前スレが1000を超えたのでPart2を作りました。
引き続き意見交換しましょう。
よろしくお願いします。
前スレ
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/9776/
[スレ作成日時]2011-02-08 13:13:25
前スレが1000を超えたのでPart2を作りました。
引き続き意見交換しましょう。
よろしくお願いします。
前スレ
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/9776/
[スレ作成日時]2011-02-08 13:13:25
>> 150さん
> 蓄熱暖房機は輻射熱によって断熱材の内側にある物体に対して蓄熱させて部屋を暖め,
> エアコンは空気を暖めます。
レンガは確かに遠赤外線(電磁波)を出します。
ただ、空気との伝熱の効果も大きいです。
特に、蓄熱暖房機のようにレンガを500℃から700℃まで上げるような設定だと、
殆どが空気への伝熱でレンガの温度が冷えていきます。
その証拠として、ファンを入れると、レンガの温度が一気に下がります。
遠赤外線の放射がメインなら、周辺の僅かな温度変化でレンガの温度が変わることは少ない筈ですが、
ファンを入れて周辺温度を変えるだけで、熱伝達効率が一気に変わります。
蓄熱暖房機は宣伝文句としては、遠赤外線暖房と言うし、実際に遠赤外線も出しますが、
遠赤外線のランプを使うような直接的な遠赤外線と違って、
遠赤外線が暖房に寄与する主な要素ではありません。
実際は、蓄熱暖房機も部屋を直接暖める訳ではなく、周辺空気を暖める暖房機器です。
空気を暖めるということに関しては、エアコンと同じです。
そして、断熱性能が良ければ、壁や床は部屋の空気によって暖められます。
これも、エアコンを使っても同じことです。
断熱性能にも依るけど、平衡状態になると、
エアコンだろうが畜暖だろうが、床や壁と室内の気温差は差ほどないので、
床や壁からの冷気を感じることは無くなります。
壁から輻射熱が出るのではなく、冷気を感じなくなるのです。
気密断熱性能が悪いと、コールドドラフトなどの対流が起こって、
床に冷たい空気が流れ込むので、平衡状態での部屋の上下での温度差が生じることがあります。
コールドドラフトは、壁と室内の空気に温度差がある場合に起こりますが、
ある程度の断熱性能があれば、平衡状態に達した後で起こることはありません。
窓は壁よりも冷えているので、窓からはコールドドラフトが起こりますが、
面積も少なく、流量も大したことがないので、北側の窓や、夜間にカーテンをすれば、
人が感じるような部屋の上下での温度差を生み出すようなことには繋がりません。