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間もなく建築を依頼するメーカーも絞って、契約に至るかというところです。
手付金は分かるのですが、建築の中間でさらに支払(建築費用の1/3程度)、完成時に残額を
支払うというのは一般的なのでしょうか?
それとも完成時に全額を支払うのが一般的なのでしょうか?
[スレ作成日時]2011-02-08 20:11:41
間もなく建築を依頼するメーカーも絞って、契約に至るかというところです。
手付金は分かるのですが、建築の中間でさらに支払(建築費用の1/3程度)、完成時に残額を
支払うというのは一般的なのでしょうか?
それとも完成時に全額を支払うのが一般的なのでしょうか?
[スレ作成日時]2011-02-08 20:11:41
5です。
10さんは建設業でしかも管理職の方なので、やっぱり業界の方の意見だなと思いながら拝見しました。
私は消費者の立場から違った意見を述べたいと思います。
>反対の立場になって考えてください
>相手もそう思っているはずです。
確かに業者にとっても、施主の支払い能力は気になるところでしょう。しかし、ほとんどの施主が
ローンを利用する現状ではこの件に関しては業者の方が有利です。なぜならば、施主の支払い能力を
銀行が厳正に査定してくれるのですから。
対する施主は、工務店の財務状況の開示など受ける事はできません。
>「対価」という言葉をご存知ですか?
>工務店が立替払いしている材料や、住宅設備費用
>については、工事進捗に併せて出来高を査定して検収をして
>中間払いを行うのが本来の姿です。
工務店はその都度立替払いをしているのだから、施主も同じようにその都度支払うのは当たり前
というお考えかと思います。一見正論のように思えますが、他の業種ではそんな事はありません。
例えば家電や自動車などの製造業では、設備投資をして人を雇い入れ、材料を仕入れて製品を作ります。
この間、お客様からは一切お金を頂きません。しかも、作った製品が売れるかどうかの保証もありません。
それに対して注文住宅は、注文を受けてから材料を発注し、大工を手配して造るのです。買主が
決まっているのですからリスクはほぼないのです。
いったい、支払いを完成時一括払いに出来ない理由はなんなんでしょうか?
>請負契約一般では、仕事の完了時に全額支払うというのが普通です。
>ということはありません。
請負契約とは、当事者の一方(請負人)が相手方に対し仕事の完成を約し、他方(注文者)が
この仕事の完成に対する報酬を支払うことを約することによって成立するもの。仕事の完成という
結果に重きを置いているのですから、仕事の完成時に全額支払おうというのが自然な考え方だと思います。
例えば、消費者がしそうな他の請負契約に洋服や家具のオーダーがありますが、この時着手金や中間金を
支払うというのは一般的でないと思いますがいかがでしょうか。
着手金や中間金を支払うということが”普通”だとして行われている請負契約は、建設業のものが
ほとんどだと思います。なぜそうなっているかというと、No.5で述べた理由が1つあります。
その他には、ダムや道路のように大規模で長期間にわたる公共工事があるからです。このような工事では
大きな会社であってもさすがに資金繰りが問題になります。もしも資金繰りが苦しくなってくると、
最初にしわ寄せがいくのが下請けや孫請けのように弱い所です。ここへの支払いが遅延したりすると、
そういう小さな会社は黒字でも倒産してしまう事がある訳です。ですからこのような事態を防ぐために、
行政はすすんで着手金や中間金を支払っているのだと思います。
公共工事とは違って、一般的なサラリーマンが買う住宅の原価などはせいぜい1~2千万で、
工期も3~4ヶ月くらいでしょう。しかも下請けへの支払いは翌月か翌々月のはずです。
この程度の資金繰りがつかないようでは安心できないので、そのような会社は注文住宅の元請けなど
して欲しくないと思います。
以上、長文にお付き合いくださりありがとう御座いました。
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