこでも存在し、安全な所はありませんが、警固断層は判明してる活断層の中では確率が高めです。そのように認識しておくのが良いと思います。感覚的には、日本中で犯罪が増えてるから油断できないが、中でも福岡県は犯罪が多いので警戒が必要といったところですね。
断層直上は危険です。動いたときに地盤が割れるから。それ以外の近隣は揺れるだけです。揺れた結果として割れることもあるけど。
また、軟弱地盤は地震には弱い。有明海沿岸とか筑後川、遠賀川沿岸は弱いです。埋め立て地は弱いし液状化の恐れもあります。地盤の強さは大まかには内閣府の揺れやすさマップに載ってます。
警固断層は少なくとも大宰府付近まで延びてます。ただし、全部が一度に活動するとは限らないし(南半分だけのこともありうる)、震源は点なので、当然震源近くの被害は大きくなります。地震の被害は一様ではありません。ケースバイケースです。
構造は免震、耐震が良いですね。立地は直上を避け、固い地盤が望ましい。ただ、生きてるうちに必ず来ると言われる東海地震のような切迫度はないとされてるので、リスクと利便性や経済性を天秤にかけて決めてください。
不動産屋に知識がないのは間違いない。ただ、知らずに答えられないのと知ってて隠すのは別です。大多数は知らないだけだと思います。
大きな買い物ですので、正しい知識を得て、納得いく判断をしてくださるよう祈ります。