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別スレで話が出たので作る事にしました。
数多い免震システムの中からIAU免震システムを選んだ方の経験談や検討されてる方の情報の場に出来たらと思いますので宜しくお願いします。
[スレ作成日時]2011-05-31 12:22:09
別スレで話が出たので作る事にしました。
数多い免震システムの中からIAU免震システムを選んだ方の経験談や検討されてる方の情報の場に出来たらと思いますので宜しくお願いします。
[スレ作成日時]2011-05-31 12:22:09
免震性能としては、
「転がり」「エア」は拮抗できるしょう。
今のところ、実大実験値をみると、「転がり」の方が良い(8~12gal程度)が。
恐らく、変わらないでしょう。
ここで加速度と震度の話をします。
0.6秒周期(一定以上の継続時間が必要)でみると現行の気象庁震度階は、
0.8gal以上 震度1
2.5gal以上 震度2
8gal以上 震度3
25gal以上 震度4
80gal以上 震度5弱
140gal以上 震度5強
250gal以上 震度6弱
450gal以上 震度6強
800gal以上 震度7
です。
2/1000の摩擦係数なら、最高、震度1(2gal程度)まで得られます。
これは、
「転がり」「エア」も実現可能かもしれません。
残るは、他の問題でしょう。
実大実験をみても、IAUのもの、エアのもの、免震した上部構造が良く止まっている。
良い免震は、不動点状態になって、止まっている。
その免震性能を、どちらが、安価にして、(長期的にも)安定的に、得られるかどうかだろう。
ただ、お金を度外視して建てたいという場合もある。その場合は、免震性能の安定性の問題だろう。
容易に、免震性能の安定的に得られるのは、「転がり」だろう。
「エア」は、まず、浮上させる必要がある。
1.電気使用
2.直下型地震に間に合うのか
3.上下動の大きい地震に対して、跳ね飛ばされないのか。
4.今回の大震災のような連続する余震に対応できるのか。
といった問題以前に、
まず「浮上させる必要がある」ことが問題なる。
「免震」を得るのに、そこまでする必要があるのかどうかだ。
同等の免震性能を安定的に得るのに、他になければ、別だが。
>まず「浮上させる必要がある」ことが問題なる。
>「免震」を得るのに、そこまでする必要があるのかどうかだ。
>同等の免震性能を安定的に得るのに、他になければ、別だが。
「転がり」よりも「エア」が、免震性能が、極めて良いかだ。
>今のところ、実大実験値をみると、「転がり」の方が良い(8~12gal程度)。
では、高い免震性能が、長期安定的に得られるかだ。
「転がり」免震では、一流の製造メーカーで40年保証されている。
そこまでの長期安定性の確認が得られているので、40年保証がなされている。
「エア」は、どうかだ。
風で転がるのが嫌だ
次に、
「エア」は、まず、浮上させられても、
以下の問題がある。
1.電気使用
2.直下型地震に間に合うのか
3.上下動の大きい地震に対して、跳ね飛ばされないのか。
4.今回の大震災のような連続する余震に対応できるのか。
浮上の安定性に関して、
1.浮上しても安定するのか。
2.荷重のちがいにより、接触する箇所があるとねじれる。
まだこれだけではない。
「エア免震」は、地震のことがわかっていないので、
現状、
地震中も働く「復元材」をもたない。
それと関係する「減衰材」(ダンパー)ももたない。
状態です。
今回の東日本大震災では、
地殻変動の大きさから、地震時に地面(敷地)は、GPS観測の結果から、数十cmまたはそれ以上のずれ(東日本大震災では牡鹿観測点で約5.3mの水平移動を観測)を起してしまい、敷地が移動して、元の位置に戻らない状態になるわけです。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/11apr_sanriku-oki3/index.htm
地震中も働く「復元材」をもたないといけないということです。
それと同時に「減衰材」(ダンパー)ももたないといけなくなります。
また、地震の継続時間
今回の東日本大震災では、例えば、いわき市小名浜(小名浜特別地域気象観測所)震度6弱で 約190秒 、仙台宮城野区五輪(仙台管区気象台)震度6弱 約170秒 継続しました。
このように、震度6弱で 約190秒の地震だと、震度3・4程度にまでおちるのには、もっと時間が掛かりますので、浮上時間は大丈夫かという問題があります。
本震後の余震に関して、
平成16年新潟県中越地震では、地震発生直後の4時間だけで、164回の有感地震が発生、震度4以上だけでも26回発生しています。約1週間で580回、震度4以上で45回、震度6弱以上で5回も発生しています。
東日本大震災では、約1週間(3月18日12時)で発生した余震は、M7以上は3回、M6以上は49回、M5以上は262回、震度6強以上が3回も発生しています。有感地震は無数にありました。
その間、電気が復旧せずに、対応できるのか。
この問題は、長期安定的に免震が得られるというよりも、地震中において、免震が安定的に得られるかという問題になります。これは実に大きい。
しかし、その地震までに、20年後、30年後ということだってある。
その時に、本当に機能するのかという問題である。
これが、長期安定性の問題だ。
また、現状の浮上する量で良いのかどうか。
2004年新潟県中越地震での、
70cm程度の上下動
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/kyoshin/jishin/041023_niigata/1756/...
に対応できるのか。
15~30cm程度の上下動は考えざるをない。
それに対応できるのか。
>上下動の大きい地震に対して、跳ね飛ばされないのか。
という問題がある。
>直下型地震に間に合うのか
これは一番心配だ。
ほとんど初期微動がなく、緊急地震速報も間に合わないことも多い。それにリンクしていても意味がない。
破壊力は、今回の震災でも、その後に続いた直下型地震の方が被害が大きかったということもある。
これから心配されているのは、
・首都直下地震
・近畿圏・中部圏地震だ。
阪神大震災の震度7の帯での、被害は凄まじいものがあった。
直下型地震に間に合うのか、これは一番重要だ。
>地震中も働く「復元材」をもたないといけないということです。
>それと同時に「減衰材」(ダンパー)ももたないといけなくなります。
これをつけると、普通の共振する装置になる。
長周期地震に共振する装置になる。
摩擦係数が極めて小さいから、「減衰材」(ダンパー)をつけないと非常によく共振する。
そうなると、
普通の、
1.転がり免震支承
2.「復元材」(地震中も働く)
3.「減衰材」(ダンパー)
とどこが違うのか、分からなくなる。
「エア断震」は、電気を使用して、浮上を待つ時間が必要な分、ディメリットにしかならないだろう。
ここで、IAU免震は、
長周期地震に共振しない装置である。
高い免震性能で、且つ、共振しない。
また、500年に一度の強風にも揺れない。
IAU免震の特徴を書けば、
1.免震性能が良い。
2.強風時に揺れない。
3.長周期地震に共振しない。
4.地震後に、建物が元に位置に戻る。
地震後に建物が元の位置から10cm、20cm(またそれ以上)ずれていると、そのため余震に対応できない危険性があります。地震後に建物が元の位置に戻ることです。
5.不同沈下に強い。
今回の東日本大震災では地盤の不同沈下が多く見られました。地盤の不同沈下で基礎が傾くと、免震建物がずれて、免震が効かなくなる免震が多い。基礎がある程度傾いても大丈夫な免震でないといけません。
6.メンテナンスフリー、「電気使用禁止」
戸建て免震の場合、あまりメンテナンスがされません。複雑な装置ではいけません。また、耐久性のあるものでないといけません。
風揺れ固定装置の大臣認定時の基準の地震・強風時等での「電気使用禁止」は、そのひとつです。大地震・台風時には停電になることが多いからです。また、今回の東日本大震災のような長期間の停電、余震の頻発から見て、電源式で対応できるものではありません。
地震はいつ来るかわかりません、場合によっては、数十年後かもしれません。その時に効かないものは意味がありません。
7.価格が安い。
8.実績が多い。強風・地震によって証明されている。
9.「大臣認定」取得等の法律遵守。
でしょうか。
今回の大震災で、以下の2つは極めて重要でした。
3.長周期地震に共振しない。
4.地震後に、建物が元に位置に戻る。
5.不同沈下に強い。
また、
1.免震性能が良い。
2.強風時に揺れない。
3.長周期地震に共振しない。
4.地震後に、建物が元に位置に戻る。
5.不同沈下に強い。
6.長期安定性、高耐久性能
をいかに、安く実現できるかでしょうか。
IAU免震は、それをほぼ実現できたと思っています。
あとは、量産効果で、値段を下げることです。
量産に入るために、
例えば、
当初数年だけ、国から半額補助がつけば、
量産効果が出てくれば、現状の300万円台を、半額の100万円台程度まで下げられる。
その予算も、当初数年のみ
1万戸/年×150万円=150億円/年
で済みます。
普及にはずみがつけば、より価格を下げる努力をしていくことになるでしょう。
300万円台というのは、何坪くらいですか?
IAU方式は風に対しては風揺れ防止装置が付いているから、一条の免震のようにズレることは無い。
ただし、強風の時に数ミリ位の揺れを感じることがある。
>300万円台というのは、何坪くらいですか?
建坪20坪程度、総2階40坪程度です。
IAU免震の場合は、工務店・ハウスメーカーによって経費率が違いますので、幅があります。
また、大きな面積の住宅ほど、坪単価は下がってきます。
風揺れ固定装置、ダンパー、引抜き防止・捩れ回転抑制装置を必ずつけるからです。
各装置1基(引抜き防止捩れ回転抑制装置は2基)づつ必要としますので、
規模が小さいものほど、坪単価が上がります。
建坪20坪は、割高な方で、それよりも大きな住宅は割安になってきます。
>>No.1003
>IAU方式は風に対しては風揺れ防止装置が付いているから、一条の免震のようにズレることは無い。
>ただし、強風の時に数ミリ位の揺れを感じることがある。
今度は一条工務店の批判が始まるのかな。
「数ミリ位の揺れを感じることがある」? 意味不明の文章だな。
HPで一切クレームがないと断言しているが、やはりクレームがあるんだろう。
こういう誤魔化し方が特徴だな。